今日の秋田は朝から快晴のいいお天気。二日間も続くと、気持ちまでもがほんわかほんわか。朝のニュースでは 夏日の予想でしたが、お昼には、23度に修正されたようです。でも、もっと暑いかもしれません。周りの景色は、パステルカラーの緑色に大変身。

20060508春巻き 20060508春巻き2 20060508ちりめんじゃこ

昨夜試食を頼まれました。見た目は春巻きですが、中身が全然違う代物。アボガドと鶏のささみの入った春巻きです。これをベースに、たれなどの味つけを、ハーブ岩塩、ガーリックなどなど試してみました。食感とたれによって、味ががらりとかわりなかなかおつなモノ(上写真左と中央)。

上写真右は、手作りの佃煮。ベースにはちりめんじゃこ、それに、昆布、花カツオ、白ごま、松の実などなどを混ぜたものです。

20060509桃の花 20060509春の山 20060509稲の苗

山では、八重桜を中心に、桃の花も満開です(上写真左)。県道のボーリング調査が田んぼの真ん中で行われていましたが、背後の山はとてもきれいなもえぎ色(上写真中央)。帰りの道では、すでに植え付けを待つ稲の苗(上写真右)。

20060509タンポポ 20060509チューリップ 20060509八重桜の花びら

昨日通って気になっていた所がありました。二カ所ですが、まず一カ所は、いちめんタンポポの花のところ(上写真左)。そして、二カ所目が、歩道のチューリップ(上写真中央)。ばっぱが八重のサクラの花びらを料理用にする、ということで収穫してきました(上写真右)。以前にもこのブログでご紹介しました(2006.03.03 桃の節句2005.07.22 梅と赤ジソ)。

さて、今日の新聞に「大豆イソフラボン摂取量」のお話が載っていました。これによると、
・大豆イソフラボンは、骨粗鬆症などの予防効果がある
・そのため、食事以外の特定保健用食品として摂取する場合、一日 30mgを上限とする
・食品安全委員会の専門調査会が決定

上限とする、ということの意味は、過剰摂取による発ガンの危険性を考慮しての決定のように思われます。この 30mgというイソフラボンの量、豆腐半丁に相当するそうです。ちょっと、変だなぁと思われた方もあるかと思いますが、これは、

「毎日カプセルなどで継続的に摂取する場合の評価で、日常で大豆食品を食べることに問題はない」という、そういう意味での量ということになります。そのため、妊産婦や乳幼児などが、食品に上乗せして摂取することに対しては「推奨できない」としています。

大豆イソフラボンとガンの関係については、下記を参照下さい。


2005.10.16 女性ホルモンと肺ガンの関係3
2005.10.15 女性ホルモンと肺ガンの関係2
2005.10.06 女性ホルモンと肺ガンの関係1

この所、特定保健用食品とか、栄養機能食品、サプリメントなどに関連する情報がいろいろ報道されています。日本の法的な規制では、大まかには、「薬と食品」という分類において規制されているようです。その分類にある食品をさらに区分すると、「サプリメントと一般食品」となるようなので、サプリメントは食品の範囲に入るもの、ということになるようです。

このサプリメント、場合によっては栄養補助食品とか、健康補助食品とかいわれていますので、またまた頭が混乱する原因となります。これらの名称などは、現在の厚生労働省がおこなってきた法的な規制や、市場開放・規制緩和などによるものと考えられるようです。

もともと、サプリメントは、
1. 三大栄養素
2. ビタミン類
3. ミネラル類

があり、それらを抽出するか合成して、
1. 錠剤
2. カプセル
3. 顆粒
4. ゼリー状など

に、飲みやすい形にしたものをいっているようですが、上記成分を強化した加工食品や飲料なども含まれているようです。

ここからがちょっとややこしいことになります。

1. もともと錠剤タイプのビタミンやミネラルは、薬事法の規制を受けていた
2. 生活習慣病の予防に有用と認め、かつ審査が通った食品を「特定保健用食品」として制度化

1. に関しては、当然薬事法の規制を受けていたため「薬品」として、食品とは違った規制を受けていましたが、市場開放や規制緩和によって、厚生労働省が「栄養機能食品」として制度化したもの。

これは、ビタミンやミネラルで基準内の成分が配合されたものを「栄養機能食品」として表示を許可するものです。基準内の成分については、17種類の栄養素が一定量含むものということで、ビタミンでは、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB3(ナイアシン)、ビタミンB5(パントテン酸)、ビタミンB6、ビタミンB12、ビオチン、ビタミンC、葉酸。ミネラルでは、カルシウム、マグネシウム、鉄、銅、亜鉛です。すべておなじみのものですね。

2. に関しては、健康保持に一定の具体的な機能を持つことを表示するこができるよう制度化したものです。「特定保健用食品」通称「トクホ」として、1991年よりスタートした制度です。この制度は、1. で薬事法の規制を受けていた錠剤やカプセル以外の「健康食品」に認められていた制度のようで、2001年には、錠剤などにも認められたとの事です。

まとめてみると、
・サプリメント(栄養補助食品とか、健康補助食品)は、食品と同じ範囲に分類され、
・かつ、保健機能食品として、「栄養機能食品」(上記 1. )と、「特定保健用食品」(上記 2. )として、2001年厚生労働省が制度化。
・それ以外のサプリメントは、健康(補助)食品。

ということになりそうです。植物療法で利用する植物素材に、ハーブがありますが、これは、成分による主な分類という、制度上の分類とは別の「ハーブ系」という区分で表現されています。

また、サプリメント自体の位置づけとして、いろいろな立場の方々がおられます。ある方は、現状の食生活でほとんど足りており、また、サプリメントの、病気の危険性を低下させる科学的な根拠(確実かおそらく確実という評価)を取り上げ、
・ガンに効果があるサプリメントは一つもない
・循環器系疾患に効果のあるサプリメントもない(この点については、ビタミンEが当初動脈硬化の予防に期待できる研究結果がありましたが、多くの研究を多面的に解析した結果、効果がないという評価がされたそうです)

そして、
上記、ガンや循環器系疾患に、科学的に確実なのは、
・運動がリスクを下げる
・肥満がリスクを上げる

という共通項が見いだせる、という方もおられます(
2006.05.05 補完代替医療と科学的な検証2006.03.05 どうしたの今度はコエンザイム

一方では、サプリメントは薬ではなく食品であり、医療で処方される栄養剤とサプリメントの違いを同じレベルで混同せず、
・医療で処方される栄養剤の前提は、他のビタミンやミネラルが十分摂取されているかどうかにあり
・その前提をつくるのがサプリメントであり、バランスよく、まんべんなく摂取することが大切である

という方もおられます。

例えば、冷え性にはビタミンE、口内炎にはビタミンB2、骨粗鬆症にはカルシウムというように、医療で処方される栄養剤は、他のビタミンやミネラルが十分摂取されていることが前提で、それを満たす前提にサプリメントを位置づけているようです。

おもしろかったのは、現代の食事は、カロリーの部分を見ると 100点満点なんだそうですが、それらのエネルギーを体に使うために、「代謝に必要」なビタミン、ミネラルが不足している、という点です。

また、食事やサプリメントだけでなく、運動や睡眠などの生活全体を見直す事も大切で、また、
1. タンパク質とビタミン、ミネラルの位置づけ
2. 日本人がもともと摂っていた食事で、大豆レシチン、魚介類(EPAやDHA)、根菜類(食物繊維)
3. 準栄養素としての、コエンザイムQ10、クエン酸、グルコサミン、コラーゲン
4. ハーブ類

を掲げていました。

どうも、病気になると「薬」が病気を治すための必須アイテムで、薬事法の適用を受ける、「薬」以外のアイテムである食品(サプリメント、一般食品)を使って、病気を治そうとすると薬事法に抵触しますし、薬とは違い、飲んでも食べても病状に直接作用しない、薬のように効能がうたえないもの、ということになりますね。

だから、科学的な根拠を示せといわれても、直接作用しないものであるから、薬ではないもの。何となく、堂々巡りのような感じがします。薬は直接身体に影響するものゆえ、慎重にならざるを得ず、よって用法や用量が厳格に定められているものだから、それ以外の食品とは厳密に区別しないといけないということになります。

行き着くところはやはり「未病」対策ということになりますね。そうそう、上記の例の中に、ストレスなど、心理的精神的な要因に対してのサプリメントの有用性は議論されておりませんでしたが、むしろ、この要因が 90%の病気の原因となり得るということも考慮に入れないといけない気がします。