RTL-SDR ダイレクトサンプリング( direct sampling mode)EzTV668にマッチングトランス10回巻搭載してみました。
マッチングトランスの作り方、チューナー改造方法は、RTL-SDR ダイレクトサンプリング、USBワンセグチューナーHF受信化改造記事の総集編を参照してください!今回は、RTL-SDR HFダイレクトサンプリングでトランスの巻き数変更(10回巻)YU3MA氏の記事よりを元にマッチングトランス10回巻(トリファイラ巻)で製作します。画像少しピンボケです・・・すみません

①FT37#43(FT-37-43)コアに0.32mmポリウレタン線 180mm×3本をより合わせます。片側30mm程度の部分から内側通過10回で巻きます。巻き方のコツは、1度通す度に少し増し締めします。後の加工方法は、RTL-SDR ダイレクトサンプリング、USBワンセグチューナーHF受信化改造記事の総集編参照!
2013/05/17追加情報:0.26mmポリウレタン線使用の方が感度が上がります。特にハイバンドに効果有り!
マッチングトランス10回巻
②さて、どのチューナーを使うかですが、以前サージで壊れたEzTV668を使います。ただチップが小さいので半田がちょっとめんどうかもしれません・・・
image
③C1~C4のカップリングコンデンサーを取ります。チップが小さいので、外すのは簡単です。
EzTV668 E4000
④アンテナ側は、PALコネクターへ直接接続します。RTL2832U側へは、PIN No1 I+及びPIN No2 I-となります。ランドが非常に小さいので、半田のブリッジに注意しましょう。コアは、他の部品に触らない程度に浮かせるか絶縁テープでも貼れば良いと思います。
image
⑤さて、受信感度ですが、中波1Mhz近辺は、5回巻も10回巻もさほどかわりません!ただ10回巻の方がスペクトラムがシャープに感じます。では、周波数を上げてみると・・・
9MHzの受信画像です。ノイズフロアは-60dB程度で同じですが、受信感度が10dBほど10回巻が勝っています。実際に聞いてもはっきりと聞き取れます。HFの場合フェージングがありますので、参考まで!
EzTV666 マッチングトランス5回巻
SDR# 9MHz 5巻
EzTV668 マッチングトランス10回巻
SDR# 9MHz 10巻

12MHzでの受信結果です。
感度の違いがはっきりと出ました。10回巻の大勝利です。BCLなら十分に使えます。
EzTV666 マッチングトランス5回巻
SDR# 12MHz 5巻
EzTV668 マッチングトランス10回巻
ASR# 12MHz 10巻
⑥HFDL・・・さすがに、HFDLは受信できませんでした。信号音は聞こえます。が受信できるほどの信号強度がありません・・・ただ、自宅のΔLoop9アンテナですので、元々ゲインが高い訳ではありません・・・一応前回製作の簡易LPFも接続しての結果でした。
事務所のアンテナであれば受信できるかもしれませんねぇ、HFDL狙いの場合は、LNAなどが必要になると思います。現在超薄基板にパターン引いてもらっています。超小型LNAも乞うご期待!ダイレクトサンプリングでマッチングトランスは10回巻は正解です!検証終了です。ありがとうございました。
受信検証の記事へ
RTL-SDR HFダイレクトサンプリング マッチングトランス10回巻でHFDL受信できました。