アコギはアコギな奴なので、音がデカイ。
よって家で弾くには不向きなので練習したけりゃカラオケに行く。

スタジオを借りればよいのだが、私は心配性だ。
個人練習だと予約ができないスタジオにギターを背負って出向き、
「満室です」
と言われたらペッコリと凹むこと間違いなしなので行かない。

だからカラオケに行く。

ギターに飽きたら歌も歌えるし。
タバコも吸えてお茶も飲めて、なんなら何かを食することすらできてしまう。

しかし家の近所にあるカラオケ屋は、何故かいつも混んでいる。
フロアに誰も待っていないというのに、
「只今満室です。次の空き予定は一時間後です」と毎度言われるので、
これはもしや、「おひとり様はもうからないから断れ」
とバイトリーダーから言われているやもしれぬ、と考え、もう二度と行かないことにした。考えすぎということもあるが。

で、仕方がないので夏は必ずG−SHOCK(つまりゴキが出る)な、オンボロカラオケ屋に行くことが多いのだが、先日ここを訪れた時、受付の兄ちゃんが不審だった。

「空いてますかー」
「何名様ですか」
「一人です」
「あー」
「え、空いてないんですか(いつもスカスカなのに)」
「いや、うーん、じゃ、いいですよ」
「どういうことでしょうか」
「いえ、今の時間、大部屋しか空いてないんで」
「はぁ(大部屋?そんなものこの施設にあっただろうか)」
「じゃ、2階になりますけど、混んできた場合、延長できないので」
「はい」

そして通された部屋は、きっちり座っても6人がやっとの、なんなら狭いくらいの部屋。しかも昔通されたことがある部屋だった。
それに、2階には3部屋あるが、他の2部屋は客がいなかった。
「じゃ、混んできたら延長できないんで」

兄ちゃんは本日2回目の念を私に押して去っていった。

うーん。
確かにそのカラオケ屋は、お茶が1杯ついて2時間600円の超破格値である。
それをおひとり様にやられては、儲かるものも儲からないと嘆きたくはなるだろう。
しかし私はそこを利用するのは初めてではないし、むしろ3回はG-SHOCKを経験している。しかし悲鳴のひとつも上げず、時間を全うし、「もしかしてあのソファ、ゴキの温床となってはいませんか」などの文句の一つも言わずに金を払ってきた、なんなら立派な顧客である。

なのにこの扱い。

絶対嫌がられてる。

もう二度と行かない。

ってわけで、ステージを吉祥寺に変更したのだ。

シダックス。フリータイム。フロントの店員さんは、おそろしく懇切丁寧な応対をしてくださり、涙が出そうになった。


ギター弾いて、たまに歌うたって、挙句の果てには
「ちょっと物まねやってみよう」と思い、
「ミラクルひかるがマネする中島美嘉のマネ」で「ORION」を歌ってみて、ちいとも似ていないことに驚いてみたり、いや結構独りカラオケは面白いよねそうだよね。


とりあえず今、アコギをいかにしてロックに弾くかを勉強中。
これまじめに。