ともに戦おう、パンチョさんの魂を胸に刻んで。
ビルズファンであれば皆が知っている、ビルズファンの象徴的な存在であったPanchobillaことEzra Castroさんが亡くなりました。享年39歳。

パンチョさんはテキサス出身で家族や周りの友人は皆Cowboysのファンという地で、Buffaloには何の縁もなかったものの、自身のルーツであるメキシコとアメリカの両方の国旗に近いチームカラーであるということで13歳の時にBillsのファンになり、近年では、全米横断のBillsbackerというファンベースのテキサス支部の支部長を務めるなどファンの間では知られた存在となりました。

Billsファンで有名なのは、エルビス・プレスリーの格好をしたElvisやヒゲのおじいちゃんのPinto Ron。シェフの格好をしたThe Shefsなんかが有名ですが、パンチョさんはここ数年で最も有名なファンでした。ホームはもちろんアウェイの試合でも、独特のコスチュームで応援するパンチョさんの姿を見たファンも多いはずです。

そのパンチョさんの名前を一躍有名にしたのは2018年のドラフト。すでにこの時、ステージ4のすい臓がんと戦っていたのですが、力強いPick Callがビルズファンのみならず多くの人の魂を揺さぶりました。
そして、昨年のNYJ戦前にチームミーティングでスピーチをしたことも印象的なものでした。その試合まで4連敗と不甲斐ないチーム状況でしたが、パンチョさんのスピーチが選手たちの心に火をつけたのでしょう。41−10という完勝でこれに応え、それ以降チーム状況は上向きとなりました。そして、今年のドラフト。当初、3巡指名権のPick Callの担当者だったチームOBのStevie Johnsonが、その役割をパンチョさんに譲る意向を示したことで2年連続のドラフトでの出番の可能性が出てきたところでしたが再び入院。結局、ドラフト会場に来ることはできませんでしたが、通常GMが指示する指名選手をドラフト会場のチーム関係者に伝える役割を任されました。
話によれば、病気が発覚後、医師は直ぐにでも手術をしたかったようですが、パンチョさんは息子さんをLAで行われるBillsの試合の観戦に連れて行きたいがために手術を延期したということがあったようです。その試合がNathan Petermanの5INTで大敗するというものではあったのですが、あれがきっかけでその年のPO進出に繋がったと言えるものではありました。

彼の訃報に際し、選手や関係者は次のような言葉を贈っています。
私など、パンチョさんの足元には及ばないのですが、フランチャイズに何の所縁もない異国の地で応援するという同じ境遇で勝手に親近感を抱いていました。本当に大きい喪失。チーム関係者も一様に悲しんでいるようです。
また、同じ幼い子がいる立場として、家族を残し若くして天国に旅立つということも心に刺さるものがあります。

パンチョさんの最後の言葉を胸にしまい戦いましょう。あなたのことは忘れない。天国からチームを見守ってください。そして、あなたが産み出した二人のBuffalo Bill、Harrison PhillipsとEd Oliverが歴史に残るような選手になることに力を貸してください。


Go Bills!