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東京では積雪を 9センチ記録したとのこと。雪に不慣れな方々くれぐれもご注意を。昨日、東大通除雪大作戦が実施されましたが、今日の秋田は、午後から、シンシンと音もなく雪が降り続いています。吹雪とは違い、静かにそれでいて確実に雪が積もっていきます。寒さも厳しく道路は一日中圧雪状態。

朝一番に宅急便が「ヨーグルト」を運んできてくれました。先日首都圏で販売されているヨーグルトが、会津坂下町の会津中央乳業産ということで、妹に話したら、早速送ってくれたのが下左と中央の写真。会津坂下町といえば、実家の会津美里町の隣の町(町村合併前は新鶴村が隣接)。

20010122ヨーグルト1 20010122ヨーグルト2 20010122雪の山1

ひまわりはカスピ海ヨーグルトの菌を数年間種として増殖させたものを食べていますが、会津産のヨーグルトは、飲料乳製品のような感じ。写真中央のものは、900ml でしたが、一回で半分近く飲んでしまいました。飲み過ぎると後が怖いからやめとこ。

20010122雪の山2 20010122豆太郎 20010122豆柿

午前中セミナーで、午後から山へ。上の写真のように静かに雪が降っています。中央の「豆太郎」の頭にもすぐに雪が積もります。みんなみんな静かに雪に埋もれていくよう。


先日
2006.01.20 精油の化学と基本骨格で、一般の有機化学の世界と精油の化学の世界とでは、基本骨格の分類法が異なるお話をしました。

● 一般の有機化学の世界
・炭素骨格が、鎖状(炭素が鎖のようにつながった状態)〜 鎖式炭化水素か
・炭素骨格が、環状(炭素が環状につながった状態)〜 環式炭化水素で、
→ベンゼン環という特殊な構造をした炭化水素が含まれているか 〜 芳香族炭化水素
→それ以外 〜 脂環式炭化水素

● 精油の化学
・炭素骨格にイソプレンという分子を含んでいるか 〜 テルペン系
・炭素骨格が鎖状になっているか 〜 脂肪族
・炭素骨格にベンゼン環を含んでいるか 〜 芳香族


2005.06.20 精油の芳香成分類の基準は何を基準にして

精油の化学の世界では、このように、テルペン系、脂肪族、芳香族という「炭素骨格」を分類の基本としています。

その炭素骨格の単純な有機化合物は、もちろん「炭素」が中心となりますが、「炭素」と「水素」の化合物である炭化水素ということになります。炭素が分子の骨組みとなって、末端に水素がくっついているだけの化合物が炭化水素というわけです。

さらに、末端の水素が別の原子や「原子団」と置きかわると、その原子や原子団特有の性質を持つ有機化合物ができあがります。「原子団」は、化学では、特定の原子の一団と説明されていますが、精油の化学では、酸素を含んだ原子団が対象となっています。そして、そのような原子や原子団は「官能基」と呼ばれています。

もう一度整理すると、
・炭素と水素の化合物は炭化水素と呼ばれれ、基本骨格を形成する
・末端にある水素が「官能基」と置きかわると、その官能基特有の性質を持つ化合物となる

そして、
・炭素と水素の化合物である炭化水素の末端の水素原子を一部取り除いた原子団は炭化水素基といわれる

ちょっとまわりくどい説明をしましたが、精油の化学で分類される「芳香成分類」は、基本的には、
・炭化水素基と官能基の化合物
・炭化水素基は基本の骨格を形成し
・官能基は、化合物に特有の特性を与える
・官能基には、酸素が含まれている
・精油の化学は基本的に、炭素、水素、酸素という三つの原子から構成されている

ということになるかと思います。前回にもお話しましたが、精油の化学では、「炭素骨格」を基本骨格とした表現方法をとっていますので、

・炭化水素基の三つのグループ
→テルペン系、脂肪族、芳香族

・官能基のグループ
→ヒドロキシ基、カルボニル基、ケトン基、アルデヒド基、カルボキシル基、エステル結合、エーテル結合など(「〜 結合」は、炭化水素基を結びつける形で間に存在する原子や原子集団をいっているようですが、すべて「〜 基」と表現する場合もあるようです)

したがって、三つの「炭素骨格」を基本骨格として、各官能基のグループの組み合わせにより異なる化合物が存在することになります。

● 基本的には、芳香成分類は、「炭化水素基」と「官能基」の化合物、ということになります。

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