米山明日香のブログ

2021年11月『英語発音記号の鬼50講』(明日香出版社)発売。 2020年7月『英語リスニングの鬼100則』(明日香出版社)発売。 2017年6月20日(火) BSスカパー「ニュースザップ」に出演。 記事の無断転載はご遠慮ください。

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大学で英語音声学、英語教育、通訳、英語プレゼンテーションスキルなどを教えています。

アメリカ大統領選挙2016

面白いビデオをYoutubeで見つけました。それは1988年にオプラ・ウィンフリー・ショーにトランプ氏が出演した時のもので、大統領になる可能性について言及したものです。 この映像の2'05のところから、明確に「わからないけれど、大統領選に出馬したら、自分が勝つだろうね。
『トランプ氏は有言実行者なのか?』の画像

昨日21日、トランプ次期アメリカ大統領が、就任してから100日目に行う優先事項について動画で語りました。その中で、TPP離脱について、シェール開発や石炭産業への規制の緩和について、インフラ設備へのサイバー攻撃の防止計画の策定について、ビザ制度の悪用に対する調
『トランプ次期大統領の動画の不自然さ』の画像

大統領選挙で気になることがありました。 それはクリントン氏の「大げさなジェスチャー」と「不自然な笑顔」です。 大統領たるべく、スピーチコーチがジェスチャーと笑顔を多くするように指導したと思われますが、それが失敗ではなかったかと分析します。 特に選挙戦後半で
『クリントン氏の敗因:スピーチの観点から(2)ジェスチャーと表情』の画像

トランプ氏の英語に注目が集まっております。インタビューを受けた朝日新聞、毎日新聞でも言及されていますが、語彙のレベルが歴代大統領の中でトランプ氏は圧倒的に低いのです。ここで動詞に注目してみましょう。be 動詞(緑)が目立ちます。そしてなにより、動詞は(黄
『トランプ氏のスピーチの特徴(1) 語彙の平易さ』の画像

クリントン氏が大統領選に敗北して、アメリカ国内のみならず、世界が混乱しています。 今回の大統領選挙を見続けて、クリントン氏の懸念要素がいくつかありました。 音声に関わっている者として、最も懸念していたのは、「声枯れ」でした。以下の映像は大統領選挙の3日前の
『クリントン氏の敗因:スピーチの観点から(1) 声枯れ』の画像

日本時間11月10日午前2時前に、ヒラリー・クリントン氏は今回の大統領選挙に対する敗北宣言を行いました。クリントン氏は民主党と共和党の融和を表す紫とグレーのシックなスーツに身を包み、堂々と演説を行い、夫のビル・クリントン氏も紫のネクタイに身を包んで、ヒラ
『ヒラリー・クリントン氏の敗北宣言に対する評価』の画像

数時間前、トランプ氏は勝利宣言を行いました。 今回のトランプ氏の勝利は従来の政治を動かすエリート層への厳然たる抵抗だと考えることが出来るでしょう。それは、トランプ氏が行った一連のスピーチ(演説)からも理解することができます。 数日前にインタビューを受けた朝

先程、トランプ氏が勝利宣言をしました。 従来のトランプ節が聞かれず、紳士的で無難な内容に留まりましたが、スピーチライターによるものと思われ、いささかトランプ氏の潔さや率直さといったトランプ氏の良さが聞かれない、煮え切らない内容になったのではないでしょ
『トランプ氏の勝利宣言に対する評価』の画像

トランプ氏が11月8日(現地時間1時)、ミシガン州グランズ・ラピッズ(Grands Rapids)で投票前の最終スピーをいました。トランプ氏のスピーチの内容は以下のとおりです。・ クリントン氏の最終演説にJayZやビヨンセ、レディ・ガガなど有名人を招いたが、そんな人たちは
『トランプ氏の最終スピーチの評価@ミシガン』の画像

クリントン氏の応援演説にオバマ大統領が応援に駆けつけたわけですが、8年前の大統領になった際を彷彿とさせる感動的な内容となりました。オバマ大統領の応援演説の内容は以下のとおりです。・8年前に大統領についたが、Yes we can.をYes we didに変えたが、現在は皮肉な時

先ほどヒラリークリントン氏の最終スピーチがフィラデルフィアで終わりました。夫のビルクリントン氏、娘のチェルシー氏といった家族のみならず、現役大統領と大統領夫人が登壇するという豪華なものでした。アフリカ系アメリカ人の現職大統領、かつてのアメリカ大統領、女性
『クリントン氏の最終スピーチの評価@フィラデルフィア(1)』の画像

日本時間の今朝、CNNでニューヨークで開かれたアル・スミス元州知事記念基金のチャリティーの夕食会にヒラリー・クリントン氏とドナルド・トランプ氏が出席し、それぞれスピーチを行いました。それぞれのスピーチを聞き、大統領らしく映ったのは、クリントン氏のスピーチでし

本日のクリントンvs.トランプの討論会は大変興味深く見守りました。内容もさる事ながら、その英語にも注目していました。特に印象に残ったフレーズ。それは、"Wrong!"です。クリントン氏が言ったことに対して、「それは違う」と否定するときに使っていました。ただし、この
『クリントンvs.トランプ 討論会に学ぶ英語(1)』の画像

たった今、ヒラリークリントンとドナルドトランプの公開討論会がニューヨークで終了しました。 そに内容は以下のものでした。 ⑴雇用問題 ⑵富裕層への増税問題 ⑶納税申告書の公開 ⑷人種問題 ⑸貿易問題 ⑹ISの問題 ⑺アメリカの安全と確

昨日、オバマ大統領がヒラリー・クリントン氏の応援演説を民主党全国大会で行いました。 そこでみせたのはオバマ大統領の圧倒的な「カリスマ性」でした。このところ、オバマ大統領の政策が疑問視されるなど、その人気に陰りが見えはじめていました。退任まで数ヵ月を切った

たった今、オバマ大統領による民主党全国大会でのオバマ大統領の演説が終わりました。結論から申し上げると、「そのカリスマ性と人を引きつける力は、天才的」と言わざるを得ない「名演説」でした。(1) 自分の祖父母の話を引き合いに出してユーモアを交えながら、トラン

先日、共和党の全国大会でメラニア・トランプ氏がスピーチを行いましたが、その後、ミシェル・オバマ氏のスピーチを盗用したことが判明し、トランプ陣営もそれを認めて、話題になりました。スピーチライターが盗用を犯したとの説明に終始しましたが(本人には責任はないとのこ
『音声学者が見るメラニア・トランプ氏のスピーチ』の画像

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