2008年10月13日

電波の城

c64614c5.jpgここ半年ぐらいで楽しみな漫画の一つです。

最初は、細野不二彦ということで買ったんですがwなかなかどうして、やはり面白い。

制作資金源として、広告における将来性を問われながらも、ナンバーワンであるテレビを舞台に、しかし、そこに集まる役者は

「カメラの向こうの二千万人を当て込んだスポンサーが局に莫大な広告料をだし、その期待に見合うだけの歌や踊りや芝居を私たちが演じてみせなくては、生きて還れない!!」

と敏腕プロデューサがけしかける様に、一昔前の、広告費が当たり前ではなく、視聴者も垂れ流しが当たり前じゃない、「現場」の声が見れるようで面白い。

ここに、ネット広告が煽てられても、取って代わることはなく、かつマスにはなれない壁がある気がする(なる必要はないが)。

テレビが二千万人を前に自分一人のステージなら、ネットは、二千万人の自分のコピーを作り個別の面談。

どちらが、優れているかではなく、どの段階でそれが必要か?また、どれが最適か?という話のなかで、今後ネットが問われる一級品のエンターテイメントを提供できるか?に関していえば、テレビの方が人材に恵まれている気がする。

ネットで才能の平均化が起こったように見えるが、困ったことにユーザはより面白いものしか求めない。その時に、学年上位10位の才能の生産がよいのか、全国10位の才能が有効なのか?はたまた、世界…というように、どちらが先に、そこに到達し、さらにそこから先に脱却できるか?

はたまた、新しい価値観が生まれるのか?

今だからこそ、実は面白いマンガですw