中波、短波の受信に手軽に作れてそこそこ使えるマグネチックループアンテナですが、自分の設置場所の回りにエアコンの室外機や大型冷蔵庫の室外機などノイズ源が増殖してしましました・・・アンテナケーブルにフェライト巻いたりいろいろと対策したものの改善されないのが実状です。多分LED照明のノイズや太陽光発電のパワーコンディショナーなんかもノイズ源だと思うのですが、対策しようがありませんでした。
たまたま、ご連絡をいただいたT.Eさんとアンテナの話になり、T.Eさんの製作された長波用のアンテナにアースを繋ぐとノイズフロアが下がるとお聞きしました。ここまでは、まぁ良くある話なんですが、なんとアースをトタン屋根に直接繋ぐということでした。考えられなくはないんですがそのときは半信半疑・・・T.Eさんの考察は、トタン屋根の広さによるアース効果とトタン屋根による遮蔽が良いのだろうと言うことです。つまりトタン屋根の下にあるノイズ源は遮蔽されるのではないか?とのことでした。そこで、本日実際に試したところおもしろい結果がでましたので報告します。(トタン屋根限定の情報です)
自作マグネチックループアンテナ
マグネチックループアンテナ

RTL-SDRHF UP CONVERTER超小型ガルバニックアイソレーターの組み合わせです。
オプション
 
・アースは簡単です。適当な電線にミノムシクリップを取り付けて、反対側を適当な長さに被覆を剥き予備半田します。この電線の長さは適当なんですが、短いほど良いと思います。長くなってしまうと逆にアンテナの役割をしてしまうとのT.Eさんのお話でした。
アース①
・予備半田した電線をコネクターのアース側にきつめに巻き付けます。あとは、絶縁テープか自己融着テープで防水します。画像の左側は、アンテナ側で、アンテナのフェライト部から約30㎝程度の位置になります。あとはアンテナを設置して、ミノムシクリップでトタン屋根に接続します。トタン屋根には塗装されていますので、少し塗装を剥がしてクリップします。接続はミノムシクリップ以外でもOKです。繋ぎやすいもので良いと思います。
アース②


・さて7MHzの受信画像です。
おどろきの結果が出ました。ご覧の通りノイズフロアが約10dB程度下がり、その上信号が浮き出てきました。感度も上がっています。初めてガルバニックアイソレーターを使用したときのような感覚です。これは使えます。
7MHzアース比較

・気をよくして中波を受信してみました。
ところが・・・若干信号が弱くなってしまいました。使えないわけではありませんが、アースなしの方が良い感じです。
AMアース比較
 
・その他としては13MHzあたりでは、さほど差は感じませんが、幾分アースありの方が感度が上がっている感じです。11MHz 21MHzあたりも同様でした。
・今回のトタン屋根アースは、アンテナの作り方や、屋根の構造などでも効果が変わってくると思います。自分の設置場所では、特に7MHzが特に改善されたと思います。なお、トタン屋根と言わず近くの金属にアースすると良い結果がでるかもしれません、お試しを!