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門扉フェチ。門フェチ。モンフェチ。

私は門扉が好きである。
所謂、一軒家で言うと玄関の外側にある扉のことであり、
訪問販売やらが
「ピムポウン。すみませぇえええん」と言いながら立ち尽くすところにある、あの門扉である。

であるから、住宅街を歩くとなると、必然的に人んちの門扉をそれはもうギラギラした目で見、ついでに猫氏はおらぬかと思うておるから更にギンラギンラした目になる。
そしてお気に入りの門扉を見つけるや、
「なに、わかってらっしゃるぅうう」と笑みを湛え、その門扉を「き」と開ける。
ことをすると住居侵入罪でしょっ引かれるからやらず、妄想を膨らませ、心の中で「き」と開ける。

私のこの門扉フェチ、その造形のみならず、
「この門を開けた時の感触、音、締めた時の音色」までで一つ、である。

「なに、めっさキレイやん」
と思い、いざ交わってみたら激マグロ、或いはその逆でノリが酷すぎてついて行けない女などに当たってがっかりする男の気持ちはわからんでもないのかもしれない。

であるから、門扉の意匠がめさくさ好みであったとしても、開けてみて、締めてみて、それがよろしくなかったら私はもう厭である。
「ふざけんなよBBA」とも思う。

しかしながら、愛しの門扉は既に他人のものであるから、私が交わることはなかなか難しく、童貞男子のように悶々とした日々を送るしかないのである。

たまに、ホームセンター的なところに、門扉の展示などがあったりするが、決まって不細工なソレしかない。そんなものは開けたいとも思わない。

ではどういう音がお好みなのかというと、これもまたいろいろあるのだけれどもその中の一つとして挙げるならば。

「バイオハザード 中庭あたりのフェンスの音」であろうか。

文字にしてみるならば、
「きぃいいいいいい(開く)、かしょかしょおおおん(閉まる)」というやつだ。
あれを聞くと私はもう、いつもその音の余韻に浸ってしまって大体ゾンビ犬に「がうがうがぶぶふふう」とやられる。

というようなことを、先日飲み会の席で発表させていただいたところ、
「全然理解できない」と一蹴されて終わりだった。

孤独だ。

「門 フェチ」でググってみたが、なにやら変なサイトが上がってくるばっかりで、それらしいのは引っかからない。

でもきっとどこかにいるはずなんだ!モンフェチ。


ちなみに写真をご覧いただきたい。
門というのかなんというの?こういうの。

無意味な戸。

これは旅館の部屋に入る前にある木枠の戸であるが、こういうのもまた非常に好きである。
もう、いつまでーも開けたり閉めたりしていたくなるのである。

何かの病気だろうか。そうかもしれぬ。ぐぐぐ。