TT@北海道さんがまたすごいものを作ってしまいました。
CentSDRと言いまして、マイコンでSDR受信機を作ってしまったものです。すごい!
TT@北海道さんの完成品です。
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自分はだいぶ乗り遅れての製作ですが、レポートさせていただきます。

CentSDRは、TT@北海道さんが配布されているキットですが、9月8日現在在庫0です。

キット内容は、基板と実装部品で構成されています。
いつもながら丁寧なセッティングになっています。
ちなみに基板サイズが50×95mmです。名刺より一回り小さいです。おどろきです。
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今回のキットで一番の難関がQFNとQFPパッケージICです。QFNは、足が出てるので何とかなりますが、QFNの場合足が出ていません、リフローが前提なのでいたしかたないんですが、このICの場合グランドが非常に付けにくいんです。と、言うことで、知人の力も拝借しつつ何とか実装完了!
この画像に黒の9Pソケットが実装さてれて居ますが、これは分割ロングピンソケットです。別途準備しました。LCDの接続用です。
TT@北海道さんのマニュアルでは、実装途中でテストしますが、訳あって全部搭載となりました。なかなか手強いです。はんだの検査は十分すぎるぐらいしました。

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ファームウエアを書き込みます。
ここで必要になるのが、定番のSTM32F411 Nucleo-64です。ST-LINKを使用します。
STM32F411 Nucleo-64とPCをMINI-USB~USBで接続します。
ところが・・・STM32F411 Nucleo-64を認識してくれません、インストールに失敗します。
Win10の場合自動でドライバーが入り起動できるそうなのですが、Win7では、手動でインストールする必要があります。
必要なユーティリティーは→STSW-LINK004です。
上のリンクへ移動しページの一番下ソフトウエアの入手をクリックすると、ライセンス承認のウインドウに切り替わり”ACCEPT”ダウンロードのウインドウにまた切り替わり、名前、名字、メールアドレスを入力しチェックボックス2つにチェックをいれて”ダウンロード”を押すと入力したアドレスに承認確認とダウンロードのリンクが送られてきますので、それに従ってダウンロドします。
en.stsw-link004.zipを解凍しフォルダー内のSTM32 ST-LINK Utility v4.2.0 setup.exeを実行します。
さて、STM32F411 Nucleo-64がPCで認識するとドライブが出てきます。
Nucleo-64一度STM32F411 Nucleo-64の接続を切ります。

STM32F411 Nucleo-64とCentSDRを接続します。59からのんびりと・・・を参考にさせていただきSTM32F411 Nucleo-64のパッケージにカッターで角穴をあけて使用します。
2:TCK, 3:GND, 4:TMSの3本を接続すれば良いとのことでしたので、QIコネクター3Pにボードイン端子を付けて直結しました。製作されたみなさんは、CentSDRの基板ST-LINKにボードピンを取り付けていらっしゃいましたが、ファームウエアの書き込みだけなので問題ありませんでした。
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CentSDRにマイクロUSBケーブルで電源を供給します。ここで不安な点が・・・POWのパイロットランプが点灯しない?と思いつつファームウエアをかき込みます。
マニュアルに従いファームウエアをダウンロードします。
フォルダーの中に"ch.bin”がありますので、このファイルをNODE_F411REドライブにドロップするだけです。自動で転送してくれます。一度ケーブルを全て抜きます。

ファームウエアをかき込みましたので、LCDとロータリーエンコーダを準備します。
LCDは、2.2インチ ILI9341仕様のものです。
(TT@北海道さんの記事から2.4インチ、2.8インチも使用可能だそうです)
ロータリーエンコーダは、P05771(秋月)
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LCDとロータリーエンコーダを搭載します。
ここで失敗・・・このロータリーエンコーダですが、ツマミを挿入すると取れなくなることが後から判明しました。やっちまいました。アクリルで保護しようと思ったんですがね~予備のロータリーエンコーダあるんで最悪交換です・・・
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さて、アンテナケーブル(ガルバニックアイソレーター)外部スピーカー、マイクロUSBケーブルで電源供給で、電源SW・・・ON・・・出た!!!表示が出ました。左側地元のラジオに周波数を変えてみると~みごとに聞こえる!!!すばらしい!!!操作も簡単です。ロータリーエンコーダのプッシュSWとロータリーエンコーダで切換、選択を行えます。
7MHzのLSBアマチュア無線もガンガン入るし、6055KHzラジオNIKKEIも問題なし、LCDも明るい、いいですね~いろいろカスタマイズできそうです。最高!
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ちなみにこのCentSDRの受信周波数は、0.1~70MHzとのことですが、なんと3倍波で受信してしまうのだそうです。つまり受信周波数×約3倍の周波数です。ドンピシャなのがFM放送です。地元のFM補完放送の場合90.8MHz÷3=約30.267MHzです。実際に受信するとこうなります。STEREOで聴くことができるのもうれしいところです。ほんとすばらしい!仮に3倍波のFM放送が邪魔している場合は、ローパスフィルターなどで対策できます。
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ここまで出来たので、次はPCでの操作です。CentSDRを電源ではなくUSB接続用のケーブルでPCに接続します。CentSDRのSWをONにするとPCのデバイスマネージャでCOMポートにCOM PORTが出ていれば正常に繋がっています。
Tera Termをインストールして使ってみます。Tera Termは特に問題なくインストールできました。
(Vecterや窓の杜でダウンロードできます)
早速Tera Termを起動してみましたが、キーボード全く受け付けない・・・ポートも出てきてるので問題ないと思うんですが、どうやってもキーボードを受け付けない・・・PUPさんにファームウエアの上書きしてみたらと言うことで、やってみましたが、同じ・・・もしかして~とUSB3.0ポートに接続してみた・・・なんと、動いた!USB2.0との相性なのか自分のPCだけなのか?ここは不明ですが、USB3.0ポートであれば動きます。自分のPCには、元々USB3.0は搭載されていませんでした。PCのバックアップなどUSB2.0に限界を感じExpressCard54スロット用のUSB3.0ポートを実装してあったのが幸運でした。
シリアルポートを選択してOK
Tera Term-1

Enterで”ch>"が出てきました。これでコマンド入力できます。しかしどうしてUSB2.0で動かないのか謎です。

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Tera Term-2

channal list
Tera Term-3

その他のコマンドは割愛させていただきます。
すばらしいCentSDR、TT@北海道さんに感謝です。