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今日の秋田は朝からとてもいい天気となり、気持ちのよい一日でした。日の当たる場所に移動すれば、多少暑く感じる程度で、風も爽やか。ラベンダーも元気に育っています。

20060613混ぜごはんと牛肉 20060614ジンギスカン野菜炒め 20060614カツオのたたき

上の写真左は、昨日ばっぱが、ご飯に「タクアン、梅、青ジソ、ミョウガ」などを一緒に入れた混ぜご飯の上に、タレをつけて焼いた牛肉がのっかたもの。上写真中央は、ジンギスカン野菜炒め。この料理は学生時代を思い出します。右はカツオのたたきです。

昨日、ラベンダーの花と一緒に撮ったのがバラの花。先日もご紹介しましたが、「スィートブライアー」というバラです。香りはそれほどでもありませんでしたが、ピンク色のとてもきれいな花びらでした。

20060613ローズ スィートブライアー

昨日の新聞に「アルツハイマー 新ワクチン開発」のニュースが載っていました。アルツハイマー病は、脳の知的神経機能の低下が起こる病気である痴呆症の一つ。その原因に、脳に「ベータアミロイド」と呼ばれるタンパク質が蓄積して起こる、ということでした。

今回は、このベータアミロイドを作る DNA を含んだワクチンが、生体の持っている「免疫(この場合は獲得免疫)」機能を使って抗体を作り、異物であるベータアミロイドの蓄積を抑えるのに働くことをマウスの実験で確認したそうです。

これは、先日もこのブログで投稿した新しい免疫システムの獲得免疫を利用しているわけです(
2006.06.09 生体防御ってすごいなぁ )。

アルツハイマー病は、活性酸素との関係でその原因が研究されてきましたが、ベータアミロイドと活性酸素の発生の関係、結果として神経系へのダメージなど、「ストレス」、「活性酸素」、「ベータアミロイド」という相関関係もあるようです。

また、記憶にとても関係する「海馬」には、顆粒細胞や錐体細胞などいろいろありますが、アルツハイマー病では「錐体細胞」にダメージが起こるそうです。海馬は、ストレスによる生体防御の一つ、下垂体 - 副腎皮質系(視床下部 - 下垂体 - 副腎皮質刺激ホルモン - 副腎皮質よりコルチゾール)から放出されるコルチゾールの受容体を持っています。

適度な刺激は、記憶にとても効果的ですが、過度なストレスによる刺激は、この海馬の錐体細胞にダメージを与え、場合によっては壊死、脱落が起こり、脳の萎縮にもつながりかねません。

先ほど出てきた「ワクチン」、これは新しい免疫システムでの獲得免疫による効果の期待ですが、ストレスは、活性酸素を発生させ(交感神経 - 顆粒球優位)、この免疫システムを抑制して、古い免疫システムへスイッチさせてしまいます。そうすると、ワクチンを打っても、作用はどうなのかなぁと思ってしまいます。

また、記憶の中心的な存在の「海馬」にもダメージを与えてしまいます。ここでも、「過度のストレスによる交感神経緊張」の状態が、アルツハイマー病を引き起こしている原因の一つとして考えられるのではないでしょうか。免疫機能が、一方ではアルツハイマーを引き起こす引き金となり、一方では、改善のためにもなるなど、この問題はとても難しいため、今後また投稿したいと考えています。

こういったストレス、しかも、大脳辺縁系の機能と密接に関係する「海馬」、これらのキーワードに「アロマテラピー」はもってこいですね。

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