● ひまわりが勝手に選んだ植物療法関係の記事一覧です(月別に並べてあります)
植物療法に関係のある記事のもくじ(2005.06.04 〜 現在まで)

今日は一日中雨降り。東北地方の太平洋側や山形県などでは、暴風雨によって、交通機関が乱れているようです。明日まで続くとのこと、ひまわりは、本当に雨男ですね。明日山形でセミナー後、酒田から日本海 4号へ乗り込んで、大阪へ行く予定なのに。悪夢の日本海 4号。今回は、運休にならないだろうね。

20061006松茸 20061006コハゼがっこ 20061006キュウリのカラシ漬け

上の写真、左は、松茸。妹の所に届いたモノだそうですが、お裾分けで今日の夜届くはずでした。悪天候のため、本日の配達とはならず、大阪から帰るまでおあずけ。中央は、コハゼで漬けたカブと大根(袋入り)。右が、即席キュウリのカラシ漬け。

20061007揚げモチの大根おろし入れ 20061007コハゼがっこ 20061007キュウリハクサイがっこ

上の写真、左は、お昼に食べた揚げモチの大根おろし入れ。中央が上の袋から取り出したがっこ「大根とカブのコハゼ漬け」。右は、いろいろな野菜の入ったがっこ。キュウリ、カブ、ハクサイ、ミョウガ、青ジソの実、チンゲンサイ、コマツナなどが入ってます。

20061007くりくりぼうず1 2006107くりくりぼうず2 20061007くりくりぼうず3

上の写真は、秘密兵器「くりくりぼうず」で「栗」の皮を剥いているところ。一方には、ギザギザの歯が、片方がナイフの刃。ギザギザの歯が、栗の皮をとらえ、固定され、片方のナイフの刃が移動して皮を剥いていく、そんなイメージです。

20061007チクワとゴボウのキンピラ 20061007ラベンダー早咲き3号1 20061007ラベンダー早咲き3号2

上の写真、左は、チクワとゴボウのキンピラ。雨に濡れるラベンダー早咲き 3号。

昨夜、民放のテレビで、NHK が放送しているプロジェクト X のような、すごい物語を再現していました。それは、ちょうど、ひまわりがお世話になったかもしれないほ乳びんのお話でした。年代もちょうどその頃のお話。

ほ乳びんの先についているお母さんのおっぱいの形をした乳首を開発する物語でした。ほ乳びんをくわえた赤ちゃんは、表情が穏やかでなく、いやがっていることに気づいた、男性社長の物語。そのため、赤ちゃんの気持ちになって、ほ乳びんを開発することにしました。そこで、赤ちゃんを育てているお母さんに、「あなたのおっぱいを吸わせて下さい」と、頼んで歩いたそうです。ひまわりは、ニヤニヤしながら見ていました。

何年も頼んで歩き、何回も新しい素材の開発を繰り返し、ついに、くわえた乳首が安らぎを得ることのできる製品。その製品の素材は「イソプレン」でできている、というところで、ニヤニヤしていたひまわりは、ピクリと反応。

笑い話のように物語が展開しましたが、最初は、素材のイソプレンが赤ちゃんにとって、毒にならないか、大丈夫なのかと、なかなか売れなかったそうです。ところが、病院で、安心しきってミルクを飲んでいる赤ちゃんのほ乳びんを調べてみると、この会社が開発したほ乳びんだったことがわかり、病院側で推薦の提案があったこともあり、そのほ乳びんが全国にどんどん浸透していったそうです。

前置きはさておき、「イソプレン」というお話で、精油の化学を思い出したからです。そうですよね、テルペン系の精油の芳香分子は、「イソプレン分子」が基本になっています(
2006.03.05 テルペン系はイソプレンブロック2006.03.04 イソプレン分子はプードル犬)。

テルペン系の精油のイソプレンと、ほ乳びんの乳首の素材がイソプレン、同じイソプレンなので、びっくりしたわけです。でも、その乳首が香りがするわけでもないし、何とも不思議だなぁと思って、ちょっと調べてみました。下の図は、テルペン系の基本骨格である「イソプレン」をあらわしています。

20061006イソプレン分子

下の図は、同じイソプレンでも、イソプレンゴムの分子構造をあらわしています。こちらは、合成の天然ゴムだったようです。ですから、イソプレンゴムとなるんですね。

20061006イソプレンゴムの分子構造

でも、よく見比べて下さい。炭素の数が 5個、水素の数が 8個で、どちらの分子も同じではありませんか。そして、イソプレンゴムの分子式から、構造式を、精油のイソプレン分子に似せて書いてみました。ただし、本当にこのような構造式で書きあらわされるかはわかりませんので、間違っていればご指摘いただければ幸いです。

20061006イソプレン分子とイソプレンゴムの分子構造の違い

基本骨格を、馬になぞらえて

・精油のイソプレンは、足の部分にあたる所の炭素同士が二重結合
・逆に、イソプレンゴムは、その部分は単結合で、背中にあたる部分の炭素同士が二重結合
・省略されていた水素を、ルールにしたがって書き入れていくと、イソプレンゴムの方は、足にあたるところに、何も結合していない部分が存在
・その部分が、次々に同じイソプレンゴムの分子同士がくっついて(分子式の n がそれに該当)あの、ほ乳びんのゴムの乳首となっている

ということがわかりました。でも、形がにていて、「主鎖に不飽和炭素結合(炭素同士の結合に二重結合が存在する事)」ということで、精油のテルペン系と同じ「イソプレン」という名称が使われているのでしょうね、たぶん。

今日は、精油の組成成分で、テルペン系の基本骨格となっている「イソプレン分子」と、ほ乳びんのゴムの乳首の素材となっている「イソプレンゴム分子」の、奇妙なつながりをご紹介しました。

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