突然のお知らせとなりますが、
2017年より、
このブログをアメブロに移行することになりました。
http://ameblo.jp/hokusin1touryu/
また、日本伝統「技術」保存会を
日本伝統「文化」保存会へ進化・改称いたします。
これは宗家の活動・会の規模の拡大に伴うもので、
併せて事務局を設立することになりました。
これからは、事務局が
宗家や日本伝統文化保存会の活動をお知らせしたり、
宗家のお話を発信してゆきます。
しばらくは移行中ということもあり、二刀流となります。
新しい日本伝統文化保存会のブログの読者登録・いいね等よろしくお願いいたします。
今回は特別に、宗家のアメブロ第一回の記事をこちらでもご紹介いたします。
第一回は、最も基本と言われる「相打ち」についてです。
どんな人間が強いかというと、
死ぬ気になった人間が一番強いといいます。
例をあげると、
爆弾を抱えている人間には、名人さえも手が出ません。
共倒れは誰も御免です。
本当に死ぬ気で戦う精神を、
「捨て身」といいます。
「窮鼠(きゅうそ)猫を咬む」のごとく、
捨て身は、爆弾ほど大きな力を生み出しもします。
古武士は、それを理解し、
剣を抜いたとき、
常に、次のような覚悟を持ちます。
斬られた瞬間は、相手は目の前にいますし、
相手の剣は、我が体中に食い込んで動きませんから
そのときに斬りつければ、
相手を簡単に仕留めることができる・・・
相手を討つという目的を果たすためには、
斬らせて斬るのが最も有効な剣法であり、
そのためには、身を捨てるしかない。
という覚悟です
これを、「相打ち死願」といいます。
鉄砲でも、弾が貫通したとき、すぐには死なないそうです。
剣も、斬られてすぐ死ぬ、ということはありません。
「肉を切らせて骨を切る。骨を切らせて命を絶つ」
死を覚悟した古武士の相打ちの剣は、
どんな名人にとっても、最も恐ろしい剣でした。
技が、全く通用しないからです。
ところで、
「初心者でも、名人と相打ち」
ができるのは、剣術に限ってのことです。
他の武道・武術では、初心者が、いくら捨て身になっても
格上の者と相打ちになるのは、難しいといいます。
その決め手は「刀」です。
三尺の秋水「日本刀」を手にすれば
誰でも、相打ちができるのです。
・・・つづく
簡単なようで奥が深い。
宗家のお話はいつも「禅」です。
日本伝統文化保存会では、日本刀の講座や試斬体験も開催しております。
お気軽にお問い合わせください。
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武道未経験者 大歓迎!
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■日 時:2月19日(日)10時30分~12時30分
■場 所:茨城県竜ケ崎市
(参加の方には後日、詳細を連絡します)
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※メッセージ欄に「相打ちマスター」とお書きください。