ADS-BデコーダーのModesDeco2が進化してWeb機能(ブラウザー表示)が搭載されました。元ネタはToday's Skyです。今までは、BaseStationとの連携に使用していたのですが、Virtualradar Desktop表示が可能になりました。また、自分の受信データーの詳細、統計が見れますので受信設備の改善にも役立つと思います。
2015年は、ADS-B関連のソフト開発が熱いですね!
ModesDeco2を起動するとブラウザでこのような感じに表示されます。参考画像は、窓際設置アンテナなので近距離のみの受信なのが残念・・・あしからず・・・
ModesDeco2-2
さて、導入です。
(RTL-SDR、SDR#、ADS-B関連の導入は、こちらへ)


Radarspottinoからmodesdeco2_windows_20150106.zipをダウンロードします。
modesdeco2等は、最新版をダウンロードしましょう。バージョンアップが頻繁にありますのでhttp://xdeco.org/を確認し最新版を使用しましょう。
・2016/07/16現在、最新版は、http://xdeco.org/こちらです。

②modesdeco2_windows_20150106.zipを解凍します。
modesdeco2_windows_20150106フォルダーが生成されます。

SDR#(SDRShar)フォルダーからrtlsdr.dllをコピーしmodesdeco2_windows_20150106に格納します。
・2016/07/16現在、最新版の場合は、rtlsdr.dllをコピーは不要です。

modesdeco2 web 8099.batをダウンロードしmodesdeco2_windows_20150106に格納します。
modesdeco2 web 8099.batを右クリックで編集を選択します。
コマンドがTXT表示されますので、次の部分を編集してください、終了は上書き保存です。
--freq-correction 3 チューナーの周波数偏差を数字で指定します。(無改造の場合50程度です)
--location 35.68:139.69 ご自分のロケーションを座標で入力します。(小数点以下2桁)
座標は、http://qiq.to/geoSearch/で調べることができます。
その他の設定は不要です。

④ファイルはこのような構成になりますので確認してください!
ModesDeco2 ファイル内容
⑤modesdeco2 web 8099.batを起動します。
DOSプロンプトが開きます。
滝のようにデーターが流れてくれば受信できています。
DOS起動
・DOSプロンプトのデーター表示が邪魔な場合は、modesdeco2 web 8099.batを編集で『--verbos』の部分を削除し上書き保存すれば非表示になります。
・起動時、MSVCP110.dllが見つからないエラーの場合は、次のリンクから導入可能です。
X86版を入れてみましょう。
Visual Studio 2012 更新プログラム 4 の Visual C++ 再頒布可能パッケージ

⑥ブラウザを起動し、URLにlocalhost:8099 または、http://127.0.0.1:8099に接続します。

⑦Map
Map
⑧Charts
受信数、受信距離を表示します。
Charts
⑨Stats
受信データーの統計
Stats

⑩Flights
航空機情報
Flights
と、こんな感じです。
すばらしい機能ですね、次回は、ADSB Hubとの連携方法です。

2015/01/11
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・batの作成には、Today's Skyのja8175さんのお世話になりました。感謝申しあげます。

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