朝夕の寒さもさらに厳しくなり、とうとう今日薄いセーターをはおり出しました。急激な温度差は、体にとってはストレスとなり、免疫系もウイルスなどに対する抵抗力が低下してしまいます。

そんな中、道路脇にあるラベンダー、次から次へと花を咲かせています。ラベンダーにとってはとてもいいシーズンなんでしょうね。思わず花穂を摘んでスティックを作ってみたくなりました。

20051028ラベンダースティック1 20051028ラベンダースティック2 ラベンダースティック

早咲き3号なので、先端に固まって花穂がつきます。私はおかむらさきを使いますが、茎が長くて、花穂のついている部分が長いからです。香りもいいしね。でも、早咲きのラベンダーでないと、このシーズンのスティックは楽しめません。畑には、何本かおかむらさきの花穂がありましたけど。

2005.07.06 ラベンダースティック作り1
2005.07.06 ラベンダースティック作り2
2005.07.06 ラベンダースティック作り3

20051028ラベンダースティック3 20051028ラベンダースティック4 ラベンダースティック

早咲き3号は、先端に固まって花穂がつきます。ボリュームを持たせるために、少し花穂をずらし、本数も13本にして作ってみました。行き当たりばったりのお楽しみだったので、オーガンジのリボンに紫色がなく、ちょっとセンスないなぁ。それでも、花穂の部分が短い分、途中から花が出た部分があり、リボンを巻き付けた所から部分的に顔をのぞかせています。

ところで、本題の「マスク」ですが、昨日の新聞に「わずか一分でウイルス撃退」ということで、某化粧品メーカーが新型マスクを販売する発表が載っていました。折しも、この頃の新聞には、新型インフルエンザに関連する記事がいろいろ報道されています。マスクの発売も十一月中旬とのことですから、インフルエンザのシーズンに合わせての発売ということになります。

この「マスク」の仕組みは、マスクに内蔵した二つの武器が最大の特徴。
● バイオ抗体フィルター
・ 抗体がインフルエンザウイルスに反応し、抗ウィルス作用を発揮
・フィルターが、99.9%のウイルスをとらえて、感染力を一分以内に奪う

ブラボー!。使い捨てタイプですが、五百回分のセキが放出するウイルスに対して有効とのこと。本当に優れものですね。

でも、この頃、いろいろな事を「福田安保理論」で考えるように脳が働くと(とはいっても、「未来免疫学(インター メディカル)安保徹著)」で述べられているように、 無理に「こういう現象」は交感神経支配なのか、副交感神経支配なのかを分類しないようにしないといけませんね)、やはり、場合によっては、本当にこのマスクってメリットがあるのかなぁと思ってしまいます。

以下続きです

場合によってはというのは、「免疫を獲得して、その後の免疫力を身につけるのに必要な時期」です。具体的には、子供の時期。それは、

・出生数日後から15〜20歳の時期に、白血球のパターンが、顆粒球よりもリンパ球の比率が多い
・リンパ球は、外来からの異物でも非常に微細なウイルスや異種タンパク質などの抗原に対して働く
・したがって、リンパ球が優位になりすぎると、抗原に過剰に反応してアレルギー疾患のリスクが高くなる
・ただし、子供の成長期におけるリンパ球優位は、生体エネルギー同化作用を優先することで、バランスが保たれている
・そのバランスが崩れて、エネルギー同化作用が過剰になると、リンパ球が過剰に働き過ぎてアレルギー疾患の誘発を招く

さて、マスクを利用すると、ほとんど「無菌状態」を再現している状態(99.9%のウイルスをとらえる)に身を置くことと等しくなりますが、免疫システムが正しく働くためには、「ほどよい刺激」が必要となると思います。

子供の時代は、副交感神経でリンパ球優位となり、生体エネルギー同化作用のため働くことが成長の段階ではごく自然であり、また、母乳の免疫から、自分自身の力で外部のいろいろな異物を認識して、免疫を獲得していかないといけない時期なのではないでしょうか。

マスクを販売する某化粧品メーカーの需要の見込みは、「受験生がいる家庭や、ワクチンを打つ時間がなかった人向け」で、正しい需要の見込みかもしれませんが、一方では、過保護の環境で、口うるさい家庭で育っているお子様に対して、むりやりこの「マスク」をさせられるというのは、確かに一時的なウイルス撃退には有効でしょうが、長期的な面から見ると、

● アレルギーを発症しやすい体質を作ってしまう
・過保護は、副交感神経を優位にさせ、リンパ球の働きを過剰にさせる
・口うるささはストレスとして、一時的に交感神経へ自律神経系を傾け、副交感反射刺激を引き起こす
・結果として、もともと副交感神経優位の子供は、激しいアレルギー反応を引き起こすこととなる

● 免疫システム(この場合の免疫システムは新しい免疫システムです)の脆弱化を招く
・いろいろな抗原に対応する機会を逸してしまう
・結果として、免疫力の獲得ができない「免疫システム」となってしまう

ということにならなければよいのですが、皆さんはどうお考えでしょうか。

これに対して、精油の働きはとても多面的に働きますよね。よく流行性感冒の処方にでてくるのが、

・ラベンサラ Cinnamomum camphora (Ex. Ravensara aromatica)ですよね。私もこの精油は、以前ご紹介した
2005.10.17 ストレス解消の香りは複合体 ように、出張の際にはなくてはならない精油の一つです。
・ニアウリ CT1 Melaleuca quinquenervia CT1 (Cineole)
・ユーカリ ラディアタ Eucalyptus radiata
・ティートゥリー Melaleuca alternifolia
・ローズマリー シネオール Rosmarinus officinalis cineole

などですが、条件によってブレンドを変えたり、使い分けることで、とても頼りになる「相棒」として働きます。

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