(前回の続きである)

恐怖の合成カンナビノイド

合成カンナビノイドはUNODC(United Nations Office on Drugs and Crime)によれば6種類に分類される。

(1)古典的カンナビノイドClassical cannabinoids 
THC、THCのアナログであるHU‐210, AM‐906, AM‐411,O‐1184など
(2)非古典的カンナビノイドNonclassical cannabinoids
cyclohexylphenolsや3‐arylcyclohexanols骨格を有するもの。CP‐47,497‐C8, CP‐55,940, CP‐55,244など
(3)ハイブリッドカンナビノイドHybrid cannabinoids
1と2が合体したようなもの。AM‐4030など
(4)アミノアルキルインドールAminoalkylindoles(AAIs)を有するもの
JWH‐018、JWH‐073、JWH‐398、JWH‐015,、JWH‐122、JWH‐210、JWH‐081、JWH‐200、WIN‐55,212など
フェニールアセチルインドールphenylacetylindoles骨格を有するもの
JWH‐250、JWH‐251など
ナフチルメチルインドールnaphthylmethylindolesやベンゾイルインドールbenzoylindoles骨格を有するもの
pravadoline、AM‐694、RSC‐4など.
(5)エイコサノイドEicosanoids
アナンダミドAEAから合成されたアナログ。methanandamideなど
(6)その他
diarylpyrazoles (選択的CB1受容体拮抗薬のRimonabantR)、naphtoylpyrroles (JWH‐307)、naphthylmethylindenes or derivatives of naphthalene‐1‐yl‐(4‐pentyloxynaphthalen‐1‐yl)methanone(CRA‐13)など
合成カンナビノイド
 




















なお、(1)に属するHU-化合物は1960年代にヘブライ大学で合成された。(2)に属するCP‐47,497‐C8は1970年代にファイザー製薬によって合成された。(4)に属するJWH‐018は1980年代にクレムゾン大学の化学者であるジョン・W・ハフマン博士John William Huffmanによって合成された。このJWH‐018は薬理作用がこれまでに最も研究されている合成カンナビノイドである。ジョン・W・ハフマンのチームはこれまでに450種もの合成カンナビノイドを合成している。AM化合物のシリーズも彼のチームが合成している。彼が中国にデータを売ったのだろうか。彼への非難が集中し始めているのは言うまでもない。彼はアメリカ政府から256万ドルもの助成金を受けて薬物依存の治療薬を研究をしていた。それが皮肉にも多くの薬物依存を生んだのである。なんという皮肉な結末なのであろうか。

合成カンナビノイドの多くは脂溶性で非極性である。煙となって容易に揮発し肺から体内に吸収される。体内に吸収された合成カンナビノイドは一般的な手法では尿中や血液からの検出が極めて困難である。そのため自己申告がなされない限り合成カンナビノイドによる有害事象かどうかは判定できない。こういったことも脱法ハーブが蔓延した原因の1つとなっている。なお、最近は尿でのドーピング検査が可能になっている。

ユーザーの多くは、脱法ハーブが大麻の代替品となると思い込んでいる。大麻のように安全であると誤解している(大麻自体も安全ではないのだが)。しかし、脱法ハーブの主成分として含まれている合成カンナビノイドは大麻の本来の成分であるTHCよりもはるかに強力で有害な作用を有しているのである。CB1Rへの親和性に関しては、どれもが大麻の主成分のTHCよりも高親和性であり、JWH-018は10倍、CP‐47,497‐C8は28倍、HU‐210に至っては100倍以上の親和性を有する。すなわち極少量でも十分に作用する。さらに、そのほとんどは薬理作用すらろくに調べられてはいない。まさに吸ってみないとどうなるかは分からない恐怖の物質なのである。さらに、今では、合成オピオイド(合成モルヒネ)まで脱法ハーブに混入されていることが確認されている。合成オピオイドは依存性を高める役割を意図して混入されているのだろう。これは極めて悪質である。

合成カンナビノイドの精神への作用としては、CB1Rへのアゴニストとして作用である。気分の高揚、多幸感、陶酔、脱抑制、知覚の変容、鎮痛などであり、それは大麻と同じような精神作用かもしれないが、大麻よりもはるかに強力である。さらに、過量に摂取したり、ある種のカンナビノイド化合物によっては少量でも急性中毒となり、悪心、嘔吐、カタレプシー、自発運動の低下、低体温、極度の不安、吐き気、パニック発作、頻脈、被害妄想、幻覚、電撃感覚、意識喪失、けいれん発作、興奮、錯乱、といった有害事象を惹起し、急性精神病のような状態となる。救急医療を受けねばならない状態となるのである。心臓虚血発作での死亡事例も多く報告されている。

そして、慢性使用の状態となると、不安、緊張、憂うつ感、幻覚、妄想、引きこもり、などを惹起する。今まで問題がなかった若者が急に引きこもり始めたら脱法ハーブの慢性使用を疑った方がいいかもしれない。さらに、耐性が形成され、依存症へと発展していく。すなわち離脱症状や禁断症状が出現することになる。不安、多量の発汗、薬物への渇望、不眠、悪夢、振戦、頭痛などが生じる。それは数週間以上も続ことがある。結局、再び同じ脱法ハーブを使用しなければならなくなる。もはや麻薬中毒と全く同じ状態である。特に、薬剤への渇望は長期間続く。仕事を失うリスクを冒してまで脱法ハーブを入手しようと必死になる。

合成カンナビノイドは、大麻と同様に、統合失調症を誘発する。既に精神疾患を有する場合は再発を引き起こす。しかも離脱症状が出なくても、その危険性がある。ニュージーランドで確認された統合失調症の誘発のケースでは、離脱症状を経験したケースはゼロだった。自殺事例も報告されている(極度の不安に耐えられず自殺した。など)

そして、アメリカではスポーツ選手や軍隊の兵士までもが脱法ハーブに汚染されてきており、スポーツ界や軍隊ではドーピング検査で合成カンナビノイドが検査されるようになった。日本も警察官までもが使用しており、アメリカ同様に脱法ハーブの汚染が懸念される。

カンナビノイドによる情報伝達システムは下等動物にも存在する情報伝達システムである。人類においてはカンナビノイド・システムは下等動物よりもさらに高度に進化したはずであり、それが人間の高度な精神機能の基となっていると推測されている。それ故、カンナビノイド・システムを自由に操作できれば、人間の高度な精神も自由に操作できるはずだという考え方から合成カンナビノイドが作られた。しかし、合成カンナビノイドにて人間の精神を自由に制御しようという夢はもはや断念した方がいいのかもしれない。作られたものは害のあるものばかりである。合成カンナビノイドは夢物語に過ぎなかった可能性がある。核エネルギーと同じように人類には制御不能なものかもしれないのだ。

唯一可能なことは、大麻からの抽出や精製方法を進化させ、100%純粋なCBD製剤を作り、治療域と用量を確立し、それをさまざまな疾患への治療に応用していくことであろう。 

最後に、脱法ハーブを実際に使用して恐怖の体験をした↓の記事を紹介して終わりとします。これを読むといかに危険なものかが分かると思います。

「脱法ハーブ(ドラッグ)で家族を失いかけた」
脱法ハーブというものに手を出してしまった。後悔にまみれたその記憶を自分の手で書き表すことで、私は二度とこうしたものに手を出さないことを自分自身で確認しようと思う。

独身の頃からそういうものに興味はあり、海外で日本では禁じられている薬物に手を出したこともあった。ただ、同行者はそれを吸ってとても楽しそうにしていたが、私には一向に効き目がなく、その体験はただ、私に「あちらの世界」への憧れをかきたてるだけのものだった。それには依存性はほとんどなく、何年もの間、それを欲しいと思ったこともなかったし、一生必要ないと思っていた。ただ、「あちらの世界」への好奇心だけは私の心に根深く残ったままだった。7年後。現在。2年ほど前に結婚して1歳の子どもがいる。

私はたまたま合法ハーブという語をインターネットで見つけ、好奇心からそれを調べた。現在に日本では禁じられていない成分のみを用い、幻覚作用や覚醒作用をもたらすものということだった。建前としてはお香としての使用を前提にしており、その煙を吸引することは推奨していない。もちろん、それはただの建前であり、それらのサイトや関連Wikiにはその吸引体験が多く綴られていた。私は甘く見ていたのだ。過去にそれに類するものを服用してまったく効果があらわれなかったこと。1時間ほどで効果のピークを終えるという情報。そして、アルコール程度の影響で終わるのではという根拠のない自信。

夜22時30分。私は近くの街にあるその店の門を開いた。暗い照明。ガラスケースに収まり怪しい光をはなつ「合法ドラッグ」のパッケージ。パイプやボング、紙巻き器などの喫煙具。「なんにしますか」カウンターの奥にいたのは、Tシャツにキャップをかぶった小太りの男だった。小悪いB系といったいでたちだった。私は「あまり強くないものを」と頼み、Wikiである程度名前が知られていて評判のよいものを選び、それを買った。喫煙具と合わせて5700円。高いけれど、もちろん無理な価格ではない。店の奥にはソファとテーブルがあり、その場で吸えるようにもなっている。どうしてその場で吸おうと思ったかは分からない。家よりも安全だと思ったのだろう。
 
大きな間違いだった。慣れない手つきで買ったばかりのふわふわした葉(かすみ草の花のようなものもふくまれていた)を紙に巻き、火をつけた。要領は海外でやったときに知っていた。深く煙を吸い込み、30秒ほど息を止めてゆっくりと吐き出す。普通だ。まったく普通だ。味も悪くない。もう一度同じように吸った。何度も、何度も。ジョイント一本分、草が燃え尽きるまで全て吸った。好奇心がわき、それからの身体的な変化を記録しようと思い、iPhoneを取り出した。文字をフリックで打つが、まず指にしびれを感じだし、すぐに視覚がおかしくなってきた。指を動かすが、目に映る像がワンテンポ遅れている。徐々に体中にジーンというしびれが広がり、耳に聞こえる音が暴力的なまでに大きくなってきた。Evernoteにその記録が残っている。

10:35
電気がくるかんじ。
パルスが短くなっていく。
rgb
ビーン
という音
電気風呂みたいになってきた
目がよわくなっていく。
スローモーションの世界
電気のビーンという音が
してると思ったら。
ここの照明の響く音でした。
耳が良くなるって本当だったんだね。
音がすごい立体感を帯びてきた。

時計を見ると22時45分くらいだったか、家には24時に帰ると約束している。十分すぎる時間はあったが、私は怖くなった。このままでは帰れなくなるほどに、自分の状態は悪くなるのではないだろうか。後悔。後悔。私は光のあふれかえる街に飛び出した。もうそこは別世界のようで、なにもかもがうるさい音を発しながら私の横を通り過ぎていく。見知った道はまるで違う道のようで、私は駅に行くために交差点にたちどまり、何度も風景を確認しながら駅へと急いだ。

足が思うように動かず、気づくと外界からシャットアウトされるほどの思考の大波が私を襲う。今ものをなくしても分からないぞ、やばいな、と私は頭の片隅で思った。ごまかせるかな、ごまかせないだろうな。今の私を外から見ると、とてもまともには見えないだろう。妻にだってわかるに違いない。

電車に乗った。電車の中は混んでいて、においがとてもひどかった。ドアの脇に立っていたが、どうにも足がふらついてカクカクする。そして、すぐに思考の大波。最寄りの駅はすぐそこだ。しかし降りられないのではないか。乗り過ごしたら万が一にも帰ることはできないだろう。わたしはまたiPhoneを取り出して記録を始めた。

自分の体が電気の粒に分解されて、寄りかかっている壁に吸い込まれるような感覚。心細い、あまりにも心細い。何も支えるものがない。もう涙があふれ出そうだった。なんてことをしたんだろう。愚かだ。あまりにも愚かだ。警察に保護されるようなことになったら妻はなんて顔をするだろう。ずっとずっと妻のことだけを考え、かろうじて残った正常な感覚をかきあつめるようにして、私は電車に揺られていた。

時間の感覚が遅い。ずっとずっと考え事をしていたように思ったが、駅にはなかなかつかない。時間が5倍伸びているようだ。着かない。着かない。私は焦った。電車が減速する。私は急に堪え難い嘔吐感に襲われ、鞄の中に吐いた。周囲の目が突き刺さるのを感じたが、その時扉が開き、私は転げるように電車を出た。

帰らなければ。妻と子どものいる家に帰らなくては。あと10分、私の足よ動いてくれ。私の脳よ導いてくれ。わたしはドラッグと喫煙具を鞄の底からやっとの思いで引き出し、ゴミ箱に捨てた。こんなもの、二度とやるものか。一歩、一歩、改札を出るのもやっとこさ、私は家への道をふらふらしながら歩いた。家の手前でまた嘔吐感に襲われ、また吐いた。そして。妻は私を出迎えてくれた。ほっとした顔を覚えている。

私は謝った。「ごめんなさい。ごめんなさい」妻の顔が凍りついた。それから、私は何時間も家のトイレに張り付き、空っぽになった胃を上下させながら、妻に事情を少しずつ説明した。妻は驚き、悲しみ、倒れている僕の横でワンワン泣いた。「そんなに私と別れたかったのか」そういって泣いた。なにも妻は悪くなかった。日常に不満もなかった。ただ、好奇心だけでわたしはしてはいけないことをしてしまったのだ。私は自分がゴキブリ以下の生物に成り下がったのを感じた。涙が出た。止まらなかった。吐き気はなんとかおさまり、私はソファに横になった。そのまま気を失うように眠った。

翌朝、私の思考は元に戻っていた。少し頭が重いが、普通の状態だ。寝室では妻と子どもが眠っていた。私はこっそりと二人の横に身を横たえ、もう一度眠った。それから、妻は長らく口をきかず、私はただただ、謝りつづけた。ずっと妻といたいこと、子どもをともに育てたいこと、もう二度とこのような愚かなことをしないこと、何度も何度も謝った。一夜明けても、自分はみじめなゴキブリであった。「もう一度やったら、離婚します」。妻は言った。「しかしこのことを許したわけではありません。絶対に許しません」妻はつづけた。

「違法か、合法か、そんなことは関係ないの。こういうものは、あなたの何もかも、今まで積みあげてきたいろんなことを、あなたが善良な人であったことさえも、一度に奪ってしまうかもしれないの。」

子どもが起き、私たちは三人で外に出た。子どもがその日、はじめて私のことを「パパ」と口に出して呼んでくれた。また涙が出そうになった。その日。子どもが寝た夜。私はまた妻に謝った。妻はずっと泣きつづけ、泣きつづけて、その間私は彼女がしなければと言っていた家事をやった。戻ってきた私に妻はひとこと「ありがとう」と言った。「こちらこそ、ありがとう。ごめんなさい」私は返した。

私たちは寝息を立てている息子の横に、いつもしているように枕を並べて寝そべった。妻に許可を取り、そっと体を抱き寄せて眠った。幸福だった。これがなによりの幸福なのだ。薬物が体を駆け巡り、蝕みだしてからずっと、私は自分が手にした幸せを全て手放してしまうことを恐れた。そして事実、それは極めてリアリティのある話になってしまった。あの薬を口に含んだそのときからだ。身体的な依存は極めて少ないとのことであるが、実際のところは分からない。しかし私は絶対にもう手を出さない。妻と子どもと暮らすこと。今の仕事。そして数十年後の、妻とのささやかな夢が、何よりも大切なのだ。それが、一瞬にして水泡に帰す。そんなものには二度と手を出さない。私は強く心に決めた。

これまでよりも、よい夫で、よい父でありたい。家族の生活を何よりも何よりも、大切にしたい。混濁した意識の中で、ただただ妻子の顔だけを思いながら家に帰れた。その記憶だけが、あの数時間の中でただひとつ、私の誇れることだった。戒めのために、わたしはこの記録を残す。電車の中で吐き気と、思考の洪水に飲まれながら私が打ったEvernoteへの記録を結びに。

だ。これは
毒だ。
捨てる。
捨てる。駅についたら。

(なお、これまでの3回のブログは以下の論文や記事などを参考にして書いております)
http://rstb.royalsocietypublishing.org/content/367/1607/3193.full
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3187647/
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3361072/
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3186912/
http://apt.rcpsych.org/content/14/6/423.full
http://www.nature.com/npp/journal/v34/n11/abs/npp200970a.html
http://montanabiotech.com/2013/03/25/cannabinoid-facts-thc-cbd-cbn-cbc-thcv-cbg-and-other-unique-phyto-cannabinoids/ 
http://www.herbalzym.com/2010/03/thc-is-a-powerful-natural-medicine-for-the-treatment-of-a-diversity-of-cancers/
http://pharmrev.aspetjournals.org/content/58/3/389.full
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19616342
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22007164
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0278584612002801
http://pharmrev.aspetjournals.org/content/58/3/389.abstract?ijkey=66bb759eec045a27a9dea1d9ad1ff1c8441fef31&keytype2=tf_ipsecsha
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16570107
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21316162
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17349865/
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20512267
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http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19442178
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18851692
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21693551
http://www.nature.com/neuro/journal/v16/n3/full/nn.3321.html
http://bjp.rcpsych.org/content/178/2/116.short
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20624444
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2931552/
http://brainblogger.com/2012/11/15/cannabis-abuse-in-adolescence-cognitive-decline-in-later-life/
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3479587/
http://www.unodc.org/documents/scientific/Synthetic_Cannabinoids.pdf
http://en.wikipedia.org/wiki/John_W._Huffman
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22266354
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3523963/
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22872465
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0196064412002533
http://www.businessweek.com/articles/2013-04-11/to-stop-designer-drugs-an-early-warning-system-is-born#r=lr-fst
http://ncpic.org.au/ncpic/publications/bulletins/article/synthetic-cannabinoids-the-australian-experience
http://peterreynolds.wordpress.com/2012/07/12/synthetic-cannabinoids-a-nasty-business-by-nasty-people-with-nasty-results/
http://usatoday30.usatoday.com/news/nation/story/2012-06-03/synthetic-marijuana-ban-efforts/55361624/1
http://abcnews.go.com/Blotter/taxpayer-money-created-legal-marijuana-teens/story?id=13772490

ジョンWハフマン博士