尾北民商は1986年から毎年夏に、税務行政の民主化を訴えて小牧税務署へ請願行動を行っています。39回目の今年は、9月10日(火)に行います。
すべての会員・読者の皆さんにお願いします。以前に商工新聞に折り込んだ「税務行政の民主化を求める請願書」に記名捺印の上、もよりの役員さんか尾北民商事務局にあずけることで、小牧税務署請願行動に参加してください。
今、税務署は調査の件数をコロナ禍前の水準にまで増やしています。その過程で、納税者の権利を顧みない強権的な調査・徴収の話がいくつも民商に届いています。私たちの権利を守りましょう。請願書の数を集め、納税者の声を目に見える形ではっきりと税務署に突きつけましょう。
また、同じ封筒の中に入っている、確定申告控えへの収受印継続署名(左右二面)もお願いします。
収受印署名は左と右で宛先が違い、国税庁・税務署と、衆議院・参議院にそれぞれ提出します。税務行政の民主化を求める請願書と合わせて、3種類すべてに署名してください。知人家族の分もお願いします。
収受印の押された確定申告書の控えは、自営業者にとって自身の営業や所得の証明に欠かせない重要な書類です。来年から国税庁が収受印の押なつを廃止すれば、私たち納税者の手元に申告したことを証明するものが残らなくなってしまいます。
そうなれば、税務署側が提出を受けた確定申告書を紛失した場合、納税者が無申告者として扱われる恐れがあります。同様の問題が消費税の簡易選択届など、各種の届け出においても起こりえます。
一人でも多くの署名を得ることが、私たちの営業と生活を守ることにつながります。
集めた署名は9月6日(金)夕方をめどに、最寄りの役員・事務局員ないし民商事務所にお届けください。よろしくお願いします。