黄色いののつづきです。
入荷待ちだったマスターシリンダー取り付けからです。
あまり気にせずに注文してしまいましたが、カタチがノーマルのマスターとヤッパリ違いますねえ。。。
さっそく取り付けてみると。。。
うわツ、普通に付けたらメーターに当たってダメだあ。ハンドルを切ると。
で、セル&キルスイッチと入れ替えて取り付けたり色々試しましたが、メーターを交わす事が出来ず取り付けが不可能です。
これ以上はオレの判断では進むことが出来ませんので、オーナー様にどうするか聞く事にしました。
で、答えは、、、ハンドル取り付けの位置決めボルトを外し、絞って付けて見て、、、との事です。
さーて?どうでしょうか?
セル&キルスイッチと位置は入れ替えです。
ハンドルもギリギリ絞って。。。
もー、この位置しか付けられない!っていうピンポイントでなんとか取り付けが出来ました。
オレ的にはここまでして取り付けるのならノーマルで良いかな、、、って思いますが、オーナー様の判断ですので、これで良しと致します。
ブレーキホースの取り付け位置も違いますので、新たにホースを作ります。
マスターシリンダー事件はこれで解決です。
このグッツィ、前オーナー様に新車で納めてすぐにトラブッた事があります。
渋滞路でのバッテリーあがりです。
当時、輸入元の福田様にこの件を尋ねましたが、特に異常ではない、渋滞など考えていないバイクだ、、、との回答でした。
でもこれでは日本では走れないよね。
で、その当時のオレの対策として、①渋滞ではヘッドライトをポジションに、②バッテリーを大きな容量に交換、でした。
ヘッドライトは新たにスイッチを取り付けて、渋滞ではヘッドライトを消して走っていただく事に。
バッテリーは厚みのある、容量の大きいハーレー用のバッテリーの交換しました。
細かい事ではポジション&テールの電球をLEDに交換もしました。
この対策後はバッテリーあがりでエンストする事は無くなったようですが。。。
でも、現代のヘッドライトの傾向は、、、HIDの時代は過ぎようとしていて、LEDに進化しようとしています。
H4タイプの汎用LEDバルブと言うのも出回ってきました。
ヘッドライトをLEDに出来ると消費電力を約半分にする事が出来ます。
なので、取り付けてみました。
ノーマルバルブを外して、、、
入れ替えます。
この放熱のリボンが大きいんですよ。
ギリギリで付きました。
コントロールユニットもキレイに取り付け出来ました。
点灯も確認、ノーマルより明るく見えます。
こんな具合で取り付けが出来ましたが、、、
このLEDヘッドライトバルブが、、、
事件になるとは、、、
この時は思いもよりませんでした。
つづく
2015年07月
今日はオレの足のラウムの12ヵ月点検を受けにトヨタのディーラーに行ってきました。
ラウムは去年今頃にトヨタの中古車店で買い、1年経ったのでディーラーより案内が届いていたので点検をお願いしました。
トヨタで買った認定中古車でロングラン補償も付けているので、点検を受けておいた方が故障した際には何かとハナシが早いかな?と思い、今回の点検をいたしました。
自分、整備士なので今までも自分のクルマは自分で面倒を見てきまして、ディーラーで整備をした事が無く、今回の12ヵ月点検は何をやってくれるのか?ちょっと興味があり行って見ました。
エンジンルームの点検は オイル量、バッテリー、クーラント、ウォッシャー、など点検。
エアークリーナーは外して清掃、プラグは外しませんでしたね。
次はリフトで持ち上げて、、、
足回りの点検です。
ブレーキパッドは外して点検。
リアもドラムを外して
チェックしました。
工場で自分のクルマの下を覗かせてもらい、、、ジャマでしたでしょうが、、、
特に不具合の発見も無く点検は終わりました。
このあと、洗車機での洗車付きです。
ディーラーでの点検の料金はリーズナブルでした。
なんだか得した気分でした。
ラウム、タイヤが減っていて気にしていたんですが、、、
少し前にオー〇バック〇でタイヤ交換の値段を聞いてはいましたが、、、今回の点検でトヨタでのタイヤ交換のお値段がオー〇バック〇よりもかなり安い!見積もり。
即、注文をしちゃいました。
タイヤメーカーはダンロップです。
タイヤ交換、ディーラーでするとは思いもしませんでしたが、ディーラーもやりますね!
ですので、来週はタイヤ交換です。
ふー、暑い1日でした。
さてさて、セロー250のチューブレスのリムだけど、、、
いっちゃいます。
リューターで、、、削って、、、
ベルサンで、、、
チューブレスが使えない様になってしまう???
すべて適当?にオレのウデシダイ。。。で、加工を。
はじめにチューブレスのエアーバルブが装着されている部分はこの様になっています。
これと同じ様に追加しました。
ちょっと形はブサイクですけど。
そして、
ビードストッパーを装着。です。
タイヤはGEKKOTA、チューブはスーパーヘビーチューブを。
組み付けて完成!です。
これで低圧で走行が出来ます。
タイヤに助けてもらえますね。
あまりにも低圧で使っていると、タイヤが空回りをしてチューブを破損することがあります。
ですので、この様にひと目で空回りが解るようにマーキングをしておきました。
これを書いている今、もうすぐオーナーのタッツー君がマシンを取りに来ます。
そしてWEX会場の爺ヶ岳に出発です。
さてどんなレースになるのでしょうか?
彼の初レース、楽しみです。
タイヤ交換だよ。
ノーマルタイヤを外して、、、
リムに8mmの穴を開けます。
そしてビードストッパーを装着です。
これでパンクの予防になります。
空気圧も落とせるしね。
チューブもパンク予防にスーパーヘビーチューブを入れます。
チューブの厚さは、、、
スーパーヘビーチューブが6mm。
ノーマルは3.2mmです。
2枚重なって計っていますので。それぞれ1/2にするとチューブの厚さになります。
スーパーヘビーチューブはノーマルの2倍の厚さがあり丈夫な事は間違えありませんが、重量も2倍になりますので高速域ではハンドリングに悪影響が出ますが、、、飛ばさないよね。
エンデューロタイヤとスーパーヘビーチューブを組み込みます。
で、車体に取り付けたら、、、
あー、、、フェンダーとの隙間が全く無くホイールが廻りません。
ですので取り外して。完成です。
リアタイヤも交換しますが、リアってチューブレスなんですよ。
ですのでフロントのリムよりもうちょっと手間を掛けてやらないと。。。
リューターで削っちゃうよ。
元にはもう戻れません。。。
タイヤの空気圧って計っていますう?
金属のホイールにぴったりはまっているチューブレスタイヤなのになんで?空気がいつのまにか少なくなってますよね。
チューブが入っているタイヤもいつの間にか。。。
そのまま乗っていると、ハンドルが重かったり、路面の継ぎ目に取られたり、偏摩耗したり、あんまり良くない事ばかりがおきます。
入れすぎも悪いですね。
接地面が少なくなってしまい、カーブでスリップダウンしたり、急ブレーキでやっぱりスリップしたり、、、
雨の日はめちゃくちゃ怖いですよ、入れすぎは。
タイヤの減り方も中央部分だけ早く摩耗したりもいたします。
ですので空気圧を時々調整します。
タイヤメーカーでは月に1度はゲージを使い調整をするようにと言っています。
仕事で使っているタイヤゲージですが、狂っているといくら測ってもショウガナイので、たまに確認のテストをします。
安物ばかりですけど。
引き出しから全部出して、、、
計り比べます。
エアーゲージって中を開けて見てみると、非常に単純な作りになっていて、落としたりすると簡単に狂ってしまいます。
ですので、たまに確認をします。
今、メインでオレが良く使っているのがコレです。
デジタル表示のゲージ。
このゲージ、なにがイイのかって言うと、そのバイクの指定空気圧にばっちり合わせる事が出来ます。
アナログの針のタイプでたとえば1.75キロとか2.25キロなんて合わせるのは針半分狂っていてもOKにしてしまいますよね。
でもデジタルだとそうはいかない、1.75なら1.75に合わさないと気持ち悪いんです。
もうひとつ、このゲージはモトクロスに行って使っていたヤツです。
トライアル用のMAX1.0キロのゲージです。
オフロードバイクってタイヤのエアーのセッティングって大事ですからねえ。
いつも0.7~0.8キロくらいに調整していました。
このデジタルゲージはツーリングにイイかと思って買ったヤツです。
これは安物、でも使いやすかったです。
最近はあまり使ってませんが。でもすぐ狂っちゃうんだ。
で、計り比べて再確認しました。
トライアル用のゲージとデジタルゲージが全く同じ値を示します。
こんなに低圧で計って使う事ってあまり無いですけど、こんな低圧を計れる事がすばらしいです。
高圧もデジタルふたつを計り比べましたけど全く同じ値が!
このゲージは気休めくらいでしかありません
でした。
JNCC WEX のテーピングクラスに出場を決めた ツーリングセロー はこの土日で普通のセロー?にに姿を変え、さらに戦闘力を高める為に部品交換をしました。
オレ達が普通に林道ツーリングに使う仕様ですね。
で、レース出場を決めたオーナー、タッツー君は当初は長野自走!でレース出場を考えていたようで、タイヤは新車時のままで挑むみたいでした。(たぶん、タイヤの事はあまり考えていなかったと思う)
レース出場を自走!しかも長野往復!こちらの方がレース出場よりリスクが高いような気もいたします。
この自走の件は、他の出場者を仲間内に案内していた結果、ひとりの方がレースには出られないがトランポを貸してあげるよ!と、うれしい申し出があり、トランポ&友人で長野に行くようになりました。
タイヤですが、新車装着のオンオフタイヤは使用が出来ない などの一文がJNCCのhpに書いてあったので、それを確かめるべくJNCCにメール問合せをしたところ、JNCCの代表様より直接の電話連絡をいただきました。(なんという対応!感謝)
で、セローに新車装着のTW301、302での出場は大丈夫ですが、実際にウッズや沢、などぬかるみに入ると返ってこられなくなります。ですので、MXやEDタイヤに交換する事をお勧めします。との事でした。
セロー250ってリアホイールがチューブレスなんです。
チューブレスのMXやEDタイヤなんてあるはずも無いです。
チューブを入れればとりあえずチューブタイプのタイヤも装着は出来るけど、、、
ビードストッパーの装着は出来ません。
リムに穴を開ければ出来ますが、元のチューブレスに戻すことを考えると。。。
でもMX・EDタイヤ&ハードチューブだけでも格段に戦闘力はあがりますね。ノーマルタイヤよりも。
あとは空気圧をどこまで落とせるかです。
という事でタイヤは交換してレースに挑むことになり、タイヤの選択になりました。
爺ヶ岳に使うタイヤの情報は?あるいは使ってみたいタイヤってある?
などのタッツー君とのやり取りの結果、注文したタイヤは IRC GEKKOTA に決定しました。
フロントは同じくIRC VE35に。
GEKKOTA 難所系の定評のあるタイヤだそうです。
パワーかけて開け開けで走るとブロックが飛んでしまうらしいんですが、セローですし。
ぬかるみ、ウッズではこのタイヤに助けられることでしょう。
もうすぐGEKKOTA入荷します。
この土日は最後の練習に走りに行き、その後タイヤ交換で最終仕上げになります。
ツーリングセロー。
オレが3Fで用事を済ませて1Fに戻ってきた時にはツーリングセローでハナシが決まっていて、そのまま新車注文、そして納車になりました。
でも、このバイク ツーリングセロー って、オレ達の林道ツーリングで使うにはちょっと大袈裟な装備だなあって思ってたんだけど。
荷物満載でノンビリ長距離ツーリングにはいいけど、林道でスポーティにバイク本来の運動性能を楽しむにはオレは選ばないし勧めなかったと思うが、後輩とタッツーでハナシはマトマッテいたのでそのままにしてしまいました。
バイク便の箱が乗るような大型キャリアや風防のステー、骨無しのハンドガード。
これらの装備はちょっと方向性が違うんだ。
そんなツーリングセローだけど納車してまだ2ヶ月が経っていないって言うのに、、、
レース用にカスタムしています。
レースで壊れないように、扱いやすいようにするのが、今回のカスタムになります。
ハンドルバー、レンサルのジェフワードレプリカ。折れない、曲がらないようにアルミバーの交換。
ハンドガード、アルミ製の強固なガード。ブレーキ、クラッチのコントロールを守る。
ショートレバー、ブレーキ、クラッチ操作を指2本(1本)でやり易く。まさか?4本の指で握っている??
ワイドステップ、ライディングをもっと確実に、楽に。
ドライブスプロケット、1枚ダウン、パワーを有効に伝える。
ビードストッパー、パンク防止。空気圧を下げることが出来る。
スーパーハードチューブ、これも同じです。
不要なパーツの取り外し。キャリアや風防、ETCもだ。
今回のカスタム内容です。
まさか?エンデューロレースに目ざめるなんて、まったく考えもしませんでした。
ツーリングセローの装備はすべて取り外しです。
こんな展開になるとは。。。
はじめから解っていればセローを選ぶなんてしないよね。
もっと戦闘力のあるバイクを選ぶよね。
セローの弱点はタイヤを選べない所だね。
チューブレスを捨てて、ビードストッパー装着の加工をするか?
やっちゃうと後戻りが出来なくなるけど。。。
セローじゃなかったな、やっぱり。
そんな今日のお仕事でした。
グッツィの整備です。
マスターシリンダーはブレンボの同じタイプに交換をしようとしましたが、オーナー様が使い慣れているラジアルポンプにグレードアップする事になり、注文入荷待ちになりました。
タイヤは前もって注文しておいたバトラックスに交換です。。
チェンジャーで交換をしますが、新車時のタイヤ、、、硬~いデス。
こんなタイヤで乗ってたらすぐに転んじゃいますね。
製造番号から1996年のピレリです。
2015年の今、このバイクで前後共そろうタイヤはブリジストンとダンロップしかありません。
外車なんだから外国製のタイヤが欲しいよね。
バランスも取って。。。
ハブベアリングの点検。
ゴロゴロも無く良好です。
そりゃそーだ、3000km走っていないんだもんね。
ベアリング、むき出しです。
オイルシール、ダストシールが付いていないタイプです。
この辺の割り切りはすごい、雨や洗車は考えていないね。
とりあえず、表面にシリコングリスを薄く塗っておきます。
取り付け。
リアにはレーシングスタンド、フロントにはエンジン下にアメリカンジャッキを使用していますので、ステムベアリングがフリーの状態です。
左右に振って引っ掛りもありません。
もちろんガタも無いです。
タイヤのエアーチェック。
最近、このデジタルのエアーゲージを使うようになってからですが、ピッタリの圧にしないとどうも気持ちが悪いです。
アナログの針のタイプの時は針半分とか狂っていても誤差の範囲?でOKでしたが、数字でここまでの表示だとピッタリ合わせないとね。
ブレーキパッドの点検。
うーん、ベースの塗装が、、、サビで剥がれています。
サビがさらに進行するとパッドが剥がれたりしますので、ここは新品に交換しておきます。
ブレンボ純正に。
つづく