ゴスペラーズの思い出(mixiからの転載シリーズ)も第7弾。
ついに、ついにブレイクの時がやってきました。

budokan

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さて、いよいよ21世紀にはいりました。 
やっぱりこの年は、「ひとり」に尽きますね。 
私がこのCDを初めて聴いたのは、わけあって錦糸町のヨドバシカメラ内の試聴コーナーでした。
その日はたまたま、千葉勤務・在住の友人(大学のクラスメイト)と飲もう、ということになり、お互いに都合のいい総武快速沿線ということで、錦糸町で待ち合わせたわけなんですが。 

彼を待つ間、上記のコーナーでさっそく試聴してみた瞬間。 

「あ。コレはやばい。売れる。」 

本当に衝撃的な出会いでした。 
友人と飲みながら、「今回のゴス新曲は売れる!オリコン10位には絶対入る!」と延々と語ってました。 

実際にオリコン3位、ということで、文句なしのヒット作になりました。
しかもタイアップなしで売れたというのもすごかったなあと。

あとになって、あの曲が初のアカペラシングルだったんだなあと。
改めて考えてみると、アカペラの歌がオリコン3位ってすごいな、と。 
曲を聴いた瞬間は、そんなことはもうどうでもよく、ただひたすらにしびれたものですが。

それまでは、ゴスの課題はいかに「Promise」を超える楽曲をつくることだ、と密かに思っていましたが、この曲は初めて超えた曲だったなあ、と今でもしみじみ思います。 
余談ですが、大江千里が「GLORY DAYS」を出したとき、こういう10年に一度生まれるかどうかって曲がある。こういった曲は書こうと思ってもかけるものではない。といったという話を聞いたことがあります。 
そういった意味でも、この「ひとり」は、文字通り10年に1回の曲だったんでしょう。 

また、それまでに売れる下地ができていたってのも大きいですよね。 
「永遠に」のロングヒットもそうですし、ハモネプブームで、ハモるというスタイルが一般的(私の高校の頃のバンドブームのように)になってきたのも大きかったのでしょう。 
中学校で働いている友人が「最近の子は、放課後にハモリの練習をしている」って話をきいたときは、ああ、本当にそういう時代なんだなあと実感しました。 


そして、いよいよ「Love Notes」。
初のオリコン1位。そしてミリオンセラー!
デビューから7年、ようやくのブレイクです。 

この年はやっぱり武道館&紅白ですね。 
武道館はもちろん行きました! 
なんやかやでアリーナ席をゲットできたので、結構良い席で楽しめました。
一緒にいった子分は踊りまくって、終わった頃にはシャワーあびてきたのか?ってな状態になってましたが。 
それにしても、ゴスを知った頃は、まさか武道館までは考えてなかったですからね・・・。 
妙な感慨がありました。同級生があの舞台に立っているっていうのはね。 

紅白も良かったですね。
出番もいいところもらってましたし。さすがNHKウケするキャラなだけに。 


あと、この年には、実はゴスライブのためだけに、京都まで行ってしまいました。
京都の東寺の境内で、杏里さんが中心になってライブを行うという企画があったのです。
ゴス以外にも5~6組の方々が個々に登場してのライブでした。
厳粛な場所でのライブというのも、なかなか味がありました。 

ただ、肝心のゴスは、ちょっとイマイチだったかな・・・。 
選曲もマイナーな曲(シエスタ)を選んじゃったりしたので、 ゴス慣れしてない方々はノリ切れなかった感がありあり。 
「ひとり」は出し惜しみ?して歌わないし。 
しかも、フィナーレでも他の方々の盛り上がりについていけてない感じで、ちょいと残念感があったかと・・・。 

ライブ全体をとおしては、森雪之丞さまがすばらしく素敵でした。 
それと比べれば、ゴスもまだまだひよっこだなあ、とも思ったり。 
まあ、翌日は京都旅行を楽しんだので、よし(笑)。

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今読むと、mixiでは褒めてるんだか落としてるんだかわからない内容でしたが(汗)。

さて、森雪之丞様といえば、布袋寅泰さんの「スリル」「POISON」等が有名ですが。
意外なところでは、アニメ「クッキングパパ」の主題歌・エンディングテーマの作詞もされています。
このエンディングテーマがなかなかいいんですよね。
一見(一聴?)、普通のアニメソングなのですが、よく歌詞を見ると実はエッジが利いているというか。
最後の一行がカッコよすぎます。
パパは何でも知っている 歌詞(歌ネット)

とはいえ、やはりブレイクしたのは本当にうれしかったですね。
自分の眼(耳)は間違ってなかったな、と。(笑)

 




 

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