昨日の山モモ、調べて見ましたが詳しくは載っていませんでした(私が探しきれていないんでしょうね)。というのも、07 月19日に投稿したように、山ももがクランベリーのような植物だったら、植物療法で使えるかなぁと思ったからです。ブログやホームページに「山もも」の話題が投稿されていますが、果実を食べるとか、ジャムにする、お酒につけるなどの一般的な使い方がほとんどでした。

それで、ほこさきがクランベリーとギョリュウモドキになりました。植物療法で、組織のリフレッシュや色素沈着の改善によく使われるのが「エリカ」すなわち、ギョリュウモドキです。一つの成分に対しての話となると、その植物に含まれている「アルブチン」。この含有量が、エリカとクランベリーとでは違ってきます。

エリカ<クランベリー<コケモモ<クマコケモモという順になるのでしょうか。ということは、その成分に対しての作用からすると、クマコケモモの作用がエリカよりも強いということになります。もっとも植物療法では、一つの成分だけに着目するのではなく、全体的な作用や、他の植物との組み合わせにより、条件に応じた使い方をします。

これらの植物の名前、和名で表現すると、ギョリュウモドキ<ツルコケモモ<コケモモ<クマコケモモ(ウワウルシ)、英語名で表現すると、ヘザー<クランベリー<カウベリー<ベアベリーといわれているそうです。これらは、みんなツツジ科の植物です。クランベリーにもいろいろありますね。

あれっ、エリカがどこかへ行ってしまいました。実はエリカもまた、とても複雑な体系の中にあります。エリカもまたツツジ科の植物で、たくさんの種類があります。

園芸の世界では、今のところ「エリカ」というと、「エリカの仲間全般」を指すようです。 「エリカの仲間」とは、実は植物学上での、エリカ属(世界に700種以上あるといわれているようです)、カルーナ属(これは1属1種だけ)、ダボエキア属(2種)の「3つの属の総称」として便宜的に使われていらしいです。

ですから、たんに「エリカ」というと、これら全体の種類をさすことになり、本来植物療法で使う「エリカ」の意味がとても広範囲に使われてしまうことになりかねません。「エリカ」といったら700種類以上もある「エリカ族」の植物全部をさすことにもなるからです。

上記に、ヘザーの英語名を書きましたが、実は、現在、 「3つの属の総称」としてその名前が使われているようです。もっと複雑な話になってきますね。ですから、ここでは、やはり、「ギョリュウモドキ」または、「ナツザキエリカ」と表現した方がいいのかもしれません。

カルーナ属に属する「エリカ」が「ギョリュウモドキ」のようです。俗にいう「エリカ」は春先に花を開花させますが、「ギョリュウモドキ」であるエリカは、7〜10月にかけて開花するため「ナツザキエリカ」と呼ばれています。本当に植物の体系は難しいですね。

モーリスメッセゲ著、「メッセゲ氏の薬草療法」の中でも、エリカを「ギョリュウモドキ」と表現しており、その花は、四つにわかれたとても小さな花冠をもち、鈴の形をした紫がかった葵色の大きながくに包まれて、そのがくは、緑色をした美しい「ほう」に守られているとありました。私が園芸店で買い求めたものは、果たして「エリカ」なのか、「ギョリュウモドキ」なのかいまだに不明です。三つとも「エリカ」で購入しましたが、ひそかに、私は、「左側のエリカ」が「ナツザキエリカ」だと思っています。

20050721ギョリュウモドキ