2024年06月13日

2023-04-10-10.55.30F2-PX8eaMAACNBL美工社では令和4年11月より看板コーティングの取り扱いをしております。
自動車のコーティングでおなじみのKeePer技研(株)の「SIGN KeePer」です。
【2024.9.12追記あり】


アクリル、塩ビ、アルミ、スチール、ステンレス等ほとんどの看板材料、塗装面、フィルムを貼った面等ほとんどの仕上げに対応している他、FFシートやターポリン等の幕にも施工出来ますし、手間がかかるので施工費は割高になりますがチャンネル文字にも対応します。
コーティングはガラス被膜とレジン被膜の二層で構成されます。
一層目のガラス被膜は化学的に安定性が高く、耐紫外線性能も優れています。
二層目のレジン被膜は高い防汚性能で汚れの密着を防ぎ、雨が降れば撥水効果により水滴が汚れとともに流れ落ちます。
表面が劣化して白っぽくなった看板に「SIGN KeePer」を施工すると色つやがよみがえります。
ですが、古い看板に高性能コーティングはもったいないので当社ではあくまで新規製作時のコーティングを推奨しています。
なかでも特にお勧めするのがFFシートのコーティングです。
マーキングフィルムはそれ自体に対候性がありますし、インクジェット出力フィルムにはラミネートをかけますが、FFシートにインクジェットプリントした場合は原則的にラミネート加工ができません。
FFシートの張り替えは製作費と工賃を合わせるとそれなりの金額になるので、コーティングで長持ちさせるのが得策です。
〔写真1〕FFシートに施工する様子。
〔写真2〕劣化した撤去済み看板の左半分にコーティングを施し、半年間屋外南向きに放置したもの。
【2024.9.12追記】メーカーの商品構成変更により、現在看板用コーティングはガラス単層の「SIGN KeePer」のみとなっております。
ボンネットやルーフにイオンデポジットやウォータースポットができやすい自動車と違い、ほぼ垂直面である看板ではレジン層は必須ではないそうです。
撥水・自浄効果は少なくなりますが、対候性が大幅に落ちることはなく、耐用年数も変わりません。
単層のメリットは安価になることと、塗布後の乾燥(硬化)時間が短くなることです。
レジン層は塗布後6時間は水濡れ厳禁ですが、ガラス層は1時間なので、屋外施工のリスクが激減します。
元々色褪せた看板や塗装面に施工することで色つやを復活させられる効果があるのですが、降雨のリスクを考えるとなかなか現地屋外では使いにくいものでした。
しかし1時間なら十分に実用的です。
当社では当面は二層、単層のどちらにも対応します。

bikoshabikosha at 16:44│コメント(0)製品・サービス【屋外看板】 │ このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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