朝から雨降りの天気。昨夜は遅くまで光と音のファンタジー。とんでもない雷雲でした。でも、このような天気に、秋田特産の「ハタハタ」が収穫されるんですよ。

以前
2005.10.08 アロマヨーガ をご紹介しましたが、今日、その方が訪れ、貴重な体験をお伺いすることができました。ヨーガの指導は、若い方々へ任せて、自分自身が生徒さんと一緒に「アロママッサージ」を取り入れたヨーガを実践したときの事です。

20050514ボリジクリーピング ボリジクリーピング

クリーピングの勘違いでした。ピンク色は土壌が酸性に傾くとなるようです。「白い色」のもあります。クリーピングは、ローズマリーやタイムによく使われます。「ほふく性」でこのボリジもあまり立ち上がりません。花も小振りでツボミの先端がややピンク色ですね。そして「ボリジ類」は花が咲くまでほとんど見向きもされないハーブです。「おやぁ」と人々を感動させる「時期」は、花が開花した瞬間です。ハーブ版「みにくいアヒルの子」でしょうか。

前回は、スタジオの入り口に香りを焚いたときに、
・「あ〜いい香り」と顔の緊張がとれた。
・そして、これって何の香りですか、というコミュニケーションが生まれた。
・さらに、肝心のヨーガでは、不安な気持ちで瞑想のポーズをとるのが普通なのに、そういう雰囲気が全くなく、リラックスしている様子がうかがえた。

ということでした。

現在は、数種のタイプのマッサージオイルを受講者の方に選択していただき、それを前胸部や腕、足などに塗布して「アロマヨーガ」をされているそうです。その方が、受講者の方と一緒にマッサージオイルをしたとき、最初は、何となく精神的に変な気分になるなぁと感じていたそうです。

ところが、数回同じように試していると、それは、そのマッサージオイルの持っている「リラックス作用」の影響が、精神的なリラックスと「眠り」を誘う感覚を自分自身が体感しているからなんだと感じ取ることができたそうです。

おもしろいのは、その感覚を最初「精神的に変な気分」と感じ取って、数回経験を重ねると、その感覚が「心身のリラックス」と感じ取れるような感覚へと変わっていった事です。その方が、選択された精油のブレンドは、

・イランイラン Cananga odorata
・カユプテ Melaleuca cajuputii
・パルマローザ Cymbopogon martinii
・マンダリン Citrus reticulata (Ze)
・ラブラドルティ Ledum groenlandicum
・ラベンダー レイドバン Lavandula hybrida reydovan
・リトセア Litsea citrata
・ローズウッド Aniba rosaeodora
・ローズマリー シネオール Rosmarinus officinalis cineole

のブレンドされたマッサージオイルです。

そこで、それらの内容成分をちょっと検討してみたくなりました。

その具体的な内容成分は下記の通りです。

20051111リラックスブレンド分析表

注意
・表内の数値は、平均的含有量の最高値(含有比率%)を表し、赤い数字は30%以上を示しています。
・リモネンのうち、d-リモネンは、オレンジ スィート Citrus sinensis (Ze)、オレンジ ビター Citrus aurantium (Ze)、グレープフルーツ Citrus paradisii (Ze)、ベルガモット Citrus aurantium Bergamia (Ze)、マンダリン Citrus reticulata (Ze)、レモン Citrus limon (Ze) に含まれています。
・リナロールのうち、d-リナロールは、コリアンダー Coriandrum sativum、ローズウッド Aniba rosaeodora に含まれるもので、固有作用が通常の作用と違い、「神経強壮、疲労回復」の各作用を示します。リナロールと表現されているのは、l(エル)-リナロールです。
・ラブラドルティ Ledum groenlandicum の成分のうち、モノテルペン炭化水素類に属する芳香分子であるリモネンとβ-フェランドレンが(リモネン + β-フェランドレン)として表記されています。(NARD ケモタイプ精油事典 Ver.4)
・リトセア Litsea citrata の芳香成分類のうち、テルペン系アルデヒド類がありますが、そのグループのゲラニアールとネラールという芳香分子は常に混在しており、通常「シトラール」と総称して呼ばれています。
・データは「NARD ケモタイプ精油事典 Ver.4」を参照。

お話をするまでもなく、非常に多面的に働く精油のブレンドであることがわかりますね。

・素直に受け止めると、リラックス作用を、直接特性として示す芳香成分類である「セスキテルペン炭化水素類 - 」、「エステル類」、「テルペン系アルデヒド類」を多く含む(エネルギー作用も「鎮静」)。
・おもしろいのが、「うっ滞除去やコーチゾン様」の各作用を示すモノテルペン炭化水素類と、そのグループに属する芳香分子の「強壮作用」を示す「α-ピネン」、それに「肝臓強壮作用」を示す「β-ミルセン」、「リモネン」などの固有作用。
・モノテルペンアルコール類の「免疫調整、神経強壮」の各作用と、そのグループに属する芳香分子の「鎮静、血圧降下、抗不安」を示す「リナロール」などの固有作用。

など、いろいろ興味のあることがらを上記データから読み取ることができますね。結局ちょっとお話してしまいましたけど。

このような観点からアロマテラピーを実践するのが「ケモタイプアロマテラピー」です。(
2005.09.02 精油とケモタイプとハーブ