2014年06月11日

ガンダムUCについて熱く語るよ その4 〜艦長たち

 さて、ダラダラと暑苦しく語ってきたガンダムUC語りですが、ここで第7話を観たことを報告しておきます。家でツタヤTVの配信で見ましたよ。とりあえず、しばらくネタバレはしませんが、内容的には残念ながら「まぁ、こんなもんか」と。期待し過ぎたというか、ハードルを上げ過ぎたというか、めちゃめちゃ盛り上がって観たのでアレだったんですが、でもまぁこの時間で完結させるならこうなるよねぇ、というか。
 途中何度も唸りましたし、感動的なシーンもあったんですけど、これだけアツくなった後の最終回としては、普通な感じでした。面白くないわけではないんですが。

 ただ、一方でガンダム魂の供養には最高です。いやほんと。俺の中にわだかまっていたガンダムがついに成仏できた、みたいな感覚を味わいました。もう、しばらくガンダムはいいや(とか言いつつ、オリジン観ちゃいそうだけど)。大体、絵柄が曼荼羅ですからね。大日如来ネオ・ジオングを中心にしたガンダム曼荼羅。なんでネオ・ジオングに足がないかっていうと、ロータス・ポジションの仏だからです(嘘です)。

 で、今日は5話と6話なんですが、もうね、ここまで来たら泣きますよ、普通に。泣かないまでもジンと来ますよ。4話までにガードを崩されて、5話と6話ではいいように攻撃を食らった印象があります。



<第5話>

 今回、バナージのお父さん代わりになるのがブライト艦長です。わぉ。4話ではチョイ顔見せるだけのカメオ出演かと思いきや、ここでいきなり重要な役回りです。初代ガンダム第一話では19歳だったブライトさんなので、現在36歳ということになります。それでもまだまだ若いですよね。ロンド・ベル(連邦軍外郭団体)隊長っていうポジションなんですが、すげー出世してる感があります。声が、もう、声が・・・鈴置洋孝さんそのまんまで泣けますよ。いやマジで。ファーストガンダム・ファンは、この声を聞けと。アムロの写真も。

 直感的にバナージを助けることに決めたブライト艦長は色々と動きます。連邦軍を私物化して好き勝手やってるビスト財団に疎んじられたネェル・アーガマを救うために、ロンド・ベルの現場からジャーナリストのカイ・シデン(!)や巨大企業のルオ商会に勤めるベルトーチカ・イルマ(!)を通じてガランシェール(ジンネマン)+ネェル・アーガマ(オットー)という共同作戦を成功に導きます。いやー、良くここまで温存したなっていうくらい、ここに来て旧作のキャラが続々登場です。

 そして、一気にクライマックスてんこ盛りです。

・空飛ぶヒロイン → また飛んだ!(しかし、今回はバナージが頼もしい!例によってBGMが素晴らしい!)
・リディ闇落ち → 教科書通りのダークサイド!
・親子の絆  → ジンネマン、ついにデレる!
・人の心  → ユニコーン・ガンダムが緑に!攻撃色が消えていく!

 いやもう、人によってお気に入りのシーンが違うっつーくらい名場面が続きます。しかし、最後の奴ですが宮崎駿って天才ですよね。今から30年前ですよ、王蟲のアレは。現代でもユニコーンがやってて、しかも、それでも心に染み入るわけですよ。
 バナージが友達の呼びかけに応えて何とか宇宙へ帰ろうとしたその時、ユニコーン・ガンダムが今度こそ本当にその真価を発揮します。死んだダグザさんとギルボアさんも力を貸してくれて、サイコフレームから漏れ出る光が赤ではなく緑になる。その力は宇宙船さえも地球軌道上に乗せてしまうのだった、という。

 逆襲のシャアのラスト・シーンなんですが。地球に隕石を落として人が棲めない星にして、地球に住む人を強制的に宇宙に上げてニュータイプへの進化を促そうとしたシャアの計画を阻んだのが、この力でした。アムロが乗るνガンダムのサイコ・フレームを媒介にして人の心が物理的な力になって隕石の軌道を変えたのです。
 なので、自分がニュータイプと見込んだバナージがこの光を作り出したのを見て感傷に浸るブライトさん(アムロのことを思い出してるんだろうなぁっていう)・・・もう、それだけでご飯三杯はイけます。

 また、その前にミネバが落ちるシーンでNT-Dを発動するところがいいんですよね。戦いでは発動しないんだけど、必要なときには発動する、という。その時はまだ赤い、という。。。

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 ちなみに、この話に関連した動画で俺が好きなのはこれです。ジンネマンが空中で漂ってるだけ。あまりにもシュールで、本当に何度も見てしまいます。ガランシュールっていうタグも可笑しいし、無駄にカッチョイイBGMも最高です。




<第6話>

 最初がサービスカットで、といっても美女が温泉入るわけじゃないんですけど、派手なMS戦になります。スタイリッシュ露出卿・・・ゲフンゲフン・・・フル・フロンタルもアンジェロもつぇぇぇぇって感じで気持ち良くなりつつ。やっぱシナンジュかっこ良いよ。シナンジュ。

 前の話でついにデレたジンネマンですが、もうすっかり良い人として定着してしまいました。一方の主役といっても良いくらいです。
 そして今回はオットー艦長も魅せます。実は機動戦士ガンダムUCで一番成長したキャラはオットー艦長ではないかと言われているくらい、オットー艦長が素晴らしいっす。
 何度も繰り返しますが、UCの良い所はお父さん向けにマーケティングしているところで、こういうオヤジの書き方が丁寧なのですよ。

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 今回の山場は、ジンネマンの解放です。フル・フロンタルとミネバが決裂し、ミネバとマリーダがネオ・ジオンを追い払おうとしたとき、ネオ・ジオンの軍人として、敢えて強化人間のマスターとしてマリーダを意のままに操ろうとするジンネマン。
 バナージやミネバなど若者を、自分の娘のような存在であるマリーダを、支えたいと願いつつも自分の中にくすぶる連邦に対する恨みとか憎しみをどうしたらいいのかわからない、そんな男を解放したのは、自立し、親離れしていく娘だった・・・・という、そこでBGMがMAD-NUGです。←脳内再生により3倍盛り上がってます

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 そしてオットー艦長の演説も、BGMがGUNDAMという曲で、フルアーマー・ユニコーンの姿と相俟ってやたらと響きます。←脳内再生により3倍盛り上がってます

 大人は大人として責任を果たそうじゃないか、と。一生懸命に生きている子供に良いものを残してやろうじゃないか、と。人が人に対して負う責任。たとえ力が足りなくて果たせないとしても、責任を負っていることは間違いないじゃないか。という、オットー艦長の言葉は第3話の時から一貫して、その責任についてでしたね。

 子供を見守る大人の責任って何でしょうね。自分は普段から、後輩には「思う存分やって失敗したら仕方ないから俺が責任取るよ」みたいな事を言ってて、まぁ、実際に責任取り切れるかどうかは微妙なんですが、気持ちの上では部下が失敗して自分が辞表出したり、被告人になったり、賠償金出したりするのは仕方ないなと思っているんですよ。一応(もちろん、そうならないように監視したり、万一に備えて保険に入ったりしているわけですが)。それでも若者に失敗する機会を与えられることって大切だなと思ってるんですが、ガンダムUCもそんな感じです。
 進もうとしている道が正しいか正しくないかはわからない。ただ、今まではそれなりに上手くいっていたとはいえ問題もあったわけだし、変えてみてもいいんじゃない?という。長期的には何が正しいか何が正しくないかなんて、大抵の場合わからないじゃないですか。けど、生きてる人は何かを基準に心を決めて進むしかない。それでいいんだよ、と言ってやるのが(そのために力を尽くすのが)大人の責任かな、と、そういう考え方が性に合うのでジンと来るんでしょうかね。

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 ラストシーンでは、黒いユニコーンに乗ったリディ少尉の襲撃。ボロボロのネェル・アーガマの応戦。そして、ついに二体のガンダムが対決します。Aimerの Re:I amという歌に乗って。このラストの美しさも特筆すべきだと思います。盛り上げて終わったなぁ!

 というところで、ようやく第7話を見る準備が整ったわけですよ。


 で、まぁまだ第7話はネタバレできるタイミングでもないので、この連載はとりあえずここまでにしておきます。長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。

Posted by bijoux_iris at 22:50│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 映画や音楽 | 日々のネタ

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