皆様、メリークリスマス。
そんなクリスマスに、明日香出版社から嬉しいお知らせが届きました。

1. PIVOT現象
PIVOT(ニューメディア)で取り上げていただいてから、#英語発音記号の鬼50講、#英語リスニングの鬼100則 が再び異例の売り上げをあげています。この場をお借りして御礼申し上げます。



現在、Amazonでは、「在庫なくなる→在庫入れる→売れてなくなる」をここ2週間くらいで何度も繰り返しており、一部の皆様にはご迷惑をおかけしております。
昨日仕上がった増刷分数千冊も、Amazon納入、そのほかの本屋への納入で、すべてなくなってしまった(行き先が決まってしまった)とのことで、年始になりますが、再び数千冊増刷する運びとなりました。

PIVOTをはじめ、多くの方に御礼申し上げます。

2. 「英語リスニングの鬼100則」、「英語発音記号の鬼50講」 を著した理由
#英語リスニングの鬼100則、および#英語発音記号の鬼50講 を著した理由は、今、学校などでコミュニケーションの重要性が叫ばれているにもかかわらず、基本的な発音教育がおざなりになっているところがあります。それを正したかった、補いたかったのが、2冊を著した大きな理由です。

実際に大学で教えていて、おざなりに発音する学生が非常に多くみられるのです。
適当にぺら~とごまかす。
英語風に読んでみる。

そうした学生の多くは、ペーパー試験ではとても良い点数を取り大学に入学してきますが、その後、たとえば語学試験のTOEICが一定の点数から伸び悩んだり、実際に英語でコミュニケーションをとる場で円滑なコミュニケーションが取れなかったりするという悩みを抱えていることが多いのです。

つまり、適当に発音していても、一定のところまでは行けるが、その後、困ることがいろいろな場面であるということです。

3. 英語力が伸び悩む理由
この原因は「発音」に対する取り組み方であることが多いのです。

こうした学生のほぼ全員は「発音」がいい加減でも、中学校高等学校で、なにも指摘されたことがないと言います。いい加減とはどの程度かというと、furthermoreが「フューザーモア」、themeが「テーマ」と発音するといったことです。

当たり前なのですが、発音をいい加減に覚えていると、つづりを見たときには理解はできても、聞いたり発話したりするときには、それが聞き取れない、通じないということになるのです。

それを回避する方法が、「正しい発音」を身に着けることです。指導者は、間違った発音を聞いた時には、それを放置せず、すぐに直すことが求められます。そして、発音記号を使って、正しい発音を教えることが得策なのです。

というのも「発音」は習慣です。その習慣を身に着けることでリスニング力、発音力が上がるので、そのために筆者は、英語リスニングの鬼100講と英語発音記号の鬼50講を上梓したというわけです。

どうか正しい発音を身につける習慣の一つに発音記号がお役に立つことを祈ります。
素敵なクリスマスを。

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