午前中はやや曇り空だった秋田も、午後から日も差しとても暖か。もうラベンダー畑の雪はありませんでした。土が所々、何者かによって穴ぼこ状態。きっとモグラの仕業だと思います。下の写真右側は、03月21日の様子。押しつぶされた枝がかなり、もとに戻ってきています。つぶされた枝に手をそえてなでてあげると、くっついていた枝が一本一本に分かれていきます。その時の香りは、ちょっと枯れた感じの乾いたラベンダーの香り。

20060323ラベンダー畑1 20060323ラベンダー畑2 20060321雪の下のラベンダー2

昨夜、ギョウザのスープでした。今日のお昼は、ヤキソバだったんですが、ニンニクの茎を一緒に炒めて作ったものです。

20060323ギョウザのスープ 20060323ニンニク茎入りヤキソバ 昨夜、テレビで二種類のお料理のうち、どちらかを選択するという番組があったようですが、ばっぱはそれを見ていて、今日は親子丼を作るぞ、とはりきっていましたよ。残念ながら、今日のブログには間に合いませんけど。

こんなに、ニンニクの入ったお料理を食べると、口臭や体臭がちょっと気になりますよね。何日か前だったか、「食品で体臭緩和狙う」と題した記事が載っていました。

人々は体から放たれる香りというか、匂いを消したい傾向にあるようで、今回の記事では、匂いを消すというのではなく、嫌な匂いを放つのではなく、よい香りを発散させればいいんだ、という発想から、かんだり、なめたりするガムやソフトキャンディーを紹介していました。

開発に携わった方の発想が何ともおもしろいです。スタートラインは、食べる食品が体臭に影響するということから。そこから、香料を練り込んだガムをかみ続けて、発散される香りの成分分析を行ったということです。

当然のことながら、食べた物が体臭に影響するわけですから、ほとんど何も食べないで、そのガムだけを食べて分析したんでしょうね。本当に頭が下がる思いです。

そして、そのようなご苦労から導き出されたこと、それは、体から発散されやすい多くの香料のうち、バラの花とバニラの実から得られた香りの成分を使うということ。

お菓子によく使われている香料ですよね。これらの香りは、それ自体も香りがしますが、体の中から発散されやすい香りでもあることにとてもびっくり。バニラはまだしも、バラといったらローズ、そう精油やハーブ、それにハイドロゾル(フローラルウォーター)にもあります。(
2005.09.20 精油の抽出方法と使う人の目的

今回は、体臭緩和を狙うという目的での発想の転換で、よい香りを放つものをガムなどに応用したというお話。確か、タイ、インドネシアやマレーシアなどの東南アジアでは、「レモングラス」というハーブを「トムヤンクン」というお料理に利用していたはず。

何でも、レモングラスの成分が体の中に入ると、汗と一緒になって発散され「蚊」がよってこないとのこと。この場合の匂いは、蚊の嫌な香りを発散させるためということになりますが、お料理と東南アジアという熱帯地域に多く発生する「蚊」との関係、本当におもしろいですね。

蚊を寄せつけないための作用は、昆虫忌避作用といわれていますが、NARD ケモタイプ精油事典 Ver.4 では、テルペン系アルデヒド類のシトロネラールと、ケトン類のカンファーという芳香成分類の芳香分子を掲げています。

レモングラス Cymbopogon citratus の主要な芳香分子は「シトラール」(芳香成分類・芳香分子もくじ ですが、同じような作用があるのでしょうね。

シトラールは、抗ヒスタミン・抗菌・抗真菌・鎮静の各作用を示します。また、シトロネラールは、ユーカリ レモン Eucalyptus citriodora に、カンファーは、ローズマリー カンファー Rosmarinus officinalis camphre に含まれています。

レモングラスでは、匂いで蚊を寄せつけない、そして、ガムやソフトキャンディーで体臭緩和を狙う、ということですが、そもそも体臭は、種の保存ととても関係が深いようです。特にアポクリン腺からは、異性を引きつける匂いが発散されるといわれています。そのアポクリン腺は、体毛のある所に分布しているわけですから、現代の日本人は、異性を引きつける力が弱くなっているかもしれません。

それは、「脱毛」する習慣やマナーがあるからです。でも一方では、香水など、別の香りを利用して異性を引きつけているのですから、体臭と香りの関係はとてもおもしろいですね。ひまわりは「おやじ臭」が気になりますから、精油を利用する方を選びますね。

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