nYoの どうにも、真実が気になる。

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3回

福島原発を狙った、人工地震以外の攻撃の影④ 島津洋一氏の文章

③の続き

 前回のエントリーで、福島原発の今までの点検漏れ等のずさんな管理体制と、311事件後にも街宣車ゲートを突破するというそのセキュリティの甘さを紹介した。
 また、311事件よりも以前。2010年6月にもあわやメルトダウンという、非常用ディーゼルがすぐ作動しなかった件と、その時の東電発表で、外部電源にすぐ繋がらなかった理由を瞬間的な誤信号が三回あったことを書いた。そしてStuxnetによる攻撃は、出力周波数を短時間のうちに1410Hz、2Hz、1064Hzと順に変化させ、制御系システムの通常動作の妨害をすることを併せて紹介した。


 で、今回は「島津洋一」という日本人ジャーナリストがアメリカメディアに発表した記事を紹介する。


---以下転載---

日本人ジャーナリストが驚くべき推測告白 福島原発で核兵器開発
http://ameblo.jp/don1110/entry-11042946542.html

 日本人ジャーナリスト、島津洋一氏は 6日、米メディアに発表した文章が世界を騒がせている。島津氏は3月11日の巨大地震後、福島第一原発事故に対する日本政府、東京電力の説明は矛盾だらけで、事故拡大の危険を冒しながら、海外からの救援隊の原発内への受け入れを拒んだことに関して、福島第一原発には人に知られたくない秘密があるのではないかという疑問を発した。
 その秘密というのがなんと、原発で核兵器の開発を行っていたのではないかというのだ。

(略)

 島津氏は国際的に有名なジャーナリストで、かつて日本最大の英字紙「ジャパンタイムズ」の編集長だった。今回の文章は日本でも大きな反響を巻き起こしている。日本のインターネット上では、島津氏を「陰謀論者」と非難し、「でたらめだ」という声もあがっている。

(略)

http://cocorofeel.blog119.fc2.com/
極秘のUS-イスラエルによる核兵器移動が福島の爆発をひきおこした

Yoichi Shimatsu
10-2-11

 16トンの核物質と核による大災害が、あなたの手にしたものだ。 福島第1原子力発電所をゆるがした爆発は、東京電力のいう水素爆発に比べて、より強力なものだった。ワシントンの情報筋によると、実際の爆発の原因は、アメリカの核兵器製造施設から不法に持ち込まれた核弾頭の核分裂で、使用済み核燃料冷却プールの冷却水の蒸発が、そこに保存されていた兵器級プルトニウムとウランの起爆につながった。
 アメリカイスラエルが、秘密裏に日本の核武装を支持しているという事実は、最近の歴史の中で最大の公的隠蔽とされている。アメリカの戦略兵器の盗難が、ブッシュ/チェイニー・チーム ― 安倍晋三首相 ― イスラエル政府のエフド・オルメルトという3つの関係の下、最も高いレベルで認可されたことを、一連の出来事の経過が示している。

東京のストレンジラブ

 2007年前半に、ディック・チェイニー副大統領は、彼の最も親しい側近と東京へ飛んだ。新聞社説は、彼の訪問が秘密に包まれていると記している。
 チェイニーは、久間章生防衛庁長官を秘密会談から閉めだし、冷たくあしらった。イラクが大量破壊兵器を所有していると主張していたブッシュ大統領を批判したというのがその口実だったが、より切実だったのは、防衛庁長官が、秘密の日本核開発計画をペンタゴンに明かすかもしれないという懸念だった。ホワイトハウスへの認可を求める日本の核開発計画に、統合参謀本部が反対するのは確実だったのだ。
 発表されていないチェイニーの訪日の理由は、アジア 太平洋地域における四カ国同盟を進めることにあった。4つの礎石 - 米国、日本、オーストラリア、インドが、中国とその同盟国である北朝鮮ロシアを囲い込み、対峙するように求めることだった。日本は、この大同盟が釣り合いを欠いているという見方をしていた
:3カ国は核と敵とするその一方で、*米国は4カ国中で唯一のものだった。(* 核を保持しているという意味?)

 安倍は彼自身の核への野心のために、ロシアよりのカードを探っていた。アメリカ大使館ケーブル(9/22)で述べられたとおり、読売新聞はホワイトハウスに対して挑戦の働きかけをした
:「昨日、政府と国内の電力会社は、ロシア国営核独占企業であるAtompromに、原子力施設使用のウラン濃縮を移管するための、ロシアとの最終的な会談に入ったということがわかった。」ワシントンが日本の核装備受け入れを拒否すれば、東京はモスクワに方向転換するだろう。

 自民党が2006年9月に安倍を首相に選び、タカ派的な安倍は、防衛の厳格な体制と非核原則という戦後の政策を乗り越えていくことを繰り返し求めた。日本の核装備への支持は、彼の家系から生まれたものだ。彼の祖父である岸信介は、戦時中に原子爆弾のプロジェクトを育て、戦後は首相として、一般の核開発計画を制定した。彼の安倍晋太郎(元外相)は、1980年代にロシアと取引をして、ロシア-日本カレッジを後援しているが、ここはオウム真理教(外国諜報機関のフロント)に運営され、崩壊したロシアから軍事科学者を雇っていた

 日本の核装備をアメリカが受け入れるにあたっての一番の障害はペンタゴンで、そこでは真珠湾と広島がアメリカ軍の優越性を正当化するシンボルとして残っている。アメリカと相互に譲歩がありそうなルートとしては、核兵器の製造を監督する民間経営のエネルギー省(DoEを通すことだった。

キャンプ・デービッドでの前進

 安倍のワシントン訪問に続いて行われたこの取引は封印されている。ブッシュはニクソンの失墜につながった盗聴には慎重で、キャンプ・デービッドではプライバ シーの方を好んだ。4月27日、この素朴なロッジで、ブッシュと安倍は45分にわたり協議したが、漠然とした概略でさえ明らかにされることはなかった。

 安倍が示したロシアのカードから、彼が濃縮ウランを買っていたことが示唆される。アメリカ製のウランとプルトニウムは世界で最も純粋な核物質で、99.9 パーセントの純度をもつ。鉱物の不純物質の欠如は、その出所をつきとめられないということだ。対照的に中国やロシアの研究室の材料は、濃縮プロセスの間に取込まれた不純物により出所を特定することができる。

 安倍には、難解なテクノロジーに対する広い知識がある。彼の1980年代最初の仕事は、神戸製鋼のマネージャーだった。その研究者のうちの1人が、天体物理学者村井秀夫で、彼はソビエトの電磁気テクノロジーを「常温形成」鋼に適応させた。村井は後にオウム真理教の主任科学者になったが、オウム真理教は安倍の父によって始められたプログラムの下、ソビエトの武器技術者を雇い入れ た。安倍は政府の活動を始めると、JETRO(日本貿易振興会)の米国支所に配属された。そのニューヨーク事務所は、ペンタゴンと主な防衛システム開発請負業者の先進技術を盗み出すための、データベースを解読するコンピュータのホストをつとめた。そのハッカー・チームは東京大学の最高のゲーマーにより率いられ、彼はオウムに入った。

 1995年の東京地下鉄サリン事件後、安倍は公共関係のキャンペーンのため、オウムと距離を置くこ とになる。そしてその12年後には、安倍はキャンプ・デービッドにいた。ブッシュとの会談後、安倍はインドへ飛び、新しい冷戦に懐疑的なデリーで、チェイニーの四カ国同盟を受け入れさせようとし、チェイニーがこの取引をおそらく完了させることになる。このすぐ後にハリケーン・カトリーナがアメリカを襲い、 安倍訪問は一般の記憶からぬぐいさられた。

テキサスでの犯罪

 BWXT Pantex(アメリカの核弾頭施設)は、アマリロ郊外のTexas Panhandleにおいて16,000エーカー以上の拡張をした。このサイトはDoEバブコックウィルソンにより管理され、有効期限を終えた核弾頭の保存場所として用いられている。1989年のロッキーフラッツ(核兵器製造施設)閉鎖にともない、その保有核がPantexへ移されることになったが、秘密取扱許可が必要とされるようになり、核を盗み出すことが明らかなターゲットになった。
 2004年6月、National Nuclear Security Systemのアルバカーキ事務所がハックされ、Pantexの11人の連邦従業員及び177人の契約者の、個人情報と秘密取扱許可データが盗み出された。 NNSAはセキュリティ侵入から3ヵ月後まで、内部犯行の疑いがあることをエネルギー相サミュエル・サミュエル・W・ボドマンや副大臣Clay Selに知らせなかった。

 ブッシュと安倍がキャンプ・デービッドで会談している間、Pantexの500人の組織化された警備員が45日間のストライキを始めた。DoEの査察官オフィスによると、スト破りが雇われたが、多くは入り込むことができなかった。また目撃者の発言を引用して以下のように報告している
:「交替の警備員が実際には試験に落ちていても、BWXT当局は合格点を与えていた」。状況は、映画の「オーシャンズ・イレブ ン」の強盗とほとんど同じくらい滑稽で、核によるハルマゲドンが危うくおきるところだった。

 2ヵ月間にわたるストライキの合間を縫って、弾頭芯を載せたトラックがゲートから出た。容器に詰められた約16トンの核弾頭は、核分裂防止のため冷蔵された容器の中に入れて牽引された。この危険な貨物は、ヒューストン港でイスラエルの国営海運会社所有の船に載せられた。放射性物質は、大量破壊兵器を禁止する連邦プログラムの下、民間契約の港視察官 Roland Carnabyにより監視されていた

 情報機関係者は、Carnabyの銃撃死についていまだに騒いでいる。
 2008年4月29日に、ヒューストン警察が彼をハイウェイで追跡して射殺した。彼の港湾モニターに関する契約は、イスラエルに拠点を置く、前イスラエルの国防軍役員の所有の警備会社 NICE(Neptune Intelligence Computer Engineering)に与えられた。
 データの盗難から密輸に至るPantexの違法行為を通じての、ブッシュ とチェイニーの核問題のポイントマンは、DoEの課長補佐Clay Sell(アマリロ出身の弁護士で、Panhandle連邦議会議員 Mac Thornberryの前補佐官)である。Sellはブッシュ-チェイニー政権移行準備チームで働き、核問題に関する大統領への最高アドバイザーになった。また、彼はDoEにおいて米国核兵器複合体を直接担当したが、それは全国17の研究所とPantex施設を含んでいる。


イスラエルの裏切り

 日本への核の積荷は、ホワイトハウスによる法的否認権のため、第三者の仲立ちを必要とした。情報筋によれば、イスラエルは追加支払いを東京に要求する際、エージェントというよりブローカーのようにふるまった。イスラエルは彼ら自身の兵器のために新しい核弾頭をかすめ取り、古いものを届けた劣悪な弾頭は濃縮を必要とするため、日本は激怒して返済を要求したが、イスラエルはこれを拒否した。2008年秋、安倍総理が辞任した時から、東京は援助を求めることをやめ、ブッシュは役に立たなくなった。

 日本の核の開発者である経産省は、福島第1原発ウラン弾頭を濃縮する以外に方法がなかった。(福島第1は核拡散防止検査官の発見を避けるのに十分遠い場所にある)日立GEプルトニウムのためのレーザー抽出方法を開発したが、それには膨大な量の電力を必要とする。これは原子炉一機が予定外の稼働をしなければならないということで、3月の地震が襲ったとき、それが実際に行われていた。
 日本は国連のパレスチナの権利を支援することで、テル・アビブに対して平手打ちをあびせたが、それに対してイスラエル秘密情報機関は、日本の核施設をStuxnetウイルスで攻撃した。

 東北の地震までは、ファイアウォールがStuxnetを寄せつけなかったが、地震は6機の原発の背後にあった送電塔を倒壊させ、停電がコントロールシステムを崩壊させ、少しの間ファイアウォールを停止させた。コンピュータが再びオンラインになると、Stuxnetは予備発電器をシャットダウンするために浸入し、地震と津波の間の20分間、福島第1のポンプと弁が動かなくなりタービン室は洪水被害にさらされた。
 貯蔵プールへの冷却水の流れが止まり、蒸発が速まり、過熱した核弾頭の分裂が、爆発ときのこ雲につながった。海辺にあって原発を見おろす飯館村山頂の住人らは、煙の柱を目撃し、のどに金属の味がしたという。

課せられる罪

 東北の地震と津波は、福島第1に損害を与えるのに十分強力だったが、この天災は2つの外部要因によって非常に拡大されることとなった
:津波前の危機的な20分間にコントロールシステムをシャットダウンしたStuxnetウイルスの拡散
; そして核施設を破壊し全ての地域を汚染した兵器級核物質の存在。

 関係する3つの勢力の中で、誰に最も罪があるのか?これら3つは、地域規模での大量殺人、負傷、資産の破壊という罪を犯しており、国際法に基づく各々の管轄区での刑事告発と、それに伴う損害賠償支払いの義務がある。
 ホワイトハウス、特にブッシュとチェイニー、そしてDoEの共謀加担者は、安全装置なしで違法に核弾頭を運び出し輸送したことに対する責任がある。
 イスラエル国家は、アメリカの戦略的装備を盗み出し、日本政府に対する詐欺と強奪をおこなった。そして戦争行為にも等しい重要なインフラへのコンピュータ攻撃に関係し、致命的な結果を招くことになった。
 安倍首相経産省は、憲法に反して兵器級核物質を供給し、危険性を無視して、向こう見ずで無秩序な保管、濃縮、抽出をおこなった。安倍が、最初にウランとプルトニウムの濃縮を求めなかったならば、他の勢力が関係することはなかっただろう。日本が犯罪への加担を生み出したのだ。

 国際刑事裁判所は、何百万人の人々の健康-日本、カナダ、アメリカ合衆国、ロシア、南北朝鮮、モンゴル、中国、おそらく北半球全域に関する訴訟をとりあげるだけの十分な根拠を持っている。福島の災害は、卑劣な独裁による人権侵害以上の罪であり、ニュールンベルクや東京裁判所の告訴に匹敵するほどの、人道に反する罪だ。 起訴をしないということは共犯のようなものだ。
 もしもあらゆる暗雲の中に希望の兆しがあるとすれば、それは東北の地震と津波が、第三次世界大戦への動きを止めることで、さらなる愚挙から世界を救ったということだ。

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転載終わり。

どうしてこれほど電気が必要なのか、やはりでしたね。
そしてこの前も書いたように、あのオウム騒動は村井さんが殺された理由はこれではないでしょうか。
ごく普通に考えれば、いくらタカ派といっても安倍さんや経産省が勝手にするはずもなく、陰の支配者がいるのは間違いないでしょう。

---転載ここまで---


 この文章に書かれている内容は、311事件の具体的な引き起こされ方は書いていないが、その真相・原因を非常に納得させてくれる裏づけを書いている。だが、幾つか気になることもある。

 まず、人工地震についての記載がないこと。これだけ裏事情まで書いていて、何故人工地震についての記述が一切ないのか。むしろあえて、触れないように書いているように思える。

 それにStuxnetに関しての記述は大雑把過ぎる。説明はあまりない。ついでに言うと
「安倍には、難解なテクノロジーに対する広い知識がある。というのも何をもって言っているのか。行政学や政治学を学んでいたのであって、テクノロジーに関する知識があるのかは判断がつかない。
 
 また、(Stuxnetというコンピュータウイルスの存在と)、「ホワイトハウス」「ブッシュ/チェイニー・チーム ― 安倍晋三首相 ― イスラエル政府のエフド・オルメルト」という書き方をしている。アメリカではなく、ホワイトハウス、特にブッシュとチェイニーのグループなのである。それ以外は、どうなのだろうか。。。

 どうも、出してもいいところと出してはいけないところがあるように感じる文章でもある。気づいてほしくない方向へ目を向けさせないように、、、
ここで言及していない側へは、、、
 

***おまけ***
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村井秀夫 ウィキペディア 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%91%E4%BA%95%E7%A7%80%E5%A4%AB#.E4.BA.BA.E7.89.A9
出生 1958年12月5日
人物 
 大阪府生まれ。子供の頃はSF少年であり、また望遠鏡で星を観察するのが趣味という親から見て全く手の掛からない子供であった。1977年、大阪大学理学部物理学科入学、同大学院修士課程を卒業後神戸製鋼に入社したが、1987年オウム真理教に入信し正大師になる。入信理由は「かもめのジョナサン」の心境になったから。
(略)
 1995年4月23日に東京都港区南青山の教団東京総本部前で指定暴力団・山口組系羽根組組員の右翼団体構成員の徐裕行に刺され、翌24日午前2時33分に死亡した(村井秀夫刺殺事件)。6月には、オウム出版より『巨星逝く - 悲劇の天才科学者村井秀夫』がカセット・テープつきで出版された。
 死ぬ直前、「ユダにやられた」と話していたと上祐史浩(当時外務部長)が会見で述べた。後の2000年2月の週刊プレイボーイ上のインタビューでは上祐史浩は、「彼(村井)は刺殺される直前に、オウム真理教の事件その他はユダヤの陰謀であると言おうとしていた、そんな気配がある」「ユダヤ叩きというのは、僕にはどういう意味なんかよくわからない」が、「彼はあの直前に、テレビに出演してユダヤ叩きをやろうという計画を立てていた」「刺殺される数時間前に彼から私の方に「ユダヤ叩きをやりますよ。今から戻ります」 という電話があった」「彼はその直後に刺殺され」たと述べている。
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安倍 晋三 ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E5%80%8D%E6%99%8B%E4%B8%89#.E6.A6.82.E8.A6.81
生年月日 1954年9月21日(57歳)
1979年4月に帰国し、神戸製鋼に入社。ニューヨーク事務所、加古川製鉄所、東京本社で勤務した。加古川製鉄所での経験は、「私の社会人としての原点」、あるいは「私の原点」だったと回顧している。
政界へ
神戸製鋼での3年間勤務の後(略)
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おまけ2
***地下鉄サリン事件は1995年。日本からアメリカ政府が高濃縮ウランを搬出したのが1996年からである。


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米、高濃縮ウラン580キロ搬出 日本から核兵器20発分  2008/12/27【共同通信】

 核物質のテロ組織などへの拡散を警戒する米政府が1996年から今年夏までに、京都大日本原子力研究開発機構 (本部・茨城県東海村)が保有する研究用原子炉から、核兵器約20発分に相当する高濃縮ウラン計579・7キロを搬出米国へ移送していたことが27日分かった。米核安全保障局(NNSA)高官や日本側関係者が明らかにした。
 冷戦時代に原子力の平和利用を促進した米国から日本に輸出された研究炉用の高濃縮ウランが、核テロなどに利用されるのを防ぐため徐々に米国に移送されていたことは一部関係者に知られていたが、搬出総量や事業の全容が判明したのは初めて。
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福島原発を狙った、人工地震以外の攻撃の影③ セキュリティのゆるさは意図的か?

(②の続き)

 ①でStuxnetがどんなものか、またその存在と危険性、過去の事件等を書いた。また、311事件の時も実際福島原発も地震のあとポンプと弁とコントローラーが誤作動したということも記した。

 ②で福島原発のセキュリティ管理をイスラエル企業MagnaBSPが行っていることを書いた。更に、Stuxnetが福島原発で導入されている可能性があることを書いた。

 続いて、ここで福島原発のセキュリティ面を考えてみる。

 311以前にさかのぼると、311直前迄にも相次いでの点検漏れや、非常用ディーゼル発電機が起動までに15分程度かかるという事故が起きていた。


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風のたよりーいわき市議会議員 佐藤かずよし http://skazuyoshi.exblog.jp/12828796/
あわやメルトダウン、福島第一原発2号機電源喪失水位低下  2010年 06月 19日

 17日午後第一原発2号機であわやメルトダウンの事故が発生しました。発電機の故障で自動停止したものの、外部電源遮断の上に非常用ディーゼル発電機がすぐ作動せず電源喪失となり給水ポンプが停止、原子炉内の水位が約2m低下、約15分後に非常ディーゼル発電機が起動し隔離時冷却系ポンプによる 注水で水位回復するという、深刻な事態でした。東京電力は事実経過を明らかにしておらず、真相はまだ闇の中ですが、この事故は誠に重大です。
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 それだけではない。他にも点検漏れなど、福島原発の管理の甘さがみられる。


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東電、429機器で点検漏れ=柏崎刈羽、福島原発を調査 2011年2月28日[時事通信社]
http://www.asahi.com/politics/jiji/JJT201102280072.html
 東京電力は28日、柏崎刈羽(新潟県)福島第1、第2原発の点検漏れに関する調査結果と再発防止策をまとめ、経済産業省原子力安全・保安院に提出し た。点検漏れは3原発で計429機器に上るが、東電は「既に機器の健全性を確認しており、安全上の問題はない」としている
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福島第一原発の33機器で点検漏れ 最長は11年間   2011年3月1日
http://mytown.asahi.com/areanews/fukushima/TKY201102280471.html
 東京電力は28日、柏崎刈羽原発(計7基)の多数の機器で点検漏れがあったことを受けた調査で、福島第一原発の1~6号機でも33機器で点検漏れが見つかったと発表した。6号機の原子炉建屋内にあり、残留熱除去系の電動弁に電力を供給する分電盤は11年間点検していなかった。いずれも健全性に問題はないなどとして運転は継続する。 福島第二原発1~4号機でも21機器で点検漏れが見つかり、2月2日に発表した。
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 そして311。
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相次ぐ原発緊急事態、想定外と見通しの甘さ (2011年3月12日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110312-OYT1T00248.htm
 福島第一原子力発電所、第二発電所で相次いで出された原子力緊急事態宣言は、日本の原発防災の巨大地震に対する見通しの甘さを露呈させた。
 東電によると、建屋の震度など実際の揺れのデータをまだ評価していないものの、今回の地震のマグニチュード8・8は同発電所の想定(最大マグニチュード7・9)を上回る規模だった。
 緊急時に水を注入して炉心を冷やす緊急炉心冷却装置(ECCS)が電源も含めて停止。くみ上げた冷却水(海水)を回すポンプも止まった。このため、原子炉の冷却が不十分になり、格納容器内の圧力が上昇、容器が崩壊する危機が高まった。
 ポンプ停止の原因は、福島第一の場合、1~6号機の非常用ディーゼル発電機計13機がすべて地震約1時間後故障停止したことだった。想定では、地震が起きても各基が非常用発電機を融通しあって復旧するとしていたが、全滅した。
 福島第二では、被害状況が確認できない、として海水を通すポンプなどが止まったまま。さらに福島第二では、放射線監視装置も3台のうち2台が停止している。このため監視装置を積んだ車などを動かして放射線監視に当たっている。
 東電は電源を確保して原子炉の温度を下げるため、保有する発電機車51台を現地に集め、発電の準備を進めている。
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 それだけではない。311の後ですら、、、

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福島原発のセキュリティやばくね?な件について 
http://d.hatena.ne.jp/kagura-may/20110331/p1

 いとも簡単に職業右翼の侵入を許すとはな。もし、突っ込んできた車がテロリストの運転する物で、爆弾満載だったらどうするつもりだったんだろう?。

福島第2原発 街宣車が不法侵入 ゲート壊し走り回る

 31日午後1時10分ごろ、東京電力福島第2原発(福島県富岡町、楢葉町)で、施錠されている西側車両ゲートを右翼団体の街宣車とみられる車両が突破。構内を走り回った末、約10分後に同じゲートから逃走した。構内の施設や作業員に被害はなかったが、ゲートは壊されており、県警双葉署は器物損壊や建造物侵入容疑で捜査。車両に乗っていたとみられる人物から任意で事情聴取している。
 県警によると同日午後0時20分ごろ、第2原発から北へ12キロ離れた同第1原発(同県大熊町、双葉町)の正門前に、第2原発に侵入したのと同一とみられる街宣車と乗用車の計2台が現れ、東電社員が県警に通報していた。街宣車は第1原発には侵入せず、第2原発に移動したとみられる。【松本惇】
3月31日 毎日新聞)
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 参考
福島第2原発:街宣車が不法侵入 ゲート壊し走り回る - 毎日jp(毎日新聞)
http://ceron.jp/url/mainichi.jp/select/weathernews/20110311/nuclear/news/20110401k0000m040020000c.html
福島第2原発:街宣車が不法侵入 容疑の男を逮捕 - 毎日jp(毎日新聞)
http://ceron.jp/url/mainichi.jp/select/today/news/20110401k0000m040020000c.html


 そもそもセキュリティがあまあまなのだ。これでは地震どころかそれ以前に故障していてもおかしくないのかもしれない。それに、Stuxnetが何者かによって持ち込まれてしまう可能性も非常に高いのではないか。

 それに311事件のあと、3/31に起きた福島原発、施錠されている西側車両ゲートを右翼団体の街宣車と思われる車両が突破している。危険な状況にある中で、ゲートを突破できてしまうというのはいかがなものか。

 というか、原発という非常な危険な核施設セキュリティはどうなっていたのか。監視カメラ警報システムというものが「重要施設」を守っているのではないのか?まさか、ニュース等で流れているようなあんな遠距離のカメラだけと言うのは、ありえないだろう。
 普通に考えて、24時間監視するかたちで設置されているはずだ。その監視カメラと、警報システムを担当しているのが、イスラエルのMagnaBSP社なわけだが。


 何故、公開しないのだろう?公開できない映像があるのだろうか?
 そもそもそういった画像や動画の存在に関して、話題が出てこないのは何故だろう?
 そういった画像・動画が報道されないのは何故だろう?
 そういった画像・動画の公開を言及しないのは何故だろう?



 過去の記事の中でも、2010年 06月 19日の記事「あわやメルトダウン、福島第一原発2号機電源喪失水位低下 」(風のたよりーいわき市議会議員 佐藤かずよし http://skazuyoshi.exblog.jp/12828796/に注目してほしい。

 「2010年6月17日、第一原発2号機外部電源遮断の上に非常用ディーゼル発電機がすぐ作動せず、電源喪失となり給水ポンプが停止、原子炉内の水位が約2m低下、約15分後に非常ディーゼル発電機が起動」したとある。

 これについて、ハタ次男氏のブログ 「憂いの果てに ~次男坊のアフォリズム~」http://hatajinan.blog61.fc2.com/ に詳しく調べられた記事があるので以下に紹介、転載する。

----以下、転載---
「2011/09/13 - 福島第一原発事故の真相に迫る! 4 〈スタクスネットが世界中の原発をメルトダウンさせる?!〉」http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-316.html)より

ここで一旦話を2010年6月のフクイチ2号機事故に戻す。

 フクイチ2号機事故では原子炉スクラムした際に、補助リレーの誤作動により外部電源に切り替わらず非常用ディーゼル発電機を稼働させた。原子力安全・保安院の寺坂保安院長は2011年5月1日の国会答弁で、「スクラム後の電源切替の際、瞬間的な停電が発生し、外部電源が失われ、原子炉圧力上昇、水位低下を確認。安全弁を開きまして圧力を逃し、原子炉水位が自動起動するレベルに達する前に、手動で隔離系冷却装置を起動した」と明言している。
 この時の事故を東電は、『人為ミスと推定した』のだが、あくまでも推定である。では、真の原因とは一体何か。内部電源が遮断された際、外部電源が作動しなかったことである。それにより、30分もの間、外部電源が遮断された状態が続き、原子炉水位が2メートルも失われたのである。

福島第一原発事故の真相に迫る! 2 〈フクイチ2号機事故の推定経過と撤去された系統安定化装置〉
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-313.html

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【事故5】7月9日東電本社における聞き取りから(東電共の会): 福島老朽原発を考える会 (フクロウの会)
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2010/07/post-30ef.html
福島第一・2号「外部電源全喪失事故」が提起した深刻な欠陥

~7月9日東電本社における聞き取りから~
2010.7.12 
東京電力と共に脱原発をめざす会 
当会では、6日の東電の発表を受けて、9日に本社で説明を受けました。原因と対策と称するその内容は、たいへん深刻なものであり、またその対策はとても納得のいくものではありませんでした。

○原因究明が全くできていない。すべて推定にすぎない。
○時系列、チャート等具体的な証拠がなにも示されていない。
○真の原因は、外部電源切り替えができなかったこと
○外部電源のシステムエラーであるが、インターロックの内包する欠陥という普遍性をもつ
○他のプラントはもとより、全国、海外にも水平展開すべき重大事故。


このまま起動準備に入るとは、あまりにも無謀です。(同感です)
しかし報道もおよそ満足ではなく、県民に事実が知らされていません。
--抜粋ここまで--
(略)
 東電の調査結果を見ても、外部電源がつながらなかった原因『5~7ミリ秒(0.005~7秒)』瞬間的な誤信号が三回あり、その誤信号を受けて外部電源側遮断機がインターロックし作動しなかったとも読み取れる。

 外部電源側遮断機が作動しなかった原因は内部電源と外部電源切り替えの際にインターロックされたことにある。その際、誤信号は人為ミスでも故障でもなく、スタクソネットが書き込んだコードよるものだとも考えられないか。原子炉スクラムにより内部電源が遮断された際、スタクソネットにより書き換えられたコードが誤信号を発し、外部電源側遮断機が内部電源はまだつながっているとシステムが判断しインターロックがかかった。本来ならば『入』に入るべきところで作動せず、非常用ディーゼル発電機が起動する事態に陥った。スタクソネットが原因で外部電源喪失が発生したと考えたほうが合点がいくではないか。

---転載記載ここまで---



ここで、再度、スタクスネットのおさらいを一部。

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日本コンピュータセキュリティインシデント対応チーム協議会
マルウェア Stuxnet(スタクスネット) について 
http://www.nca.gr.jp/2010/stuxnet/

 Stuxnet (スタクスネット) は、2010年7月中旬に出現し、USB 経由で Windows の脆弱性を悪用して Windows PC に感染する、独シーメンス社製ソフトウェアを攻撃対象とする特徴を持つことから、注目を集めました。 さらに、9月中旬に入ってから、より詳細な情報が公開され始めたこと、国内でも感染事例があったことから、一般紙が取上げ始めました。
 インシデント情報活用フレームワーク検討 WGでは、脅威情報共有 WGと協力して Stuxnet (スタクスネット) に関する公開情報を調査し、本レポートにまとめました。

動作上の特徴
(1) Windows の脆弱性を悪用して Windows システムに感染
 (2) 独シーメンス社製ソフトウェア (SIMATIC WinCC or SIMATIC PCS 7) の脆弱性を悪用して、SQL コマンド経由で SIMATIC WinCC あるいは、SIMATIC PCS 7 の稼働する Windows システムに感染
(3) 独シーメンス社製ソフトウェア (SIMATIC STEP 7) を悪用して、PLC (プログラマブルロジックコントローラ) に悪質なコードの書き込み
Stuxnet は、STEP 7 の s7otbxdx.dll ファイルの改ざんし、CPU が 6ES7-417 および 6ES7-315-2 のプログラマブルロジックコントローラに悪質なコードの書き込みを行います。

[想定される攻撃対象システム]
非常に高速(807Hz~1210Hz)で動作する周波数変換ドライブが必要
[攻撃活動と影響]
何か月にもわたって出力周波数を短時間のうちに1410Hz、2Hz、1064Hz順に変化させる ⇒ 制御系システムの通常動作の妨害
---ここまで---


 Stuxnetが侵入した制御システムでは、出力周波数を短時間のうちに3回変化させ、通常動作を妨害する。そして、2010年6月に発生した福島原発のトラブルでは、東電の調査結果に外部電源がつながらなかった原因を『5~7ミリ秒(0.005~7秒)』の瞬間的な誤信号が三回あったとある。
 はたしてこれが、単なる偶然だろうか。
 

 また、ハタ次男氏のブログでは、ここから更に過去に起きた世界中の原発でのトラブルを紹介・分析し、「これらの原子炉トラブルはほぼ全て外部電源が喪失され」、「非常用ディーゼル発電機で原子炉の冷却機能を維持する事態に陥った。」とある。

東通原発一号機→地震で外部電源喪失
女川原発→すでに原子炉停止状態であったが余震で外部電源二系統喪失
六ケ所村再処理工場→地震で外部電源喪失
韓国古里原発1~4号機→外部電源喪失
アメリカ・ブラウンズフェリー原発→竜巻でスクラム後外部電源喪失
アメリカ・フォートキャリフーン原発、クーパー原発→ミズーリ川の氾濫・洪水によりスクラム後、外部電源喪失
アメリカ・ノースアナ原発→アメリカ東部の地震によりスクラム後、外部電源喪失
アメリカ・サンオノフレ原発→竜巻によりスクラム後外部電源喪失


 実にこれだけの原発が何らかの自然(?)災害によって、外部電源喪失に至っているのだ。これらの自然(?)災害起因の事故も想定して、原発施設は準備がなされて然るべきで、そう考えると明らかに不自然すぎるほどに電源を喪失しまくっている。
 
 ④に続く
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