クレジットカード売上の立替入金を手掛けていた㈱全東信が7月6日に破産しました。報道によれば取引店は全国で20万に及びます。
売掛金の回収困難は、人件費や仕入、家賃、買掛金の決済の資金枯渇に直結します。またクレジット売上の立替入金が前提の業態の店は、新たな決済業者を探さなくてはなりません。
消費の減退と物価高が収まらない中で、さらに本人の判断責任によらない苦難を、全国で多数の業者が負わされています。
尾北民商はこの事実を広く知らせるとともに、被害を受けている業者の相談をお受けします。この問題で困っている人があなたの周りにいませんか。民商にご紹介ください。
㈱全東信の破綻
一般的なクレジットカード決済では、売上の入金は締め日の15・30・45日後などで、実質2カ月後になることもあります。クレジット売上の割合が多くなるほど店側は支払いが先行し、つなぎの運転資金が必要になります。全東信の決済サービスは手数料が高い一方、週2回や月6回など現金化がこまめで早く、利用する業者にとってつなぎ資金を抑えられるものでした。
その破綻により、全東信のクレジット端末機は現在すべて使用できなくなっています。店のクレジット売上は直近の立替金支払いを受け取れず、法的には(店が全東信に貸した)破産債権となり、回収が困難な状況です。このため全国で連鎖的な資金繰り破綻が懸念されます。

