今日の秋田は昨日の快晴の天気から一転して、今にも雨が降りそうな朝でくら〜い天気。そして、お昼近くに小雨模様。ただ、この雨も夕方にはやみ、日がさす程度に回復しました。

20060326アケビの芽 20060326スイセンの芽 20060326中華風ザーサイサラダ

それでも暖かなのか、随分山に自生している植物たちは花芽をふくらませています。昨日もご紹介しましたが、今日は、アケビ(上写真左)と、スイセン(上写真中央)。上右の写真は、ザーサイの中華風サラダ。

今日の天気のような日が続くのが多いのが原因なのか、秋田県のガンによる死亡率は全国一。先日フリーペーパーと一緒に配られた県議会の報告書(某政党)では、「男性の2人に1人、女性の3人に1人はガンにかかるといわれています。それなのに、本県のガン医療対策はどうなっているのでしょうか」という記事が掲載されていました。

ちょっとびっくりしてしまいます。「秋田県のガン死亡率が全国一」でもびっくりするのに、「男性の2人に1人ががんにかかる」って、ものすごくびっくりすることです。。例えは悪いかもしれませんが、ひまわりともう一人の男性が並んでいると、そのうち一人ががんにかかる確率、ということなんですから。これは深刻に受け止めないといけない事態です。

それで、その記事には続きがあります。「ガン患者の痛みを和らげる取組み」と題して、痛みや不安などの病状を和らげる緩和ケアの最先端を視察すべく広島県の「緩和ケア支援センター」を訪ねたとのこと。そして、県議会において立ち遅れているガン医療対策の改善に精力的に取り組んでいくことを約束すると、結んでいました。

一番大切なのは、ガンにならない対策を立てることだと思いますが、なってしまった結果が秋田県の全国一という汚名につながっているわけですから、ガンの予防と、がん患者への緩和ケア支援という両面から取り組んでいただきたいと考えています。

3月17日の朝刊に、笑ってシアワセというタイトルで、「病院寄席(よせ)」、心の奥底にやすらぎ、が載っていました。おもしろいのは、笑いによって、脳を興奮させる神経伝達物質と、リラックスさせる物質が同時に増え、脳の血流量も、最も増加率が高かったのは、大脳辺縁系など脳の深部だったそうです。

莫大な予算を獲得してガン患者への緩和ケア支援を考える前に、「即席病院寄席」をボランティアなどで行うのも、あまりお金のかからない手法。もちろん、緩和ケア支援は大切です。

昨日のニュースでは、国内初のガンに対しての統合医療機構が発足、富山の病院で起こった医師の安楽死の問題などが報道されていました。秋田県だけでなく、今後ますます「ガン」に対する問題がクローズアップされてくると思います。自分の適応力を知って、無理のない生活をすることが一番と、ひまわりは認識していますが、先ほどの例えでは、確率的に、ひまわりが分が悪いようですね。

ガンの予防と、がん患者への緩和ケア支援に対して、アロマテラピーや植物療法(フィトテラピー)は、有用な手段として活用できると思うのですが。