今日の秋田は、明け方小雨が降ったものの、日中は日差しもさすまずまずの天気でした。午後からは雲が広がり、夜には雨が。真っ暗になるまで、ラベンダー畑の下草刈りをしました。ラベンダーの葉の輝く色を頼りに刈り込んでいましたが、もう限界。山からの帰り道に雨がパラパラ降ってきました。久しぶりの雨です。

午前中、ラベンダーとローズマリーの挿し木をしました。今のシーズンに挿し木するのが一番成功率が高いみたいです。ローズマリーはいつでも大丈夫ですが、葉をいじくっていると手が黒くなりべとべとに。精油がはじけ飛んで手にくっついたみたいです。

20051022ラベンダー挿し芽 20051022ラベンダーローズマリー挿し木 ラベンダーとローズマリーの挿し木

ラベンダーおかむらさきの挿し芽ですが、とんでもない生命力を感じます。このひと枝からあのように魅力的な花や香りが創られるなんて。それも大昔からその遺伝子が受け継がれ、たまたま「おかむらさき」という品種が選抜されて現代へ甦ってこの手の平にある、何て事を考えるとロマンを感じてしまいます。

ローズマリーは、色の濃い青紫の品種を選抜して挿し木してみました。
「ローズマリー フォーターブルー、プライムリーブルー、モーツアルトブルー」。ローズマリー モーツアルトブルーの画像はこちらをどうぞ。2005.05.14 のハーブ
こちらもどうぞ。2005.07.17 ローズマリーに憧れて

本題にはいりましょうね。ハーブやアロマテラピーの歴史を見てみると、面白いことがわかります。
・一つは、体質と植物の対応
・二つは、全く違う場所で、同じように体質を考え、対応する植物を体系化
・三つ目は、植物から精油を取り出す方法の確立
・四つ目は、植物の有効成分を化学的に合成
・五つ目に、伝統医学と西洋医学

1. や 2. は、いまだに伝統医学として世界各地で脈々と支持されています。
3. の確立により、植物そのものを利用していた時代から、精油を中心としたアロマテラピーという概念が確立されました。4. のきっかけは、ケシやトリカブト、トコン、ベラドンナなどから、モルヒネ、アコニチン、エメチン、アトロピンなどの「アルカロイド」と呼ばれる強力な作用を示す物質を植物から取り出すことができたことによります。その事を通して、5. の伝統医学と西洋医学が区別されるようになってきました。

先日届いた「Diet&Beauty」(昨日も「デトックス」でご紹介しました)では、「2010年、市場規模620億円へ」という見出しで、ストレス社会を背景に、急拡大中のヨガ市場の事。さらに、アーユルヴェーダとエステティックという講座に人気が集中した事が書かれていました。

六つ目に、代替医療から統合医療という見出しでも追加しておきましょうか。いや、1. から 5. を別々に年代順に並べたて考えていた概念を、もう一度原点に戻って統合した概念にすればいいんですよね。ロバートティスランドが「ホリスティックアロマテラピー」で述べているように、新しいものは何もない、ですね。
西洋医学と植物療法(みなみの香草屋)

今まさに、両者の優れた概念と技術を補完的に利用する体系へとシフトする時期なのではないでしょうか。ちょうど、ハーブや精油を補完的に取り扱うことを基本とする植物療法(フィトテラピー)と同じようですね