September 2007

September 11, 2007

ロンドン一番の弁当

この間すごい発見をしてしまった。

朝から働いて、昼時には当然ランチを食べるのだが、大抵は、職場の近くの店で持ち帰りのスープや中華風ご飯を買ったり、和食の注文弁当等で済ませている。

ロンドンの食事はまずい、というのが定説にもなっている程だが、暫く住んでからは、過度の期待をしない分、それなりに美味しく食べさせてもらっている。

東京に居た頃と違うのは、「今日は何処そこの何々が食べたい!」などと楽しみにする事は殆ど無く、「今日は一体、何処の何を食べれば後悔しないだろう?」と真剣に考え込んでしまう点だ。

職場の同僚を見渡すと、外食派より、自分で弁当を作ったり、外で持ち帰りの食事を持ち込んだり、と、職場で食べている人が結構多い。

よく見かけるのは、スープ、サラダ、サンドイッチなどである。

驚きメニュー(イギリス人にとっては普通なのかも知れない...)もある。

袋入りで売られている人参やブロッコリの入った、温野菜サラダセットのようなのを袋ごと電子レンジで温めてから食べる。

更に、鶏の丸焼きを近くのスーパーで買ってきて、2〜3人で分けて美味しそうに食べているのを見かけた事もある。私も混ぜて欲しかった。

さて、話は反れたが、私がよく行くジャパニーズ風弁当屋があるのだが、そこではイギリス風にアレンジされた寿司や味噌汁の他、アジア風焼きそばなどが置いてある。

どうも、本来のものとは違うのだが、(野菜寿司、炒めていない焼きそば等)、由来を気にしなければ結構美味しい。

そこのメニューの一つに「Tempura Soup」(天ぷらスープ)というものがある。天ぷらがスープに入っているだけじゃ、つまらないし、お腹空いちゃうけど、変なメニューだな、と日頃から気になっていた。

ただ、イギリス人はご飯など、炭水化物は日本人ほど食べないので、あれでいいんだな、と納得していた。

あるとき、あるイギリス人サラリーマンが天ぷらスープだけを注文して、持ち帰りする所を目撃したのだが、「ああ、彼には足りるのだな」と感心していた。

この間、ふと、向かいの席のイギリス人同僚を見上げると、黒っぽい固まりを箸で掴んで口に運んでいた。

 「あ!それは蕎麦でしょ、蕎麦!どこで買ったの?」

と興奮気味に聞いたところ、それはあの「天ぷらスープ」だったのである。

 「それって、天ぷら蕎麦って言うんだよ、日本では!!」

次の日、もちろん、朝から楽しみにして、お昼は「天ぷらスープ」を買いに行った。

海老天2本、野菜天一枚の衣がそばつゆに泳いで、ぶにゅぶにゅになったものを箸ですくいながら、美味しく頂いた、「天ぷらスープ」。

和食のお店が増える中、天ぷら蕎麦なんてロンドンで一度も食べた事は無かった。日本でも蕎麦といえば鴨汁が好きなので、天ぷら蕎麦なぞ本当に何年振りかに食べたのだ。

つゆに泳いだぶにゅぶにゅの揚げの旨さをすっかり忘れていたのだが、思い出して良かった。

思わず翌日も「天ぷらスープ」食べてしまった。

私の中ではロンドン一のお弁当である。

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こんな容器に入って5ポンド弱。

食べる前で興奮の為、手が震えたのかピンボケ失礼。

蕎麦と天ぷらの感じが見えるかな?


September 02, 2007

もう9月...

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暑い日は冷やし中華!




今日は土曜日。

冷蔵庫の中には賞味期限が9月1日のものが多いな〜、などと思いながら9月1日切れの卵を料理し、また9月1日切れの牛乳を飲み干し、
 
 「ひょっとして、今日から9月?なーんちゃって!」

等と思いながら日付を確認したら今日から9月だった。あれ?夏は何処へ...?そして、牛乳は大丈夫だろうか?

今年の夏は日本とは正反対に寒い日が多く、夏らしさを感じる日は殆どなかったのに、もう、今日から9月か。

月替わりには請求書。今月は慌てずきちんと作成出来た。今回は腐りかけの牛乳のお陰である。


しかし、気付いたら今年の初めから、契約社員病に襲われてか、タイミングを逃し続けて、休みなんか殆ど取らずにガツガツ働き続けてきて、いい加減疲れて来た。契約社員病なんかそっちのけで、そろそろ休みを取りたい今日この頃。