雨はどの程度降るのだろうか・・・・
一応やや重〜重想定だが、どうせなら降るだけ降ってほしい、いっそ不良でも構わない。
4歳勢が人気、いずれも実力・実績十分だが距離に不安があるのも事実。
もちろん軽い馬場のＳペースで上がりの競馬にでもなれば極端スタミナを問われることもなく、
ある程度帳尻も合わせられるのだろうが、天皇賞は毎年そんな展開にはならないレース。
早めスパートの持続力勝負がデフォだし、今年のメンバーは上記4歳勢に中距離では苦杯をなめさせられた経験を持つ馬がほとんど。
みすみす二の轍は踏まずそれなりの手は打ちたいだろうし、それなりの手となると逃げるか、早めスパートしかないのだろうし。
まして雨予想。
切れがそがれるのは明白。
サンデー不振のＧ１で近5年の連対10頭に占める父ＳＳ系率はわずか30％。
こんなレースはなかなかなく、雨で拍車がかかるだろう。
ＳＳ不振のＧ１でどの血が気を吐いているかというと欧州系ノーザンダンサー。
なら、これしかないか。
◎トーセンクラウン
父オペラハウスはテイエムオペラオー、メイショウサムソンを輩出。
もちろん上記2騎とは実績が2枚も3枚も見劣るわけで、単純にくらべていいものでもないが、
それでもサムソンとは母父リファールというところまでかぶるわけでこのレースで2年連続連対の馬と同配合というのは心強い。
自身も血統のイメージ通りの重巧者で18のＧ２とはいえ中山記念では0.8差の圧勝歴もある。
折り合い難の一面もあるようだが、馬場悪化でそちらに気をとらわれる分集中を欠かずにすまないものかとの期待も持てる。
昨年は惨敗の格好だが、自身が加害馬とはいえ致命的なアクシデントがあってのものでノーカウントでいいのではないか。
長丁場の経験はそれ以外では昨年の日経賞くらいだが、マイネルキッツの0.1差なら距離伸びて不安どうこうはないだろう。
うまく内にもぐりこんで3角過ぎから内捲り・・・・・そんな場面を妄想してみたい。
○ナムラクレセント
前走、前々走とも内容あるレースで、特にスタミナ面で自信を深めるに十分な結果。
3走前までとは勝つための手段を切れ（差し）→持続力・スタミナ（早め先頭）と変えたのだから、別馬と思っていい。
好枠だし、鞍上は和田、ビッグゴールドを想起させる走りに期待。
▲マイネルキッツ
着順をひとつづつ落としてはいるが、力が極端に衰えた印象はない。
前走はあくまで阪神の２４ではあんなもんだったというだけで、舞台変わればまだまだ。
△コスモメドウ
△エイシンフラッシュ
△ローズキングダム
△トゥザグローリー
△ジャミール
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