午後から風が強まりましたが、今夜半には関東地方に台風が上陸する様子。各地の被害が最小限ですむことを願わすにはおれません。先日らいから、ラベンダー早咲きの花が咲いたりしていますが、花芽をつけていたローズマリーもかなり花が咲いてきました。一方では、エキナセアの花が完全に散ってしまい、無惨な姿に。

20050825ローズマリー花 20050825エキナセア ローズマリーのほふく性とエキナセア。

先日ローズマリーの花のお話をしましたが、ほふく性の品種が早くも枝全体に花を尽かせています。今年は、ローズマリーの苗をかなり鉢に植え替えましたので、クリスマスシーズンが今から楽しみです。かたや、エキナセア、見る影もありません。

活性酸素

人体を構成する最小の単位は原子です。これらの原子は、化学的な結合によって分子、細胞、組織、器官、器官系というレベルでとらえることができます。 その最小単位の原子は、その中心に原子核を持っており、その回りに電子をもっています。

化学的な結合の中には「共有結合」といって、お互いの原子が、持っている電子を出し合って、ペアとなって安定した形で結合している分子があります。 ところが、場合によっては、ペアにならずに孤立した状態で存在することがあります。これを「不対電子」といって、この状態では不安定なため、どこからか電子を奪って安定しようとする性質をもっています。

この状態の原子や原子団(化合物である分子内に含まれるある特定の原子の一団)は
「フリーラジカル」といわれ、対になる電子をどこから得ようとする反応をします。このとき、「電子のやりとり」による化学変化の中で、電子が奪われることを「酸化」といい、電子を受けとることは「還元」といわれています。

ですから、不対電子を持った「フリーラジカル」は、相手を酸化させ、自分は還元されることになります。 「活性酸素」は、その「酸化」させる力の強い「酸素」のことをいいますが、酸化力の違いによって、
「スーパーオキサイド」「過酸化水素」「ヒドロキシルラジカル」などがあります。

続きです

人間は、酸素がなくては生きていけませんが、このとき、
「ミトコンドリア内でエネルギーを発生させる」ときや、生体を防御するための免疫システム、よく福田安保理論ででてくる「顆粒球の武器」が、この活性酸素です。したがって、生体内部では、常に活性酸素の影響を受ける環境にあり、それが、生体や皮膚の老化につながるとても大きな要因として掲げることができるかと思います。

これらの状況下で発生する、生体内の活性酸素は
「スーパーオキサイド」→「過酸化水素」→酸素と水」というプロセスが一般的です。「スーパーオキサイド」を除去する仕組みが生体にはあって、SOD」とよくいわれている「スーパーオキサイド除去酵素」がそれに該当します。

この酵素は、スーパーオキサイドを「過酸化水素」と酸素にしてしまう働きがあります。あれっ、ちょっと待って下さい。「過酸化水素」も活性酸素でしたね。この過酸化水素をさらに水に代えてしまう酵素も生体はちゃんと用意しています。それが、
「カタラーゼ」「グルタチオンペルオキシダーゼ」といわれる酵素です。

ここで、「活性酸素」、「活性酸素除去に働く酵素」のお話をしましたが、除去酵素や抗酸化物質がないと、活性酸素は、電子を奪い、電子を奪われた分子や原子もまた、不対電子を持つことになり、電子の奪い合いが連鎖反応的に拡がって、体を構成している細胞が、次々に酸化されて正常な働きができなくなってしまいます。

このように、活性酸素は、具体的には、生体の細胞にダメージを与え、その結果、肌のトラブルとして、シワや色素沈着を形成して老化を早める原因をつくります。 それらの除去酵素を助ける役目を、マンガンやセレン(セレニウム)などのミネラルが、また、抗酸化作用を示すビタミンCやコエンザイム、ビタミンA、ビタミンEなどのビタミンがあります。

ここでは、皮膚に与える内部環境の一つに「活性酸素」を掲げましたが、この活性酸素が身体の歪みを引き起こし、また、この活性酸素を除去するために、酵素の本体である「タンパク質」、この酵素のお手伝いをする「ミネラルやビタミン」がいかに大切かを理解することが大切です。もちろん、このことは皮膚だけでははく、身体そのものにも影響を及ぼします。むしろ、身体に影響が与えられることで、皮膚に外面反射して「現在の皮膚」がある、ともいえるかも知れません。