ADS-Bの受信には、多段コリニアアンテナが有効であることはご存じの通りですが、製作方法が様々です。少しでもゲインを稼ぎたいと考えるといろいろな製作方法を試す必要があります。
前回、4段のコリニアアンテナの製作記事を掲載しましたが、( 元記事はこちらになります。)このアンテナでも十分な性能ではありますが、また違った製作方法を見つけましたので紹介します。
記事はこちらになります。
ARRR.COM
記事の内容は、1/2λコリニアアレイ×8+1/4λコリニアアレイ×1+1/4λエレメントと言う構成です。
これで、ロケーションが良ければ400Kmの受信が可能だそうです。すごい!
トップの1/4λコリニアアレイと1/4λエレメントの接続部は、芯線とシールドを接続(ショート)しています。
また、トップの1/4λエレメントは、短縮率を使わない寸法となっています。
(10段と言ってもいいのでしょうか?)
さて、このアンテナ製作の記事で気になる点が・・・アンテナ接続ケーブル部(給電部)にフェライトコアを取り付けてあります。この原理がわかりませんでしたので、HPの管理者Kentさんに質問させていただいたところ、フェライトコアを取り付けることで1090MHz受信のノイズフロアが下がるとのことです。確かにフェライトコア取り付けでノイズフロアが少しでも下がるならADS-Bの弱い信号が浮き出てくることになります。結果受信性能の改善になります。SDR#で1090MHzを受信してみましたが、実際に見て判るような劇的なノイズフロアの低下は見られませんでした・・・しかし、ADS-Bのバースト信号をウオーターフォールで見ていると・・・フェライトコア取り付けの方に薄いバースト信号が良く見えるような・・・感じがします?感覚的なものなので微妙かな?取り付けても悪さはしないので付けて損はないと思いますが、今回のアンテナの構造には有効なのかもしれません、その他の構造のアンテナでは効果が出ない、または性能が悪化する可能性もありますので、十分検証してご使用ください!
実際の加工例です。(5DFB使用/短縮率80%)
①1/4λコリニアアレイ+トップエレメントの加工寸法です。
多段部分の加工はこちらへ4段のコリニアアンテナの製作記事(先端の抵抗は不要です)
・ケーブルは130㎜でカットします。
・画像左側を10㎜剥き出し後シールドに予備はんだをします。
・予備はんだ部の半分(5㎜)の位置を内部のコアごとカットします。(芯線のキズに注意)
・芯線は3㎜程度にカットしておきます。予備はんだも忘れずに!
・次に左シールドの先端から55㎜の位置で外皮、シールド、内部コアごと切り取ります。(芯線のキズに注意)
・切り取った位置から右へ69㎜の位置で芯線をカットします。

②芯線、シールドをショート
・適当なジャンパー線を準備しジャンパーの片側を外皮とシールドの間に10㎜程度差し込んで折り曲げて芯線に巻き付けます。ジャンパーとシールド/ジャンパーと芯線をはんだします。これでトップ部の完成です。
多段コリニアアンテナの先端にはんだすればNEWコリニアアンテナの完成になります。
自分は、4段に今回のトップ部を取り付けました。6段、8段に付けても良いと思います。
ARRR.COMでは、8段にトップを取り付けています。

③フェライトコア
・フェライトコアを給電ケーブルのシールドから110㎜の位置に取り付けます。
しかし・・・このコアは大きすぎました・・・が、この大きさが合う様な感じです。いろいろなタイプで試してみるのがよいと思います。

④受信してみての感触
軒下に仮設置での受信ですので、こんなもんですが、今までの4段だと気仙沼沖と前橋付近の受信はできませんでした。今回特に気仙沼付近は確実に捕らえています。太平洋側も以前の4段に比べ伸びていました。西側は天候の影響でしょうか飛行ルートが内陸側であった様で距離が出ていません、全体に低高度での飛行でした。しかし低高度でも今まで入感しなかった地域にプロットされていることを考えると十分使えるレベルと考えます。多少シグナルレベルが低くても受信できている感じです。友人も現在8段+1段コリニアアンテナにチャレンジしていますので結果を待ちたいと思います。ちなみにですが、某社のアンテナより勿論高感度です。ただし、あまりにも良いロケーションで受信している場合は、簡易アンテナ/多段コリニアアンテナでもあまり差がでない場合もありますのであしからず。

(2016/02/15 AA-1400アンテナアナライザーで測定したところあまりマッチングは良くありませんでした。本記事は参考としてください!ただし、本記事の通りに製作すれば簡易アンテナや、D-555より高感度のアンテナになることを付け加えます)
前回、4段のコリニアアンテナの製作記事を掲載しましたが、( 元記事はこちらになります。)このアンテナでも十分な性能ではありますが、また違った製作方法を見つけましたので紹介します。
記事はこちらになります。
ARRR.COM
記事の内容は、1/2λコリニアアレイ×8+1/4λコリニアアレイ×1+1/4λエレメントと言う構成です。
これで、ロケーションが良ければ400Kmの受信が可能だそうです。すごい!
トップの1/4λコリニアアレイと1/4λエレメントの接続部は、芯線とシールドを接続(ショート)しています。
また、トップの1/4λエレメントは、短縮率を使わない寸法となっています。
(10段と言ってもいいのでしょうか?)
さて、このアンテナ製作の記事で気になる点が・・・アンテナ接続ケーブル部(給電部)にフェライトコアを取り付けてあります。この原理がわかりませんでしたので、HPの管理者Kentさんに質問させていただいたところ、フェライトコアを取り付けることで1090MHz受信のノイズフロアが下がるとのことです。確かにフェライトコア取り付けでノイズフロアが少しでも下がるならADS-Bの弱い信号が浮き出てくることになります。結果受信性能の改善になります。SDR#で1090MHzを受信してみましたが、実際に見て判るような劇的なノイズフロアの低下は見られませんでした・・・しかし、ADS-Bのバースト信号をウオーターフォールで見ていると・・・フェライトコア取り付けの方に薄いバースト信号が良く見えるような・・・感じがします?感覚的なものなので微妙かな?取り付けても悪さはしないので付けて損はないと思いますが、今回のアンテナの構造には有効なのかもしれません、その他の構造のアンテナでは効果が出ない、または性能が悪化する可能性もありますので、十分検証してご使用ください!
実際の加工例です。(5DFB使用/短縮率80%)
①1/4λコリニアアレイ+トップエレメントの加工寸法です。
多段部分の加工はこちらへ4段のコリニアアンテナの製作記事(先端の抵抗は不要です)
・ケーブルは130㎜でカットします。
・画像左側を10㎜剥き出し後シールドに予備はんだをします。
・予備はんだ部の半分(5㎜)の位置を内部のコアごとカットします。(芯線のキズに注意)
・芯線は3㎜程度にカットしておきます。予備はんだも忘れずに!
・次に左シールドの先端から55㎜の位置で外皮、シールド、内部コアごと切り取ります。(芯線のキズに注意)
・切り取った位置から右へ69㎜の位置で芯線をカットします。

②芯線、シールドをショート
・適当なジャンパー線を準備しジャンパーの片側を外皮とシールドの間に10㎜程度差し込んで折り曲げて芯線に巻き付けます。ジャンパーとシールド/ジャンパーと芯線をはんだします。これでトップ部の完成です。
多段コリニアアンテナの先端にはんだすればNEWコリニアアンテナの完成になります。
自分は、4段に今回のトップ部を取り付けました。6段、8段に付けても良いと思います。
ARRR.COMでは、8段にトップを取り付けています。

③フェライトコア
・フェライトコアを給電ケーブルのシールドから110㎜の位置に取り付けます。
しかし・・・このコアは大きすぎました・・・が、この大きさが合う様な感じです。いろいろなタイプで試してみるのがよいと思います。

④受信してみての感触
軒下に仮設置での受信ですので、こんなもんですが、今までの4段だと気仙沼沖と前橋付近の受信はできませんでした。今回特に気仙沼付近は確実に捕らえています。太平洋側も以前の4段に比べ伸びていました。西側は天候の影響でしょうか飛行ルートが内陸側であった様で距離が出ていません、全体に低高度での飛行でした。しかし低高度でも今まで入感しなかった地域にプロットされていることを考えると十分使えるレベルと考えます。多少シグナルレベルが低くても受信できている感じです。友人も現在8段+1段コリニアアンテナにチャレンジしていますので結果を待ちたいと思います。ちなみにですが、某社のアンテナより勿論高感度です。ただし、あまりにも良いロケーションで受信している場合は、簡易アンテナ/多段コリニアアンテナでもあまり差がでない場合もありますのであしからず。

(2016/02/15 AA-1400アンテナアナライザーで測定したところあまりマッチングは良くありませんでした。本記事は参考としてください!ただし、本記事の通りに製作すれば簡易アンテナや、D-555より高感度のアンテナになることを付け加えます)
















































