RTL-SDR ダイレクトサンプリング(direct sampling mode)マッチングトランスFT37-43トリファイラ並行10回巻で製作してみました。
これを製作します!
YU3MA氏のマッチングトランス一覧を見るとFT37-43の巻き方がトリファイラの平行巻に見えます。と言うことで早速作ってみましょう。
①フェライトコアはFT37-43 ポリウレタン線0.32㎜を1本は170㎜に切断 もう1本は340㎜を2つ折りにします。3本一度に巻く方法もありますが、巻きにくいので1次側と2次側を別々に巻きます。
②ポリウレタン線を約30㎜残し折り返しの方をコアに巻きつけます。しっかりと平行に巻いていきます。内側通過回数が10回です。これが1次側でチューナー側になります。
③きっちり10回巻き終わった1次側の左側に沿わせる様に1本のポリウレタン線を巻きます。この際に線の先を折り返しておくと目印になります。画像の様にAA BB CCのペアであることを一応テスターで確認しましょう。
AAが2次側でアンテナ側になります。BとCのメッキを紙やすりで取りよじって半田します。これで1次側の完成です。半田部分はチューブなどで絶縁しましょう。
④USBワンセグチューナーに搭載します。画像は、以前に5回巻のトランスを搭載したEzTV666を再度使用しました。PALコネクターから信号を取りますので、PALコネクター付近のカップリングコンデンサーを取り外します。
トランスの接続は画像の通りです。チューナー側はQ+とQ-に接続しています。I+のランドを浮かせてしまって半田がしにくくなってしまったので・・・Q側にしたまでです。SDR#の設定でQを選択すればOKです。
実際の使用感は、ツイストのトリファイラ巻と同じ様に感じますが、若干弱い信号が受信できるように感じます。と言うのも自宅の劣悪な環境で弱いHFDLの信号が受信出来ました。ただRTL2832Uの個体差にもよりますのでまだまだ検証は足りません、今後も検証を進めて参ります。その他の使用方法などは、RTL-SDR ダイレクトサンプリング、USBワンセグチューナーHF受信化改造記事の総集編をご覧ください
ただ、気になる点が・・・やはり熱ダレが・・・受信開始から徐々に感度が低下します。RTL2832Uの最大の欠点です。ヒートシンク搭載と基板の裏面に放熱シート+放熱アルミ板を貼り付けました。しばらく使ってレポートします。
RTL-SDR ダイレクトサンプリング(Direct Sampling)マッチングトランス~カップリングコンデンサ(Coupling capacitor)使用で感度アップ確認!
これを製作します!
YU3MA氏のマッチングトランス一覧を見るとFT37-43の巻き方がトリファイラの平行巻に見えます。と言うことで早速作ってみましょう。
①フェライトコアはFT37-43 ポリウレタン線0.32㎜を1本は170㎜に切断 もう1本は340㎜を2つ折りにします。3本一度に巻く方法もありますが、巻きにくいので1次側と2次側を別々に巻きます。
②ポリウレタン線を約30㎜残し折り返しの方をコアに巻きつけます。しっかりと平行に巻いていきます。内側通過回数が10回です。これが1次側でチューナー側になります。
③きっちり10回巻き終わった1次側の左側に沿わせる様に1本のポリウレタン線を巻きます。この際に線の先を折り返しておくと目印になります。画像の様にAA BB CCのペアであることを一応テスターで確認しましょう。
AAが2次側でアンテナ側になります。BとCのメッキを紙やすりで取りよじって半田します。これで1次側の完成です。半田部分はチューブなどで絶縁しましょう。
④USBワンセグチューナーに搭載します。画像は、以前に5回巻のトランスを搭載したEzTV666を再度使用しました。PALコネクターから信号を取りますので、PALコネクター付近のカップリングコンデンサーを取り外します。
トランスの接続は画像の通りです。チューナー側はQ+とQ-に接続しています。I+のランドを浮かせてしまって半田がしにくくなってしまったので・・・Q側にしたまでです。SDR#の設定でQを選択すればOKです。
実際の使用感は、ツイストのトリファイラ巻と同じ様に感じますが、若干弱い信号が受信できるように感じます。と言うのも自宅の劣悪な環境で弱いHFDLの信号が受信出来ました。ただRTL2832Uの個体差にもよりますのでまだまだ検証は足りません、今後も検証を進めて参ります。その他の使用方法などは、RTL-SDR ダイレクトサンプリング、USBワンセグチューナーHF受信化改造記事の総集編をご覧ください
ただ、気になる点が・・・やはり熱ダレが・・・受信開始から徐々に感度が低下します。RTL2832Uの最大の欠点です。ヒートシンク搭載と基板の裏面に放熱シート+放熱アルミ板を貼り付けました。しばらく使ってレポートします。
RTL-SDR ダイレクトサンプリング(Direct Sampling)マッチングトランス~カップリングコンデンサ(Coupling capacitor)使用で感度アップ確認!