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2005.11.04 海流と植物そして文明

せっかくパッチをはいたというのに、今日の秋田は暖かな天気。昨夜は雷を伴う大雨が降り、停電となったところもあったようです。

20051105ラベンダーセージ セージの仲間、ラベンダーセージ

春先の日差しのようです。ポカポカ天気がこのまま長く続いて欲しいと思うのですが、そうはいかないのが世の常。寒暖の差が激しいと紅葉も赤く色づくのでしょうが、このセージは寒さに弱いタイプのものなので、雪が降ってきたら少々暖かな場所に引っ越さないといけません。

今日、あるアロマの協会から会報誌が届きました。いろいろ興味のあるタイトルに目を奪われてしまいますが、最初の方にあった「日本の植物オイル「キャメリア・ジャポニカ」」を拝見して思ったことがありました。

「酸化の問題と紫外線吸収能」に関してです。以前から、キャリアオイルの事を投稿していますが、そのキャリアオイルと「肌の構造と生理」を関連づけてブログへ投稿したいと思っていました。「キャリアオイル」の皮膚への経皮吸収に関する疑問点が残っているため、いまだに書けていませんが。

● 現在の肌を内面から考えるについて
2005.08.26 現在の肌を内面から考える3
2005.08.25 現在の肌を内面から考える2
2005.08.22 現在の肌を内面から考える1
2005.08.19 肌傾向と実際の肌質との関係
2005.08.17 肌や身体と季節の関係

● トータルな考え方について
2005.11.01 体質を把握するということ
2005.08.19 肌傾向と実際の肌質との関係
2005.08.17 肌や身体と季節の関係
2005.07.11 まず第一に体質の把握
2005.07.10 植物療法の概要

● 植物油について
2005.09,29 ロウエステルって
2005.08.06 キャリアオイルの化学

ただ、今回の日本の植物オイルを拝見して、まず、植物油と酸化の問題、そして紫外線を吸収する力、SPF、PAなどについての関連性に興味を持ちました。

● 酸化の問題
・一つは、今回紹介されている「ツバキ油」は一価の不飽和脂肪酸のオレイン酸を80〜86%含んでいる。
・その他に飽和脂肪酸のバルミチン酸(バルミチン酸、パルミチン酸とも炭素数が16ですが、バでしょうか、パでしょうか。今回わかりませんでした)を8〜10%含んでいる。
・この飽和脂肪酸の影響なのでしょうか、オリーブオイルよりも酸化されにくいことが実験データで示されていました。

● 紫外線の問題
・研究データでは「紫外線透過率」を示すデータがありました。

20051105紫外線透過率

(図は香羅夢 No.36 p6 より参照させていただきました)

・おもしろいのは、紫外線をUVA(長波長:320〜400nm)とUVB(中波長:280〜320nm)に区別して透過率がわかるということです。
・UVB(中波長:280〜320nm)に対して透過率がほとんど「ゼロ」というデータです。
・「ゼロ」ということは、防御能が高いということを意味していますが、あくまでも、二次黒化であるサンバーンに対して有効であるということです。
・これに対して、UVA(長波長:320〜400nm)に対しては、透過率が360nm(約50%)を境に、急激にその透過率が増大しています。ということは、一次黒化であるサンターンを防ぐことはちょっと難しいのかなということです。

● SPFとPAの問題
・SPFは(Sun Protection Factor)という意味で、UVB(中波長:280〜320nm)の紫外線を防御することのできる分数(20分前後)を数値化して表されています。
・PAは(Protection Grade of UVA)という意味で、UVA(長波長:320〜400nm)の紫外線を防御することのできる度合いを「+」で表わし、三段階の評価となっています。

● 植物油との関係
・酸化が問題になるのは、植物油に含まれている「不飽和脂肪酸」と「紫外線」の関係が大切だと思います。
・皮膚に塗布した場合、当然酸素と結合しやすい状態となっていますから、塗布した植物油に不飽和脂肪酸を多く含むものであればあるほど、酸化の度合いが高くなる可能性があります。
・さらに紫外線といっても、UVA(長波長:320〜400nm)とUVB(中波長:280〜320nm)に区別して、植物油の紫外線透過率(紫外線防御能)を考えないといけません。
・また、SPFやPAの使い分けも大切ですし、それらの機能を有するサンプロテクションは、紫外線を反射するタイプや吸収するタイプがあり、それぞれのメリット、デメリットがあります。

以上のような、いろいろな事柄を考慮しながら、また、肌に対するメリットとデメリットを考えながら紫外線対策をしないといけないようですね。

紫外線に対して、ハーブの力も見逃すわけにはいきません。また、ハーブには前処置(日焼け前)に対しての作用のみならず、後処置(日焼け後)に対しての使い方もあります。