ひっさしぶりのひっさしぶりの登山!

久しぶりなクセして、大してトレーニングもしないまま当日を迎えてしまった。
やったのはお家でスクワットのみ。
現在炊飯器の調子が悪いため、ル・クルーゼで炊飯しているのだが、火を止めるまでの15分余りを、スクワットの時間に当てていた。

本当はランニングをしようと思っていたのだが、走ることへの喜びをどうも見出せない。だから結局1度も走らないままとなってしまった。

当日は、体調が思わしくなく、麓から40分ほど登ったところにある「仙水小屋」にたどり着くだけで、息が上がって死にそうだったので、翌日からの甲斐駒登頂が不安で仕方なかった。

朝4:30頃からヘッドランプを付けての登山。ヒーヒーいいながらも、無事8時頃には頂上にたどり着けた。
小屋に荷物を預けていたので一旦小屋に下り、そこから重い荷物を背負って麓まで下りるのだが、ここが一番キツかった。

予定では、甲斐駒の翌日に仙丈岳もやるつもりだったが、生理が本格的に始まってしまったことと、なにより体調が思わしくなかったのとで諦めた。

行きは、甲府駅からバスで2時間半の山道を走るため、酔いやすい私は酔い止めを飲んでいったからよかったのだが、帰りは気持ち悪くなってもなんとかなるだろう、と酔い止めを用意しておらず、案の定、甲府駅でケロケロと吐いた。

それにしても、山ガールブームが叫ばれて久しいとはいえ、甲斐駒ケ岳のようなアルペンな山には、まだまだガールはおらんかった。
趣味は浅く広く苦労せず、ってところか。

しかし、私も登山を始めて久しいが、普段トレーニングというものを全くといっていいほどしないため、毎度ビギナーのような登山っぷり。
今回、トレイルランニングをやっている女子と一緒に行ったため、自分の体力の無さを痛感する登山となった。
もう、軽々か〜るが〜ると登っていくんだよ。彼女は。

「一日目に甲斐駒行ってさぁ、二日目に仙丈やろうよ」
居酒屋で偉そうにしゃべってた自分が恥ずかしい。


普段から脈拍も多い私は、きっとこういう運動は向いていないのかもしれない。
登っている最中も、
「これで、『趣味は登山』なんつー、しんどいやつをやめよう。是非やめよう」とよく思う。
もともとバンドしかやっていない超インドアな人間なのだ。30過ぎてから登山を始めたことに無理があるのだ、と言い聞かせ、是非とも君には身の丈にあった趣味を見つけていただきたい、と、今回の甲斐駒登山中に己に語りかけ、では何にしようか?また油絵でも始めるか?もう一度TAMIYAカラーを一から集めてプラモ作りに興じるか?

そう思っているってのに、下山するとあら不思議。

「また登りたい。やっぱ登山はええの〜う」

と心から思うのだ。