朝から秋晴れのいいお天気。東京では味わうことのできなかった爽快な気分。でもかなり寝不足。そして、10:00 から、またまたまたと三回目の幼稚園児の「栗拾い」にお付き合い。アケビ、アケビ、アケビであくびと、何回もアケビがでますが、すみません。今このブログへのアクセスに、「アケビ」がらみが多いもので、何回もご覧いただいた方は、本題の「続きを読む」へ進んで下さいね。ちょっと長いけど。

20051011栗 20051011栗拾い 栗拾い

先日から拾ってなかった(私が)ため、朝行くと栗がばらまかれた状態。しかも、拾っている間にも栗やいがが「ぼたぼた」と落ちてきます。いがが刺されば大変。
10:00から、幼稚園の園児が栗拾いに。とてもよい天気だったので、本当によかったです 。

20051011アケビがなってる 20051011ミニアケビ アケビ

野生のアケビを先日から探していました。ちょっと逆行でわかりずらいですが、やはり日の当たる所に実をつけます。もう見ただけで嬉しくなりますね。手のひらにちょうどのっかるサイズの小さなアケビも。

20051011銀寄いが 20051011銀寄栗 銀寄(ぎんよせ)という栗の品種

この栗は、高級料亭?にも出される一品です。栗の形に特徴があります。実の真ん中がちょっと窪んで反り返った感じの形をしており、何ともいえない風格です。私の手ですが、比べてみて下さい。けっこう大きいですよ。間に挟まれた真ん中の実も、どちらかがちょっと尖ったように狭くなった部分があります 。

20051011農林4号いが 20051011農林4号栗 農林四号(のうりんよんごう)という栗の品種

名前が珍しいでしょう。これは、農林水産省に登録された当時の番号なんだと思います。栗自体の名称は確か「いしずつ(漢字がわからない)」。とても大きく、色が少し明るい茶色で実がテロッとしてます。逆に筑波(つくば)という品種の栗は確か農林三号だったはず。面白いのが「ちの20」という栗。大型の栗です 。
さあ、そろそろ本題に入りましょう。

第一日目(2005.10.09)のセミナー、前半は、障害者病棟、在宅療養、皮膚疾患など医療現場などで有効性が期待できるハーブウォーター、精油、マッサージオイルの活用法が紹介されました。
以下は続きです

● 10:00〜11:00 三上 杏平(ナード・アロマテラピー協会会長)
○ ハーブウォーターの研究過程について

1. ハーブウォーターとは
2. ハーブウォーターの製造条件、水質試験に使われる細菌と飲料水の基準
3. 現在研究中の品種類
4. ハーブウォーターの品質検査項目
・一般細菌類、大腸菌群
・pH
・農薬検査(外部委託厚生労働省指定検査機関)
・香気成分
・香気以外の水溶性成分類
5. ハーブウォーター中の化学物質
6. モニターにて報告されている適用状況
7. ダマセナローズウォーターの規格表
8. ダマセナローズウォーターの香気成分表
9. ダマセナローズ中の精油類とウォーターの成分比較表
10. 牛条規上劉邦での蒸留法による成分差
11. ローズウォーターの標準規格と製品分析表

ハーブウォーターは、いろいろなメーカーがそれぞれの目的により生産しており、ハイドロゾルとも言われていて、精油を抽出する過程で抽出される副産物という考え方から、ハーブウォーターをメインに抽出するという考え方まで様々なようです。

面白かったのは、 水溶性のハーブウォーターにも非常に少ないですが精油が存在していて、0.025% で存在しているという文献があるそうです。この点については、
2005.09.20 精油の抽出方法と使う人の目的 でも投稿しました。もちろん、精油の香気成分以外の水溶性の成分類であるタンニンやフラボノイド、アミノ酸などが含まれています。

ハーブウォーターは文字通り、水を使って抽出されますから、水質、細菌類、pH、残留農薬の問題はとても重要です。また、ハーブそのものがどういう環境で育ったのか、どういう方法で抽出したのかなど、植物そのものや水蒸気蒸留のやり方によって、中に含まれる成分に随分違いが出てくることを理解しなければなりません。

● 11:00〜12:00
○ 障害病棟からの報告 阿部 真弓(助産師)

1. ルームスプレーとアロマポットの使用
・アロマポット
・消臭スプレー
2. アロママッサージ
・脳神経への刺激
・関節リュウマチの手指変形緩和

○ 在宅療養におけるアロマケアの実際 伊藤 きよみ(看護師)

1. 在宅療養の現状
2. 事例 1
・在宅看護ケア内容
・人工肛門と胃瘻
・胃瘻
・胃瘻チューブ
・胃瘻から栄養剤を注入
・胃瘻管理の合併症
・洗浄とクリーム
・肉芽と発赤
・介護10年
3. 事例 2
・病院での処置
・在宅看護のケア内容
・2003.11月
・2004.4月
・ケア内容の変更と皮膚の状態変化
・2004.10月 / 2005.7月
・2005.7月
・使用したオイル、ハーブウォーター
4. 結果
5. 考察
6. 終わりに

医療現場では、いろいろな問題と直結しています。今回の報告で、アロマテラピーがどのように利用、応用されているのかとても参考になりました。

障害病棟からの報告 阿部 真弓(助産師)さんの報告の中で、アロマテラピーを導入されるきっかけ、目的、どのように活用するかなど、とても参考になる事がありました。

「障害者病棟で看護師の指導のもとアロマテラピーの導入をしました。排泄物、気管切開からの痰がでるので、それらの匂い、口臭、体臭の臭いが気になっていましたが、市販の消臭剤使っていましたが、アロマテラピーを使いました。それに抗感染症への期待です。

大脳辺縁系に伝わり、感情や情動に働きかけますので、意識レベルの向上に図ることができるのではないかと導入しました。

導入にあたり、アロマテラピーの勉強から始まりました。ナードのアドバイザー資格を取得しました。資格を取った看護師、障害者病棟には5人がいますが、その方々が中心となって行っています。」

在宅療養におけるアロマケアの実際 伊藤 きよみ(看護師)さんの報告の最後には、

「アロマ、匂いにおいてのご本人様の説明と同意を必要とし、説明できるスタッフ、そしてアドバイザー資格の人間少なく、十分な説明ができるスタッフの確保、主治医の治療方針の問題、自己負担の問題、継続して使用して使う経済的配慮の面と課題は山積みですが、在宅の現場でもかなりアロマを利用している施設、在宅のホーム看護施設増えてきたので、できるだけ安全に継続して情報交換していきたいと思っています。」

という報告もあったように、次のような問題点が報告されています。

・医療現場での事例や効果報告が少ない
・アロマテラピーは民間療法としていわれているので、患者への説明、アロマテラピーをする目的、期待する効果、危険性などを説明して同意を得なければならない
・実施した看護婦、医師、患者個人の責任の所在が明確でない
・医療現場での効果報告が少ない
・コスト的な問題点
・医師とのコミュニケーション


● 13:00〜14:00 北村 征和(医療法人社団北村皮膚科医院・理事長)
○ よくある皮膚疾患への精油の使用経験

・ストレス - 頭熱足寒 - 頭に血がのぼる
・健康 - 頭寒足熱

1. 皮膚とは
2. 身体の疲れ度
3. 皮膚は、また私とあなたを区別する境目の膜です
4. 疲れの原因
・三つ子の魂 - 内因 - 精神的要因 - 心
・生活習慣 - 不内外因 - 肉体的要因 - 身(胃)
・外因 - 気候、環境
5. 精神的要因、肉体的要因、外因 - 気候、環境がそれぞれ重なり皮膚病になります
6. 心身一如(私は、これほどの幸福によってささえられている、と考える心)
7. 身士不二(その土地の旬の物をたべる)

「香川県、25年になりますが、アロマを使うので、利用方法をご紹介します。よくある皮膚疾患についてのお話をします。皮膚は内臓の鏡です。患者さんは心配しています。」というお話からスタートして、まったく難しい言葉をつかわないで、ストレス、皮膚の血流低下などが、いろいろな皮膚のトラブルを引き起こしている原因を「東洋医学的」な観点から説明いただいたような気がします。

面白かった点を二三。

「アトピーは小学校から中学校に行くまで治らないとおかしい。高校生では一人っ子か末っ子に多いです。お父さんお母さんに育てられた人です。声をかけられると、常に先を考えます。皮膚科に来るのはお殿様かおひな様しかこないです。

自分から能動的に行くということができません。優柔不断です。アトピーの一、二年のお子さんを持ったお母さんは大変よ。もう五年になったら女の子生理がきます。もう二年たったらおばさん、おっさんになる。もうちょっとお母さん、声かけずにしないといけません。

不安と恐怖の神経生物学ということで、過度に怖がりの子供は、後に情緒的障害を起こす可能性が高く、二歳のとききわめて恥ずかしがり屋の子供は、人見知りをにない子供に比べて。人生の後半になって、不安や抑うつに陥りやすい。異常な恐怖を示す子ども達は病気になりやすいし、メカニズムははっきりわかっていないが、恐怖を示す子ども達や家族は他の家族に比べてアレルギー疾患が多い。子供でも兄弟二人だったら、長男より次男の方が軽い。」

「狩猟民族は土地に縛り付けられると生活できないので、動物を追いかける。農耕民族は知らぬまに叱るしつけです。口呼吸です。鼻が詰まります。口呼吸は口が開いています。肩こりもそれが原因です。狩猟民族はほめるしつけです。」
「皮膚の下の血の巡りをよくするのは、もう一つは笑うことです。感情の血流理論があります。感情経験は顔面筋などの括約によって起こされる脳内循環の温度差によるという理論。快い喜びがあると顔は笑顔となる。笑顔になれば頭の脳内温度は下がる。笑顔を作ると脳の温度が下がり、快いということ。血はまわる。怒りの感情があって、顔が怒り出すと、脳の温度も血流量も上がるということですから、無理にでも笑いなさいということです。」

「次に、水虫の件です。これにアロマを使います。水虫は白癬菌というカビの感染症です。感染症ですからうつるという意味ですが、水虫はカビです。カビが生えるのは古くなったところにしか生えませんから、あなたはもう古くなったんですよ。カビが生えてしまったら、なかなか治りません。古くなっても、体調がよければ、水虫があまり強くでません。強くでるというのは体調がよくないと言うことですよ。

水虫予防の100%予防で載っていたのが、片足だけ水虫の人が多い。左足の水虫は、左半身の交感神経の緊張が右半身より激しいから、左手足は冷たく、汗ばんで、頭痛肩こり内臓疾患も左に多い。交感神経が緊張して、末梢血管の血の流れが悪く、皮膚は冷たく、手足の裏、緊張して手に汗握る。木の上に逃げないといけないからです。逃げたときに交感神経が緊張して木に登りやすいように汗をかく。緊張して交感神経が興奮しているときです。」

アトピーのお話、叱るしつけとほめるしつけ、血液循環、自律神経、これって、もう福田安保理論と共通するところだと思いませんか?

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ただ、「体全身に交感神経緊張」かと思いきや、「左右の交感神経緊張」という考え方も面白いですね。とすると左が緊張すると、「心臓」に歪みが、右が緊張すると「肝臓」ということになるのかな。

ニキビの患者さんに対しての処方で、「導入後にローズマリーのウォーターを塗ります。何でかはナードに書いてありますから。以上です。」という、何故ローズマリーのハーブウォーターを使うのかというのを、単にそう書いてあったからという講演内容で締めくくり、最初から最後まで、副交感神経優位のムードでした。 タイプしているひまわりは、常に「全身性の交感神経緊張型」です。あ〜どうしよう。

● 14:00〜16:30 ドミニック・ボドゥー(ベルギー薬学博士)
○ アロマテラピーで使用する植物オイル

「こんにちは。今日の午後、皆様よくおいでいただきました。今日のテーマは、少し精油から離れて植物油としました。植物油は必ずしも使い方は簡単ではありません。一部の植物油は肌を荒らす危険があります。あるいは、肌によくない結果をもたらすこともあります。あるいはアレルギー性のものもあります。

今日お話する植物油は。精油と非常に相性がよく、そして、いろいろな有用性もあります。植物油の話です。一部はおなじみのもの、あるいは初めて耳にするものもあります。これらの植物油は医療、コスメだけに使われるものではありません。食事、栄養の面からも役に立ちます。」というお話で和やかに始まりました。

1. 植物油と美容
・美容に適した主な植物油
・毛髪の手入れに適した植物油
2. 植物油と健康
・健康管理に勧められる主な植物油
3. 植物油と栄養
・オメガ 3 グループの必須脂肪酸とは何に含まれるのでしょうか?
・毎日の食事に勧められる植物油
・植物油の飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の平均成分表
4. ラベルの読み方
・冷式圧搾
5. 植物油
・スィートアーモンド(バージン)- バスト用ブレンド
・アルガン(有機栽培)- しわのケア用ブレンド
・アルニカ(有機栽培)- 打撲用ブレンド
・ボラジ(バージン)- 若々しい肌を保つためのブレンド
・カレンデュラ(有機栽培)-すべすべ肌を作るブレンドオイル
・カロフィラム(有機栽培)- 美容、血行促進のブレンド
・菜種(有機栽培)- 心臓血管系リスクを低減するブレンド
・小麦胚芽(バージン)- 髪を強くするブレンド
・ホホバ(バージン)- 妊娠線用ブレンド
・マカデミア(有機栽培)- フェイシャル保湿ブレンド
・セントジョーンズワート(有機栽培)- 傷の回復用ブレンド
・ヘーゼルナッツ(バージン)- 抗ストレス用マッサージブレンド
・アプリコット(バージン)フェイス栄養ブレンド
・イブニングプリムローズ(有機栽培)- 爪用ブレンド
・ローズヒップ(有機栽培)- クレンジング用ブレンド
・ゴマ(有機栽培)- アーユルヴェーダマッサージ用ブレンド
6. 妊産婦
・食事
・美容
7. 青春期
・食事
・美容
8. 婦人
・美容 - 夜用オイル、日光、マッサージ、爪

最後は、
「こうして自然のもので、自然の材料で作られた純粋な天然な化粧品が重視されてくること、当然この植物油が重視、見直されてきました。さらに、そこに精油をブレンドすると皮膚のためのケアができるものとなります。どこの一流の化粧産業も新しいタイプの化粧品に力を入れています。

健康、そして食品、植物油や精油を強調してきましたが、化粧品に、大いに活躍する分野が来ています。

少しでも皆様に試していただくと、また来年お会いするときは、さらにお若くなった皆様にお会いできると思います。これで私の発表は終わらせていただきますが、残った時間で皆様の質問を受けたいと思います。」

と、ウイットの入ったお話で終わりましたが、下記の点、質問でのことですが、ちょっと興味がありました。

質問
「 心臓血管系のリスクを軽減するということで、植物油の外用ですか内服ですか?」

解答
「心臓血管系の疾患には、外用ではなくて内服のみです。内服でないと効果はありません。精油は皮膚塗布で十分に内部まで到達できますが、植物油の場合は内服でないと到達できません。」

ということで、ちょっと長くなりましたが、第一日目は終わりです。ここまでお読みいただきどうもお疲れ様でした。私も疲れた。ふぅ〜。

次回は二日目をお伝えしたいと思っております。

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