● ひまわりが勝手に選んだ植物療法関係の記事一覧の目次です
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午前中は、昨日の雨が、露となってフキノトウやひろっこにまだ残っていました。午後からは陽もさし、暖かな秋田市。今日の朝刊には、昨日開花を迎えた桜の花を紹介した記事が載っていました。もちろん、開花を知らせる標準の桜の木はまだまだつぼみのようです。

20060409梅つぼみ 20060409フキノトウ 20060409月桂樹と冬ごもりの虫さん

梅の花でさえご覧の通りですから(上写真左)。フキノトウを取っていると、不思議な葉の形(上写真中央)、それもふきの葉の形。帰ってからばっぱに聞くと、よくあるとのこと。通常は、先端がとがっています。月桂樹の葉に冬ごもりした虫の家がぶら下がっていました(上写真右)。

20060408カレイあんかけ 20060408ひろっこみそ汁 20060408ワカメ茎とゴボウ

上写真左は、昨日の晩ご飯。カレイを唐揚げにして特製の野菜あんかけをかけたもの。ひろっこの卵とじみそ汁。ワカメの茎と、ゴボウ・ニンジン。

20060409ネギパイ生 20060409ネギパイ焼き 20060409大根もち

ばっぱは、麦の粉を利用して「ネギパイ」という食べ物を作ったようです。麦の粉を練って伸ばしたものに、ごま油、塩、コショウ、ネギなどの薬味を入れ、その生地をクルクル棒状に巻いて、適当な大きさに切ります。それを手でねじるようにして押しつぶしたもの(上写真左)を焼くのだそうです(上写真中央)。上写真右は大根モチ。

アロマテラピーで利用する精油は、揮発性という特性があります。その揮発した香りが嗅覚に作用し、心身を癒してくれる場合があります。その効果を確認するための基礎的研究が盛んに行われていますが、その一つに「分泌型免疫グロブリンA(sIgA)」という免疫系の生理指標があります。ストレスなどを受けると、この数値が低下することから利用されているそうです。

この指標は、粘膜中に分泌される抗体で、口腔などの粘膜に細菌やウイルスの侵入を防ぐための防御能として働く免疫物質といわれています。この指標が、アロマトリートメントを行うことで増加した実験例が報告されています。

この指標を思い出したのは、今日の朝刊の「生誕250年、モーツァルトと日本」の記事。いろいろおもしろい事柄が載っていましたが、中でも「聴いて効く モーツァルト療法」というタイトル。つまりモーツァルトの曲を聴くと「リラックスモードにする副交感神経を活性化させ、自律神経のバランスが整う」とのこと。

その根拠に登場するのが「和合教授(埼玉医科大学短大)」という方。和合教授は、モーツァルトと、唾液中の分泌物質の増減、そして、曲の周波数」などを掲げて
・リラクゼーションをしている状態では、IgAという免疫グロブリンが増える一方
・ストレスが加わり、副腎皮質からストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールが増えると、アレルギー疾患などに関係する IgEという免疫グロブリンが増える、という点から、

そして、
・モーツァルトの曲には、特にピアノやバイオリンの曲を中心に、3,500〜4,200ヘルツという高い周波数がバランスよく配置されている
・その高い周波数が、脳の自律神経に効果として作用する

としているようです。

そこで、でてくるのが、このブログでもよく登場する「複合体」。そうです、アロマテラピーとモーツァルトの曲、これを同時に利用すれば、もっと効果があらわれるのではと思った方は、ひまわりだけではないかと思います。

朝刊にでていた「音楽の処方箋例」として、
○ 脳神経系疾患には
・「アイネ・クライネ・ナハトムジーク第2楽章」
・「デイヴェルティメント第1番」
○ 血液系疾患には
・「12のドイツ舞曲により第3番」
・「バイオリン協奏曲第3番」
○ 免疫系疾患には
・「バイオリン協奏曲第2番」
・「カッサシオン第5楽章」

がリストアップされていました。ひまわりは、一番上の曲くらいしか知りません。多分聴いたことはあるのでしょうけど、曲名まではわからないという音楽音痴。以前、セミナーの受講生の方から、どうしてそんなに暗い曲を聴いているんですか。モーツァルトの曲いいですよ、といわれたことがありました。

暗い曲かどうかわかりませんが、ひまわりのお気に入りは、iPod にも入っている「George Winston」のピアノの曲です。

精油にも、交感神経の緊張を緩和するもの、副交感神経を強壮にするものなど、自律神経系のバランスをとるものがいっぱいあります。ただ、ここでちょっと注意が必要なのかなぁと思うのに、「アレルギー疾患」の方。「福田安保理論」によると、適応力の両極に「交感神経緊張」と「副交感神経緊張」があります。アレルギー疾患は「副交感神経緊張」で生じる疾患とされ、リラックスし過ぎるとそのような病気になるということを述べています。

そこで、先ほどの「IgE」という免疫グロブリンの事、「ストレスが加わり、副腎皮質からストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールが増えると、アレルギー疾患などに関係する IgEという免疫グロブリンが増える」ということでした。

あれれ、おかしいと思いませんか。リラックスすると「IgE」が減少、すなわち、アレルギー疾患に関係する抗体が減るのだから、改善されるはずだと。でも、福田安保理論では、リラックスし過ぎるとアレルギー疾患が起こるのだと。何か頭がごちゃごちゃになりそうです。

2006.03.27 楽観的な男性

福田安保理論では、リラックスモード(副交感神経緊張)により起こったアレルギー疾患が、ストレスなどにより急激に交感神経緊張を伴うと、その反射刺激により一時的にアレルギー疾患が悪化する、ということをいっています。ですから、アレルギー疾患の方は、モーツァルトの曲を聴きながら、リラックスモードにして、一方では、ある程度刺激を与える(交感神経を過度ではなく適度に刺激する)曲も聴くというのがよいのでしょうか。「揺らぎ」によって、自律神経のバランスを整えるのが一番よい方法なんだと思うのですが、いかがでしょうか。

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