みなみの香草屋 Blog

自然と共に共存し、植物の持つすばらしい力を借り、心身共に健康で過ごせるための、植物療法(フィトテラピー)について

ローズマリーに憧れて

ラベンダーの季節も終わり、これからはちょっと寂しいハーブたち。夏の暑さに苦労するのは人間だけではありません。そんな中、いろいろなハーブが実をつけ始めました。

私がハーブと出会ったのは(2005.06.07)でも投稿しましたが、ラベンダーとローズマリーの二つには、特に魅力を感じていました。種をまいてから大きくなるまでにとても時間がかかりましたが、翌年の4月になると、それまでの成長が嘘のようにとても大きな株に成長し、花を咲かせます。それもそのはず、これらのハーブはシソ科ではありますが、小低木といわれている通り「木」です。

しかも、種から育てると、人間と一緒で「個体差」があり、同じラベンダーやローズマリーでも、姿、形、花の色、開花時期、などなどどれも同じものはありません。
今年もラベンダーの季節が(2005.06.14)でも投稿しましたが、そのときの条件によって選抜され、それにおのおのの名前が付けられ、ラベンダーのオカムラサキ(4号)、濃紫(早咲き)3号(未命名、3号)、ヨウテイ(2号)、ハナモイワ(1号)という名前で、ラベンダーが販売されています。

ローズマリーもまた、同じようにそのときの目的に応じて選抜されて、ローズマリーの○○という名前で販売されています。アロマテラピーを勉強されておられる方々は、もうご存じの事かと思いますが、この個体差により選抜された植物を、同じ環境で数年間(タイムの場合は3年)試験栽培し、成分の同定がある程度定まったものを「ケモタイプという化学種」ということで分類したものが「HECT」すなわち「ケモタイプ精油」といわれています。

20050717RMs 20050717OBLV ハーブの苗

ローズマリーの苗(左)、オリーブと遅咲きのラベンダー(右)

考えてみると、ローズマリーとの出会いは、私がハーブとの出会い以前の学生時代でした。京都洛北の修学院近くで、生け垣としてきれいに刈り込まれたローズマリーを見たのが最初だったようです。ローズマリーは冬と春に、株全体に花を咲かせます。ですから、うまくすると年間を通して花を楽しめます。先ほどお話したように、姿、形、花の色、香りなどすべて違いますから、ご自分で種から育てるのも一つの楽しみ方です。私は、200株以上のローズマリー(春先に蒔いた種から、5 ~ 6cmくらいに育った苗)を畑に植えて、翌年の春に全滅させたのを記憶しています。

20050717Tuchi 20050717RM2 鉢用の土とローズマリー

いい苗は土作りといわれますが、冬に使う雪寄せのスノーダンプに土を配合しているところ。ローズマリーを植え込みます。
20050717RM3 20050717RM4 ローズマリーの根

へびがとぐろを巻いたような状態です。通常ローズマリーはやや黄色みがかった根の色をしており、とても根がポットいっぱいになります。植え替えしたローズマリー。

私が今まで経験したことですが、花をつけるタイミングは、どうも「寒さ」と「暖かさ」という温度の刺激にあるような気がします。ですから、ちょうと11月下旬から12月にかけてと、3月下旬から4月にかけてが満開となります(秋田市内の場合)。

数年前から耐寒性のローズマリーが出回っていますが、これも経験上、マイナス10度くらまでなら何とか耐えられるようです。9cmポットのまま根がカンカンに凍りついても大丈夫です。ただし、何日も続くとちょっと難しいと思います。

しかしながら、それほどの寒さに耐えることができるのに、秋田では冬越しできないのか不思議でした。それは、どうも雪の重みに枝が裂けることで、株がダメージを受けるからではないかとかってな想像をしています。ラベンダーの場合はとても枝がしなやかです。歩道の前のラベンダーは、一冬とんでもない受難に遭います。それは、除雪車によって寄せられた雪がラベンダーを直撃し、ある程度ゆるんだ雪が再び冷えて氷に近い状態となるような悪条件条です。それでも、ラベンダーは枝をしなやかにさせて堪え忍び、6月中旬には見事な花を咲かせてくれます。

ラベンダーの季節が終わり、今日はローズマリーの苗を鉢に移し替える作業をしました。時折、駅の方向から「竿燈」のおはやしが聞こえて、季節はもうすぐ夏を迎えます。ローズマリーの鉢上げのさなか、オリーブやブラックベリーなどのハーブがおいしそうな実をつけていました。花を楽しみ、そして味覚をそそる、本当にハーブはいろいろなシーンで私を楽しませてくれます。

20050717RMTT 20050717TT ティートゥリーとローズマリー

ティートゥリー Melaleuca alternifolia を今回導入しました。寒さに弱そうなので大きく育ててから越冬させましょう。
20050717OB 20050717BB オリーブとブラックベリー

昨年花を咲かせ、実のもとまで成長しましたが、結局「実」をつけなかったオリーブが今年は「実」をつけました。グラックベリーも。

ラベンダーの想い出

ラベンダーを収穫し、ドライにしてからもう何日が過ぎたでしょうか。今日、一通の手紙が届きました。手書きの文字にこころあたりがありました。

ふうを切ってその手紙を読みました。読み出す前から、この方とラベンダーとの想いでが頭に浮かんでいました。

「拝啓

盛夏の候となりましたがますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
日ごろは御無沙汰をして申し訳ございません。

さてこのたび亡き妻と青春時代に交わした600通の手紙を元に「
600通のラブレター」という本を出版することになりました。

私事にわたることですので些かのためらいがありましたが、600通の手紙を通じて得た、人を愛することのすばらしさ、苦しさ、せつなさ等、こうしたことは全ての人に共通するのではないかと思ったこと、亡き妻を偲びたいと思ったこと、又子供たちに両親の生き様を伝えたかったという思いから、一気に書き上げました。更に出版社の方々の強い勧めもあり、出版を決意した次第です。

・・・

まずは要件のみで恐縮ですが、書中をもってご挨拶させていただきます。
末筆ながら、皆様のご健康をお祈りいたします。

敬具」

という内容でした。

ラベンダーの収穫の際、こころよく茎から葉を取ってもらう仕事を手伝っていただきました。もともと子供が同級生ということもあり、また、ラベンダーが取り持つ縁もあったことで親交を深めていきました。その方は、仕事の関係で転勤がつきもの、その後、故郷の山形へお戻りになられました。

ところが、その後奥様が亡くなられたという悲報が届けられ、とてもショックを受けたことを記憶しています。何せ同年代の方だし、子供も同じ年、どうされているのかいつも気になっていました。

数年前、今度は電話がありました。地元のラジオ番組に、想い出の曲をリクエストする放送があったそうです。西郷輝彦の「君だけを」をリクエストしたそうですが、その理由が、妻の好きだった曲で思い出深かったから、そして、「
600通のラブレター」のこともその理由として話されたそうです。そのことが反響をよび、地元の新聞に紹介されたことを電話でお話されたのです。

短い間ではありましたが、あまり、お二人のなれそめの話などお聞きしたことがないことに気づき、また、その方も「その事」を電話で話され、「実はこういうなれそめだったんです」と、そのとき初めてうち明けてくれました。

今は、何か用事があると、メールですませてしまう世の中ですが、当時は手紙によるコミュニケーションの方法しかとる手だてがありませんでした。電話の通話料はとても高かったですから。そのラブレターが600通、「
中学時代に文通を始めた、山形の少年と高知の少女。年に一度すら会えなかった二人は、ほとばしる思いを手紙に託し、11年後に夫婦となった。」という紹介文がありました。

私にとってラベンダーは、いろいろな想い出をよみがえらせてくれるハーブです。

なお、その書籍は、「
600通のラブレター」斎藤志直・るり、文芸社より 1,575円で発売されるとのことです。

データ ウィンターグリーン

精油データ

ウィンターグリーン Gaultheria procumbens

精油名
芳香成分類
芳香分子
含有量
特性・固有作用
ウィンターグリーン
Gaultheria procumbens
ツツジ科、葉
エステル類
含有量
99.70
鎮痙れん、神経バランス回復、鎮静、鎮痛、抗炎症、血圧降下
サリチル酸メチル
99 鎮痛、抗炎症、肝臓強壮、腎臓機能促進

こんなデータベース活用は可能でしょうか。右側下にある「サイドバー」の「精油名」の「ウィンターグリーン」や、左側下にある「サイドバー」の芳香成分類と芳香分子の「エステル類」などをクリックしてみて下さい。それらの項目にリンクしています。

関連情報
・エステル類(サリチル酸メチル)

データ イランイラン

精油データ

このデータはテスト中です。

イランイラン Cananga odorata の主要成分

が数年前から少々変わったようです。

以前は(ロッド番号 BIOCOFLTA00802)

セスキテルペン炭化水素類 45.69%
β-カリオフィレン 分析値なし セスキテルペン炭化水素類 +)
エステル類 30.02%
セスキテルペンアルコール類 6.30%
モノテルペンアルコール類 5.36%
フェノールメチルエーテル類 4.79%

最近のデータ(ロッド番号 BIOCOFLTBA0603)

セスキテルペン炭化水素類 62.50%
β-カリオフィレン 12.91% セスキテルペン炭化水素類 +)
エステル類 22.59%
モノテルペンアルコール類 5.68%
セスキテルペンアルコール類 4.33%

テスト中です。

PC上での確認画面

今日は、ブログテンプレートの設定内容に変更を加えました。

このブログのスキンのご提供を受けている藍と空とBlueの果てまでもさんのコメントにしたがい、設定してみました。

CSS の設定ができなかった「フリーエリア」の部分に、コメントにしたがって、設定し直しました。今までは、Mac 用のホームページ作成ソフトを利用して、文字の色やフォントの大きさを指定して、それをコピー&ペーストして作りましたが、CSS 設定ではないので、Windows 側で見ると文字が大きくなっていましたが、現在はどちらの環境でも指定文字サイズになっております。あらためて、お礼を申し上げます。

設定の具体的な内容は、浅葱 翔 さんのコメントをご覧下さい。ブログの最上部に表示される画像もオカムラサキの画像へ変更できました(ゴミ箱行きかと思っていたオカムラサキの収穫画像が名前を変更されずに残っていました)

写真は、Windows で見た場合と、Mac で見た場合のスクリーンショット画像です。比べてみて下さい。写真をクリックすると大きな画面に切り替わります。

20050714Windows 20050714Mac
最新コメント
精油名

イランイラン
ウィンターグリーン
オレンジ スィート
オレンジ ビター

カモマイル ジャーマン
カモマイル ローマン
クラリセージ
グレープフルーツ
クローブ
コリアンダー

サイプレス
サンダルウッド
シダー
シトロネラ ジャワ
シナモン カッシア
ジャスミン
ジュニパー
ジンジャー
セージ
ゼラニウム エジプト

タイム ツヤノール
タナセタム
タラゴン
ティートゥリー

ニアウリ CT1
ネロリ

バジル
パチュリー
パルマローザ
プチグレン
フランキンセンス
ペパーミント
ヘリクリサム
ベルガモット
ベンゾイン

マジョラム
マンダリン
ミルラ

ユーカリ グロブルス
ユーカリ ディベス
ユーカリ ラディアタ
ユーカリ レモン

ラベンサラ
ラベンダー アングスティフォリア
ラベンダー スーパー
ラベンダー ストエカス
ラベンダー スピカ
リトセア
レモン
レモングラス
ローズ
ローズウッド
ローズマリー カンファー
ローズマリー シネオール
ローレル
以前に投稿した記事
プロフィール
ひまわり

○ 佐藤 喜仁(さとうよしひと)
・1955年(昭和30)年12月生まれ
・福島県会津高田町出身
○ 1974年(昭和49年)3月
・福島県立大沼高等学校
・普通科卒業
○ 1978年(昭和53年)3月
・京都産業大学
・経営学部 経営学科
・(会計学専攻) 卒業
○ 1980年(昭和55年)3月
・京都産業大学
・大学院 経済学研究科修了
○ 1981年(昭和56年)〜
・1987年(昭和62年)
・税理士事務所勤務
○ 1987年(昭和62年)12月
・ハーブ専門店みなみの香草屋開業
・自社農場でハーブの生産、出荷
・ショップでハーブ関連商品の販売
・サロンでのトリートメント
・ショップやサロンへ商品供給
・アドバイス
○ 1997年(平成9年)6月
・秋田アロマテラピースクール開講
○ アロマテラピーとフィトテラピー
・(植物療法)を勉強しています

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