戦争法案廃案の運動を最後まで！

　憲法違反の戦争法案を廃案にするため、尾北民商は、戦争法案反対の国会請願署名にとりくみ、1,825名分の署名を国会に提出しました。また、宣伝カーは２日に１回のペースで運行し、街に「憲法違反の戦争法案反対」と声を広げてきました。
　集会などへの参加は、江南市で行なわれた「尾北集会」を中心に役員、事務局員が参加しました。

３２名の参加で第１回理事会を開催！

　９月６日の日曜日、２０１５年度の第１回理事会が、江南市の江南市民文化会館で開催されました。各支部から３２名の理事が参加しました。
　千田会長は冒頭のあいさつのなかで、この春に行なわれた全会員調査の結果を紹介しながら、困難な実態を告発、「小規模企業振興基本法が成立したが、大企業ばかりが優遇」「消費税１０％の再増税はとんでもない」と述べました。また、会員の６割が６０歳以上を占め、役員の数も減るなかで「『集まって話し合い相談し行動する』という民商の原点を、もう一度、論議することが求められているのでは」と参加者に呼びかけました。
　その後、第１回理事会決議案について兼松事務局長が提案し、岡田財政部長から会計報告がありました。討論では、「若い会員を中心に新しい会員には、民商の活動が理解されてない」「民商のなかで活動の場を与えることで人は成長していく」などの意見が出され、共済会、婦人部、NEXT-BMﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄからもそれぞれ報告がありました。
　そして、１２月末までの会員19名、「商工新聞」読者２９名の拡大目標を含めた秋の運動方針は、全会一致で採択され閉会しました。

戦争法案はいよいよヤマ場！全力で阻止を！

　大幅延長した国会の会期末が迫っています。戦争法案は、参議院の特別委員会で審議されていますが、７７回も審議がストップするほど、矛盾だらけであることが明らかになっています。８月３０日には、１２万人で国会を包囲し、全国１０００ヶ所以上で、連帯した行動が行なわれマスコミでも注目されました。江南市でも尾北集会が４回目の集会・デモを行ない、１８０名が参加しました。（写真は江南市役所前の集会）
　自公政権は、９月１４日の週にも強行採決する可能性があります。憲法違反の戦争法案を参議院で廃案にするために、最後まで運動と世論を広げましょう。

日本共産党地方議員団と懇談！

　８月２６日、日本共産党地方議員団と尾北民商との懇談会が行なわれました。平成２５年に７年ぶりに開催されて以来、毎年、開催しています。
　懇談会には、江南市（東、森、掛布)、犬山市（水野、岡村)、岩倉市（木村、桝谷)、扶桑町（小林）の各議員８名が参加しました。尾北民商からは、千田会長をはじめ９名の役員、事務局員が参加しました。
　千田会長は、冒頭のあいさつで「地域の経済が疲弊しているなかで、中小業者を応援し地域が活性化するために、どうしたらいいのかを率直に意見交換したい」と述べました。また、日本共産党からは、扶桑町の小林明議員から「業者の要求や課題について聞き、意見をとりあげていくために懇談会は大切」とのあいさつがありました。
　兼松事務局長が、①全会員調査の結果からみる小企業者の実態と小規模振興基本法成立後の各自治体の小企業者向けの施策、②地方税の滞納、強権的な取立てと申請型換価の猶予制度についての条例制定について、③国保税の低所得者への負担軽減、④マイナンバー制度についての自治体の対応、の４点で尾北民商としての問題意識を報告しました。
　その後、それぞれについて各市町の取り組みや現状が出し合われ、懇談しました。

８・３０国会包囲１２万人行動に尾北民商からも参加！

　マスコミでも話題になっている『８・３０国会包囲１０万人行動』が８月３０日、行なわれ１２万人が参加しました。尾北民商からも、愛青協の仲間とともに、岩倉支部の森田好騎さん（建設業・３５歳）が参加しました。
　森田さんは、行動に参加した感想を、「先日、お客さんから、戦時中に空襲で家が焼けてしまって大変だった話を聞きました。戦争だけは本当に困ると思って今回参加しました。人がたくさんいて、ここが本当に東京なのかもわからないまま、国会と思われる方向に向かってとにかく反対の声を上げました。都合が合えば、またこうした行動に参加したいと思います。」と語っていました。
　この日は、全国で少なくとも1000ヶ所以上で連帯した行動が行なわれました。この地域でも江南、犬山、岩倉で連帯した集会が行なわれ、尾北民商の会員、事務局が参加しました。