2010年03月

2010年03月31日

■3/31 大引け

■東京市場 3/31 大引け

指標名

終値

前日比

日経平均株価

11089.94

▲ 7.20

TOPIX

978.81

▲ 0.77

日経JASDAQ

1275.26

△ 7.46

東証マザーズ

450.50

▲ 0.47

ヘラクレス

636.01

△ 7.28

東1部売買高

20億3722万株

 

(相場概況)
今日の日経は小幅安となった。朝方はNY市場の上昇や為替の円安がキッカケとなって指数は上昇。1万1100円台を回復し、一時前日終値比50円高まで上昇。ただ、その後は期末を意識した手仕舞い売りや高値警戒感からの売りに押された。
 
朝方はいつも同様に主力株の買いが優勢となって続伸となって始まったが、ここまで株価は一本調子の上昇となっていることを嫌気し、午後になってからはやや売り買いが交錯する中、日経は下落する動きを見せた。それでも下げ幅は7円と小幅に止まった。
 
主力のハイテクや輸出関連株が売られて、その反面海運や不動産、小売などの一角が買われたことで日経は上昇幅はもみ消されたが、大きなマイナスには至らなかった。全体的にはしっかりとした印象が強く、引き続き先高感を感じさせる。
 
3月期末株価としては3年ぶりの上昇。上昇幅は2980円41銭。前回は郵政解散で大幅上昇となった05年度の相場。上昇幅は5930円71銭である。昨年よりも株価は上昇しているということもあり、月末期末の株価上昇を意識したドレッシング買いは入らず。
 
高値警戒感も出てきてもいい水準にはなっているものの、売買の需給を見ればまだ過熱感を示すほどの状況ではないと思われる。これについては昨日の相場概況でも述べたことであるが、まだ株価自体はしっかりとしており、需給が株価を支えている。
 
騰落レシオでは140%を超えており、過熱を示す120%をはるかに超え、一服感は出ても仕方のないところでもあるが、調整に入るほどの動きでもなさそうな気配である。高値警戒を意識するあまり買えずに株価だけが上昇してる場面を見ている投資家は多いだろう。
 
日経の1万1000円〜1万2000円の価格帯は真空地帯となっていると言われており、このまま上値を追う相場店秋になっても不思議ではない。ただ、やはりそれも需給である。株価や値動きよりも需給で判断するほうが良いのではないだろうか。
 
出来高の目安としては25億株以上30億株というところであろうか。売買代金は2兆円前後。これがひとまずの目安になると見ている。そうなるまでは今の相場環境は継続するのではないだろうか。その点に注意しながら、今後見てはどうだろうか。
 
個別株動向も需給面で判断したほうがよさそうである。低位株物色の流れが徐々に変化してきている。これまでとはまた違う相場展開となりそうである。一本調子で上昇していくような銘柄は既に下落へ入っているものもあり、注意が必要である。
 
ツガミや鬼怒川ゴム、クラリオンなどがそれである。今更手を出す水準ではないだろう。それに替わって色々な銘柄へ資金シフトが見られる。今日の東証一部値上がりランキングなどを見るとその顔ぶれの変化が見て取れる。今後の参考に。日替わりメニューで登場するだろう。
 
引き続き、現在の相場に変化はないと見ている。ここからは改めて業績相場の色合いが強くなるだろう。市場に関わらず業績良好となってきているものについては押し目を買う動きが強まる可能性は高い。値動きに翻弄されずに、本物を見つけよう。


■大門。■


bigmoney_bigmoney at 16:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!マーケット動向 

■これまでの主な銘柄動向

2121 ミクシィ 641000円 ▲2000円 
(3/22版Dレポート 582000円から)


65万円手前でのもみあい圏。最近は上昇傾向を強めていただけに、やや一服感も出ている。ただ、このもみあいを抜けてくれば上値を取ってくる可能性も強いため。引き続き注目。

7915 日本写真印刷 3655円 △190円 
(3/14版Dレポート 3440円から) 


本日株価は大幅上昇。直近も3200円を割り込む水準案で売り込まれていたが、ようやく底打ち完了。タッチパネル関連として注目される。窓を空けている空間を埋めに来る相場展開となるだろう。

1606 日本海洋掘削 4760円 ▲35円
(3/14版Dレポート 4810円から)

安値圏からのもみあいから抜けきるのに時間が少々かかっているようである。ただ、業績での安定性はある企業。また決算時期になると上昇してくる可能性は高いため。安値圏は継続。

2193 クックパッド 8050円 △240円
(3/14版Dレポート 6370円から)


登場後一気に8000円まで到達。最近も高値もみあいとなっているが、再び騰勢を強めてくる可能性は高い。しっかりとしてくる環境。


■大門。■





bigmoney_bigmoney at 12:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!☆推奨銘柄 

■前場引け

■東京市場 3/31 前場引け

指標名

終値

前日比

日経平均株価

11130.98

△ 33.84

TOPIX

981.45

△ 1.87

日経JASDAQ

1278.76

△ 10.96

東証マザーズ

454.00

△ 3.03

ヘラクレス

635.92

△ 7.19

東1部売買高

9億296万株

 

(前場概況)
今日の日経の前場は小幅続伸。NY市場や為替が円安になったことを背景にしっかりとした展開となっている。日経は1万1000円の高値警戒感が出てきているところであるが、それでも堅調な展開となっているのは全体的な需給によるところが多いだろう。
 
ここ最近は信用取引の信用売り残が急増し、買い残が減少しているということである。日経が高値圏になってきていることで信用の評価損率も低下している。そういうところで空売りが増えていることで買戻しの動きが強まり、下値を支えている面も多い。
 
相場全体的に過熱感が出ているというのはあくまで数字だけのものであり、その中身は非常に良好であるということ。足元の業績は材料の発表を控え更に需給面を見た動きが強まってくるのではないかと思われる。値動きだけでの取引は禁物。
 
 
■大門。■


bigmoney_bigmoney at 11:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!マーケット動向 

■7915(東1)

7915 日本写真印刷 3655円 △160円 725000株

ここに来て騰勢を強めてきている。アップルとベライゾンの報道を好感する動きが出ている。タッチパネル関連で注目。これまでは業績悪を嫌気した売りが出ていただけであり、反発の様相は強い。
価格は違うが、類似参考チャートイメージは5480日本冶金工業。


■大門。■

bigmoney_bigmoney at 10:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!☆推奨銘柄 

■NYマーケット

■NYマーケット 3/30 終値

指標名

終値

前日比

NYダウ

10907.42

△ 11.56

ナスダック

2410.69

△ 6.33

S&P500

1173.27

△ 0.05

CME225

11140

△ 50.00

NY原油

82.37

△ 0.20

NY金

1105.70

▲ 5.80


(NY概況)
昨晩のNY市場は小幅であるが続伸した。発表された1月S&Pケースシラー住宅価格指数の結果が予想とほぼ一致し、住宅市場の底打ち基調を確認するとダウは買いが先行しての動きとなった。また3月消費者信頼感指数の結果が予想を上回り、一時44ドル高の10940ドルまで上昇。

昨日高値(10916.64ドル)を更新後は前日終値を挟んで推移する動きをみせたが、モルガンスタンレーが強気な見方を示した3Mがダウを20ドル超押し上げる結果となったことが相場を下支えした。その他アップルのニュースを好感し、半導体関連が買われた。
 
NY市場も1万955ドルの高値をつける動きを見せた後も堅調な流れが続き、引き続き1万1000ドルの大台を目指す展開となってきている。週末は休場であるが雇用統計の発表も控えての展開だけに、期待感を先ドルするような値動きとなっている。
 
これらを受けての東京市場は、
 
全体的に高値への警戒感は出てきているところであるが、それにも増して市場マインドが非常に強くなってきている。企業業績回復期待感を背景にした値動きが活発であり、為替やNY市場の堅調さを背景にした買い安心感が強い。
 
昨日も1万1000円を回復し、高値引けとなっているように、地合いは堅調そのものである。これまで懸念されてきた海外要因が整ってきたことが背景となる。警戒は必要なところであるが、特に主力のハイテク株や輸出関連株の動きが強い。
 
昨日TOPIXがようやく高値を更新したことも好感。ここまでようやく来たかというところであり、今後はTOPIX型の相場展開となる可能性も強く、時価総額の大きい銘柄の動きに注目。特に値がさ株の動向で指数を押し上げる展開もあろう。
 
 
■大門。■


bigmoney_bigmoney at 08:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!海外の様子 

2010年03月30日

■3/30 大引け

■東京市場 3/30 大引け

指標名

終値

前日比

日経平均株価

11097.14

△ 110.67

TOPIX

979.58

△ 13.45

日経JASDAQ

1267.80

△ 9.35

東証マザーズ

450.97

△ 7.41

ヘラクレス

628.73

△ 7.33

東1部売買高

22億1089万株

 

(相場概況)
今日の日経は大幅反発。前日のNY市場や商品市況の上昇を受けて、寄付きから主力の自動車やハイテク株、その他商品関連銘柄の買いが強くなって、指数は1万1000円の大台を回復した。また連日で低位株の動きも活発である。
 
朝方発表になった鉱工業生産指数はマイナスとなって12ヶ月ぶりに前月を下回るものとなった。しかし、売り材料とならず。それよりもNY市場が堅調な動きを示していることなど、外部環境が堅調であることを材料とし、買い安心感が広がった。
 
自動車株は中国を中心に販売実績は大幅増となり、機械関連は変わらず取り組み妙味もあり、しっかりとした展開が続いている、また消費者金融株なども値を飛ばすものが目立ち、幅広く物色対象が広がった。東証の値上がりは全体の8割に達した。
 
先週の段階で日経平均はテクニカル面で高値警戒を示す数値が目立っており、上値を重たくさせる展開もあったものの、それよりも企業業績の回復期待や今後発表される短観や雇用統計の内容を先取りする形で上昇している面が強い。
 
明日は期末株価を意識した展開や月末のドレッシング買いの期待もあり、高値を更につけにいく可能性は強くなろう。日経も1万1100円の手前まで上昇し、1万1200円ラインもそろそろ到達しようかとするポイントまできている。
 
テクニカル指標よりも需給面を意識した動きが強くなっており、指数もそれに伴って大幅に上昇し、上値をとる展開となってきていることで、楽観ムードも出始めてきている。またここまで押し目を待っていた投資家の多くは買えずに上昇していることで、少し焦りも出てきているだろう。
 
投資家心理としては、買いたいけれど高値であり、買えず。それでも日経や個別株は騰がるからどこかで買うしかなくなってくる心理に駆られる。そして、ようやく買い始めようとしたときに、目先の高値圏となってくるのではないかと思われる。
 
今週末まではこのような傾向が強くなってくるのではないかと考える。一応、全体的には引き続き強含みとなるだろう。このまま一気に1万1200円〜1万1500円くらいまでは上昇してくることも期待できる。それまでは強気スタンスで。今日の高値が明日の安値となるような気配である。
 
まだ市場は楽観ムードまでは行かない。高値を意識して、買えずに上昇している投資家の動向が今後キーポイントになる。それを表すのが需給であり、出来高である。今日の出来高は22億株。少し、黄色信号がともりだしたか。
 
これが25億以上30億株に接近してくるようなら、赤信号、相場反転になる可能性は強い。ちなみに1/15高値1万982円をつけた時はその前後3日間は連続して30億株の商いをこなしている。高値、安値に接近するときは全体相場も個別株も出来高が増加するものである。
 
 
■大門。■


bigmoney_bigmoney at 16:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!マーケット動向 

■8291(東1)

8291 東日カーライフグループ 109円 △2円 291000株

値動きが活発な状況になるか。今日は少し出来高増加。ここから一発高への期待。ようやく低位株の流れについていけるか。


■大門。■

bigmoney_bigmoney at 13:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!新興市場 

■前場引け

■東京市場 3/30 前場引け

指標名

終値

前日比

日経平均株価

11038.08

△ 51.61

TOPIX

973.00

△ 6.87

日経JASDAQ

1263.17

△ 4.72

東証マザーズ

448.53

△ 4.97

ヘラクレス

627.00

△ 5.60

東1部売買高

10億6351万株

 

(前場概況)
今日の日経の前場は反発。NY市場や為替の落ち着きから買い先行ムードが強まり指数は1万1000円の大台を回復する展開となった。東証一部出来高も10億株を超えるものとなり、やや活況気味の展開となりつつある。
 
主力のハイテク株や輸出関連株などにも買い戻しの動きが強まり、相場は堅調。引き続き低位株人気も強まり高値追いの銘柄も目立っている。ただ、需給ではようやくそれなりの売買高や売買代金のものとなって久しぶりに活発化してきている。
 
それだけ全体的には高値圏の動きが強まってきているという表れであろう。それを意識している投資家が多くなってきているということである。市場ムードは楽観論が出てきているのか。強気論者が増えつつある。ただ押し目なき上昇への警戒感から買えていない投資家も多いはず。
 
引き続き強含みの展開が予想されるが、ここは短期的な売買も心掛けながら一歩先を見た投資スタンスを。


■大門。■


bigmoney_bigmoney at 11:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!マーケット動向 

■8058(東1)

8058 三菱商事 2447円 △77円 7324500株

商品市況が回復基調になってきている。株式市場の賑わいで状況してきた。その傍らで商品市況の値動きがしっかりとしてきている。このオールマイティ銘柄に注目である。


■大門。■



bigmoney_bigmoney at 10:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!☆推奨銘柄 

■2121(東マ)

2121 ミクシィ 645000円 △6000円 1433株

節目の65万円に差し掛かってもみあいの展開。ちょっと上値が重たくなってきている。過去何度かこの65万円付近で商いをこなしているだけに、少し抵抗されるところ。
しかし、ここを抜けてくる環境が出てくれば、一段上昇への弾みがつく展開が期待できる。今後の展開に注目しよう。


■大門。■



bigmoney_bigmoney at 10:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!☆推奨銘柄 

■NYマーケット

■NYマーケット 3/29 終値

指標名

終値

前日比

NYダウ

10895.86

△ 45.50

ナスダック

2404.36

△ 9.23

S&P500

1173.22

△ 6.63

CME225

11090

△ 135.00

NY原油

82.17

△ 2.17

NY金

1111.50

△ 6.10


(NY概況)
昨晩のNY市場は上昇。通信業界の再編期待やドライブシーズン到来による原油上昇を受け、通信やエネルギーセクターが相場を主導した。終値はダウが前日比45ドル高の10895ドルとなり、終値ベースで昨年来高値を更新した。
 
米政府が保有するシティグループ株式を売却するとの発表を受け、金融市場の地合いが改善しつつあることを確認されたことでダウは寄付きから買い先行。また商品市場の上昇に連れてエネルギーや素材セクターが牽引したし、指数は一段高となり、1万900ドルを回復。
 
その他、ベライゾンとボーダフォンの報道を受け通信セクターの再編期待が高まり一時66ドル高の10916ドルまで上昇する展開となった。大引けではやや売りが入ったものの、堅調な展開となって終了。ナスダックも2400ポイントを回復し、堅調な展開となった。

これらを受けての東京市場は
 
為替やNY市場の動きにつれての展開となるだろう。為替に大きな変動がない為に、指数に連動する形となるだろう。全体的に上値の重石が意識されるところであるが、CME先物市場で1万1090円で終わっていることからら、1万1000円の大台をクリアすることになるだろう。
 
特にここまで相場の牽引役となっているハイテク株や輸出関連株、値がさ株は特に大きく展開される可能性も強いために、しっかりとした相場展開が期待できる。指標内容自体は過熱感も出ている数値となっているが、需給面ではそれほどではないと思われる。
 
ここ最近はアジア株の動きも堅調になっていることから午後から値動きが出てくるパターンが多い。それだけ外部要因に振らされやすいということがあるが、それでも海外市場の堅調さは今の東京市場にとっての下支えであるゆえ、NY市場の堅調さを受け継ぐことになるだろう。
 
 
■大門。■


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2010年03月29日

■3/29 大引け

■東京市場 3/29 大引け

指標名

終値

前日比

日経平均株価

10986.47

▲ 9.90

TOPIX

966.13

▲ 0.59

日経JASDAQ

1258.45

▲ 5.94

東証マザーズ

443.56

△ 3.66

ヘラクレス

621.40

△ 4.47

東1部売買高

19億8089万株

 


(相場概況)
今日の日経は小幅安となって終えた。先週まで日経は強含みの展開となり、1万1000円の大台を回復する動きを見せ、上昇ピッチの早さを警戒する動きから、上値では利益確定売りに押される相場展開となった。それでも下げ幅は9円安で終了した。
 
今日は3月決算銘柄の配当落ち日でもあり、日経225は73円分が配当落ちとなった。それを考えれば、今日の9円安は埋め合わせることができなかったものの、実質プラスも同然の動きとなり、指数は強含みの相場展開を見せてくれた。
 
朝方から配当など権利確定した投資家からの売り物に押される相場展開となって、下げ幅を拡げる展開となったが、中国市場がしっかりとした相場展開となっていることを好感。日経が下げている場面では押し目買いが幅広い銘柄に入った。
 
さすがに主力銘柄は売り買いが交錯するものが目立つ展開となったものの、低位株人気は変わらずであり、先週から引き続き高値を更新する銘柄が目立った。さすがに主力株は買いにくいとあって、投資家の物色意欲は低位株に向かったということだろう。
 
また今週はマーケットイベントが目白押しであり、それらを期待した形で、下げた場面では買いも膨らんだ。4/1の「第一生命」上場までは、以前から申し上げているように市場マインドを低下させるわけにはいかない。それが押し目を買う動きに向かった。
 
そして、同日の「日銀短観」の発表。これは3/28版Dレポートの中でも記したように、基本的には前回昨年12月の短観内容よりも大幅に改善される期待感が強くなっており、発表内容次第では更に相場が強くなることも予想できる。
 
更には週末の米国市場は休場であるが、4/2の米3月雇用統計の発表も控える。前月は大雪など季節的な要因から大幅悪化が予想されたが、内容は市場予想を上回るものになった。この3月雇用統計は前月の反動も加わり、大幅に改善されることが期待されている。
 
こうした事からも下げて調整を加えたい場面ではあるが、下げることを許してくれない相場環境が続いている。日経の騰落レシオは過熱感を示す値を示していることで、上値の抵抗も強くなってきている。それでも日経は強いのは期待感が強いからに他ならない。
 
NY株の上昇や中国株動向なども比較的堅調なこともその要因であり。ソブリンリスク問題やドバイ問題など懸念材料はまだあるものの、それらも今の現状では解決に方向になっているということも相場の下支え要因となり、市場マインドは強い。
 
今日も日経は安値が1万901円と900円を保つ相場となり、かなり安値を意識した動きを見せている。外国人投資家は17営業日ぶりに売り超しとなったものの、それも少量に止まっている。明日以降も売りが続くか、買いとなるか?外国人動向には注目。
 
日経は高値警戒から売りも出やすくなる環境となるだろうが、一度つけた1万1000円を再びつけに来ると想像する。今の環境を考えれば、上値余地は1万200円から1万500円と見ており、買いに分がある相場である。くれぐれも言うが、安易な株価だけを見た「空売り」は厳禁である。
 
 
■大門。■


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■前場引け

■東京市場 3/29 前場引け

指標名

終値

前日比

日経平均株価

10939.13

▲ 57.24

TOPIX

963.40

▲ 3.32

日経JASDAQ

1253.39

▲ 11.00

東証マザーズ

442.79

△ 2.89

ヘラクレス

617.08

△ 0.15

東1部売買高

9億4598万株

 

(前場概況)
今日の前場の日経は反落。週末に1万1000円台を回復する急ピッチの上昇への警戒感は強まる相場展開となっている。権利落ち分72円程度を考えると、前場は52円安とそれほど大きな下落ではなく、逆に底堅い相場展開となっている。
 
全体的には底堅さから徐々に買いの動きを強まっている。特に、スマートグリッド関連舞柄を中心に買いが継続している状況。配当分を下げたとしても株価自体はしっかりとしていることから実質はプラスとなっている銘柄が多く見られる。
 
中国などのアジア市場の値動きが気になり、その動向を睨んだ形で午後は動くことになるだろう。先物での売りに注意したいが、それでも跳ね返してくる力は今の相場にはありそうである。また空売りの買戻しも入りやすいところであり、下げ幅が限定的となっている。
 
 
■大門。■


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■7915(東1)

7915 日本写真印刷 3365円 △155円 279900株

25日移動平均線を回復する動きになっている。ここから少しずつ回復基調になるか。注目。


■大門。■

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■6751(東1)

6751 日本無線 209円 △7円 499000株

週末から動きに変化が出てきて、配当3円を落としてから切り返し。節目200円を取ってから変化。引き続き高値圏の動きに入ってきている状況であるが、注目。


■大門。■

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2010年03月27日

■3/28版 Dレポート

1、先週の相場振り返り

先週の日経平均は、週初こそ高値警戒感からやや上値は抑えられる相場展開となったものの、下落する場面はほとんど見られず、下げ幅も限定的となっていた。それも外国人投資家が下値を積極的に買う動きが強くなっていたことがある。
先週まで外国人動向は16営業日連続の買い超しとなった。日本株の買い超し額も昨年から6兆円を大幅に越える水準までに達しており、外国人投資家の買いが日本株を支えている現状が浮き彫りになっているのである。

週末まで底堅さを見せた日経は、週末に3月決算銘柄の権利最終売買日と言う事もあり、配当取りなどを狙った買いも膨らみ、日経を押し上げる展開となった。指数も徐々に上値を切り上げる相場展開となり、1/15以来の年初来高値を更新した。

一時1万1000円を回復する場面を見せるなど、市場環境は非常に楽観ムードが強くなっている。また為替動向がポルトガルの格下げからユーロ安が進行。それに伴いドル高が急速に進む展開となって、円も大幅にドル高円安への動きが強まった。
この円安となったことを好感して、主力株は軒並み上昇する形となり、特に値がさ株に買いが強まったことから指数も上昇する展開となった。また欧州ソブリンリスク問題の後退やドバイ信用不安も一応の道筋がたったということも後押し材料となったことで投資家に買い安心感が広がり、週末にかけて日本株にプラス作用する材料が重なったことで、日経の高値更新とつながった。


2、来週の相場展望

来週の日経は週末の流れを受けて、強含みの展開を期待。私、大門。の想定より早く高値を更新する動きとなったことで、やや警戒感も強くなってくることも考えられるが、この機運は継続すると考えている。

基準として考えられるのが4/1である。4/1は「第一生命」の上場日であり、史上3番目の大型上場(1兆4000億円)であり、新たな株主数は150万人といわれ、近年最大規模である。この規模を吸収しきるにはある程度の市場マインドがなければならないと思われ、主幹事証券を筆頭にそれまでの市場環境をある程度維持する動きをするのではないかと考えている。

そして、日銀短観の発表である。景気見通しについての見解が交錯する中、景気回復の足取りが鮮明になれば、金融市場は円安/株高の動きが更に強まることが予想される。為替の面でも更に日米金利差拡大の思惑が強まり、ドル/円は年初来高値を上抜けする可能性もある。
日銀短観ロイターのまとめによると、大企業製造業の足元DIの予測中央値はマイナス13。12月短観のマイナス24ポイントから11ポイントの改善となる見通し。非製造業DIの予測中央値はマイナス17で、12月短観のマイナス22から5ポイントの改善。先行きも改善傾向が続く見通し。2010年度の大企業の設備投資計画は前年度比0.5%減と当初計画としては小幅減にとどまる見通しで、大幅な落ち込みとなった09年度に比べると、金融危機前の通常の当初計画に近づくと見られている。

こうしたことを背景とすると、その内容自体を好感する動きが出てくるものと思われ、来週は引き続き外国人投資家の買い超し基調とともに、日経も更に高値更新の動きを強めてくるのではないかと思われる。ただ、週初はやや上昇ピッチの早さを警戒した売り物が出てくることは予想されるが、押し目の幅は限定的なものになるのではないだろうか。
為替、NYダウ、中国市場など外部要因に大きな変化がないということが前提であろうが、今後第2週のSQ日まではこの上昇トレンドは継続し、日経は1万1200円から1万1500円までの上昇余力はあるものとしてみている。


【個別株動向】

先週は為替の円安が92円台後半まで進んだこともあり、またNY市場は堅調な上昇を見せていたことを好感する形となり、主力のハイテク株や輸出関連株などが大幅に買われる相場展開となった。日経も1万1000円を回復する動きを見せたことなどから225採用銘柄などを中心に買い先行ムードが強まる結果となった。

特にソニーやキャノンが昨年来高値を更新する動きを見せるなど、ハイテク株の地合いは堅調。機械関連、建設などを中心に足元の業績改善期待感が大きく相場をを後押しする形となって、個別株でも底堅く推移するものが多く目立った。
またこれまでの低位株相場や新興市場への値動きも活発になり、それぞれに高値を更新する銘柄が相次いでいる環境は続いた。今のところ相場全体的にボトムUPがされている状況である。今後の一段上昇となってくると主力株(東証銘柄)がメインとなってくる可能性は強い。

ただ、地合いそのものは全般的に強いということもあり、引き続き低位株物色などに変化はないものと見ている。相場そのものが強くなっているのであり、全体的な底上げムードが強くなってくるだろう。注意するならば、直近の新興市場相場の中で大幅に上昇してきた銘柄への対応である。「初押しは買い」との格言もあるように、ここ最近の値動きから買えなかった投資家が、今までの値動きを想定して、買いに入ることも多くなるだろうが、これは危険性が高いので止めていただきたい。

「第一生命」について少々触れておくが、これは公募価格仮条件上限15万円に対して14万円で決定したことで、主幹事会社や外資を中心に上場後の動きを睨んで低く抑えたのではないかと想像される。金融機関を中心として機関投資家や投信などはどうしても組み入れざるを得ない。またその先にはTOPIXにも当然組み入れられることになり、買い需要は多くなる。
このことから、それほど高く寄り付きはしないものとして見ている。騰がるとするならば、寄付き後であろう。それでも大きな値動きは期待しないほうがよいと思われる。17万〜18万円の高値があれば十分に成功したと言える状況ではないだろうかと個人的には考える。敢えて参加するかどうかは別である。


3、これからのスポット銘柄

東1 8058 三菱商事 2361円 △16円 5536400株

日経が年初来高値を更新してきた状況にも関わらず、2300円台の水準となっている。前回1/15日経の高値時は2542円となっている。そのことからするとやや需給面での重石が今の株価となっていることが考えられる。
しかし、今後日経が高値を更新後もみあいの状況を考えると、株→商品へという資金移動があるのではと想定している。そうなってくると商品高にオールマイティ性を発揮する同社へがクローズアップされてくることになろうだろう。

買いレンジ 寄付き〜2170円
ロスカット 2120円


東1 6751 日本無線 202円 △10円 1986000株

先週末は195円ラインでのもみあいの展開となっていたところをブレイクしてきた形となった。テクニカル的にも一段上昇への弾みがつきやすいところである。また同社の無線技術が今後幅広い分野に応用されてくることになるのではないかと思われる。
需給面でも徐々に改善されてきており、信用倍率現在は2倍強となっているが、今年に入ってからは徐々に改善されつつある。短期資金を巻き込みながら上昇へ、低位株物色の流れからもう一段上昇へ期待。

買いレンジ 202円〜190円
ロスカット 182円



■大門。■



bigmoney_bigmoney at 12:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!■Dレポ 

■NYマーケット

■NYマーケット 3/26 終値

指標名

終値

前日比

NYダウ

10850.36

△ 9.15

ナスダック

2395.13

▲ 2.28

S&P500

1166.59

△ 0.86

CME225

10955

△ 90.00

NY原油

80.00

▲ 0.53

NY金

1105.40

△ 11.30


(NY概況)
週末のNY市場は前日同様に、ダウは小幅続伸、ナスダックは小幅続落となった。ダウは3月ミシガン大学消費者信頼感指数の結果が予想を上回ったことを好感し、一時68ドル高の10909ドルまで上昇した。

しかし、上値は連日で、四半期末に絡んだ機関投資家などによる益出しの動きが重石となり、その後は徐々に上昇幅をもみ消す展開となり、一時前日終値を割り込む24ドル安まで下落する相場展開となった。ただ、その下げ幅も限定的なものである。

米大統領による140億ドル規模の住宅保有者支援プログラム拡充の発表を好感した形で金融セクタが買われる形となった。ナスダックは高値もみあいの状況がつついている。下げ幅は小幅であるが連日で下落。

それでもNY市場の強さは異常なくらいである。25日には一時1万955ドルまで上昇。大台の1万1000ドルも見える展開。上ヒゲをつける形となったものの、先高感を強く意識させる相場展開となっている。主要な3指数は09年8月以来となる4週続伸となった。

足元の景気指標や経済指標は住宅関連を除けはほぼ改善傾向にある。GDP値はやや下方修正されたものの、強さをにじませるものであることには違いなく。来週以降も底堅さを意識される相場展開となるのではなかろうか。


■大門。■

bigmoney_bigmoney at 10:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!海外の様子 

2010年03月26日

■8411(東1)

8411 みずほFG 196円 △2円 132488600株

株価は順調に上昇。直近の高値もみあい圏を抜け出してきた。配当を取るのか。そのまま持ち越すかは悩むところだが、日経が高値更新となった今。利食い売りも良いか。


■大門。■

bigmoney_bigmoney at 14:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!☆推奨銘柄 

■日経平均株価

日経平均株価 10949.90 △121.05

日経平均は1万900円台を回復する強い展開に。外国人投資家による買いを下支えとなり、株価は堅調な動きを見せている。ドバイ問題も解決への糸口も見え、またギリシア支援問題もまずはEUで話し合い。為替状況は92円台への円安。NY市場は大幅上昇を見せ、一時1万1000ドルも見えようかとする強い動きを見せるなど、市場環境はますます上昇への弾みがつく可能性が強くなっています。

また4/1の「第一生命」の上場にあわせるかのように、市場マインドを盛り上げようかという形から日経も上昇につながってきています。足元の企業業績も回復は顕著になってきていることから、株式市場は徐々に上値を伸ばす相場展開となってきています。来週早々には日経も1万1000円台へのy展開に。


■大門。■



bigmoney_bigmoney at 13:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!マーケット動向 

■前場引け

■東京市場 3/26 前場引け

指標名

終値

前日比

日経平均株価

10900.32

△ 71.47

TOPIX

959.18

△ 7.05

日経JASDAQ

1261.74

△ 1.54

東証マザーズ

441.50

▲ 3.78

ヘラクレス

619.22

▲ 3.58

東1部売買高

8億9058万株

 

(前場概況)
今日の日経の前場は続伸。NY市場の上昇と為替のドル高が継続していることを好感して、主力のハイテク株や輸出関連株に買いの動きが強まり、日経は1/15以来の1万900円台を回復する相場展開を見せてくれた。
 
今日は3月期末最終売買日であることで、権利取り狙いの買いも入っているようである。ただ、売買代金や出来高面ではまだ盛り上がりに欠ける相場展開である。ドバイワールドの債権計画が発表されたことで、買い安心感も広がった。
 
これまで不安視されてきた問題だっただけに、解決への方向性が示されたことは非常に歓迎される。また今晩からのEUでのヨーロッパソブリンリスクの問題に対しても方向性が見えてくるような形になればいいのだが。さて、午後からはやはり中国、香港市場の動きに注目。
 
 
■大門。■


bigmoney_bigmoney at 11:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!マーケット動向