● ひまわりが勝手に選んだ植物療法関係の記事一覧です(月別に並べてあります)
植物療法に関係のある記事のもくじ(2005.06.04 〜 現在まで)

朝起きたときは曇りの天気でした。ただ、今日は晴れの予想がでており、暑い一日になるとのことでした。東京は、まだピリッとした寒さを感じることができません。

今日も朝から一日セミナーでしたが、帰りの道も生暖かな感じでした。

20061105セミナー会場 20061105御茶ノ水駅近く 20061105御茶ノ水駅近く月

上の写真、今日のセミナー会場の様子です。中央は、帰りの道、御茶ノ水駅へ向かう途中にあったひときは目立った建物と樹木。歩道から、懐かしいキンモクセイの香りがしてきました。まだ咲いているんですね。丸ノ内線御茶ノ水駅へ向かう橋の上からみたお月様です。ほとんど白黒の世界でした。

さて、今日は、二日目のアロマテラピーセミナーでした。今日の第一番目、タイトルを見てもさっぱり。しかし、お話が進むにつれて、とても興味の持てる内容が展開されましたが、内容がとても難しく、ひまわりの固い頭を柔らかく柔軟にした後で、お伝えしたいと思います。今日は、最後のセミナーである「妊産婦とベビーのアロマテラピー」をご紹介したいと思います。

● 11月05日(日曜日)
・10:00 〜 皮膚電気抵抗(交感神経の緊張)を使った、目で見るアロマテラピーの評価
・11:00 〜 「母と子によりそい感じること、考えること、そしてできること」- 精油に期待されることとその危険性について -
・「2006.11.06 アロマテラピーセミナー2006 その3

・13:00 〜 妊産婦とベビーのアロマテラピー

2000.09.10 妊産婦と乳幼児に対するアロマテラピー(外部リンク:みなみの香草屋)でも、お母さんと赤ちゃんのアロマテラピーのことを講演されました。

前回は、

・妊産婦に対するアロマテラピー その1(出産前)
・妊産婦に対するアロマテラピー その2(出産前)
・妊産婦に対するアロマテラピー(出産後)
・乳幼児に対するアロマテラピー

という構成でした。ただし、今回は、対象が妊産婦とベビーのためのアロマテラピーですから、このようなお話からスタートされました。

「こんにちは。今日も大勢参加され、昨日に引き続きの講演です。約13年経って一言いわせていただきます。今日は皆さんにとって大事なテーマを掲げました。これは特にアロマテラピーを使っていらっしゃるアロマセラピストの方々のリクエストで選んだテーマです。

このアロマテラピーを、精油を使う治療家の第一の方は助産師、看護師の方です。妊産婦にいろいろな治療をする場合は、投与する薬に、非常に注意を払う必要があります。妊娠とわかった第一日から毒性のある危険な医薬品をいっさい使うことが出来ません。

ということで、妊娠中に起こりがちな症状、疾患にどうやって対処するかという事が難しくなってきます。この妊産婦という特殊な人生の一時期のうちで、いったい精油が、何が、精油として力が発揮できるかをお話していきます。

先に進めるまえに毒性の検討が必要となってきます。ほとんどすべての細胞毒性の研究が行われています。そして、もう一つの毒性遺伝子の研究も進んでいます。

この研究の結果をもとにして、妊産婦に使える精油を選択していきます。精油の選択は、妊娠がわかる前から考えておく必要があります。」

このように、まず、最初に毒性の問題を提起されました。処方の中にも登場した精油にアルベンシスミント Mentha arvenisis がありましたが、ペパーミント Mentha piperita との関係からのお話や、ローズマリー ベルベノン Rosmarinus officinalis verbenone、ヘリクリサム Helichrysum italicum など、ケトン類を含む精油に焦点が向けられ、精油を完璧に利用するには正しい生化学的分子の知識が必要であることが強調されていました。

その上で、以下のような、お母さんやあかちゃんに対して安全で、もっとも効果的な精油のブレンドの処方が紹介されました。

・始めての妊娠は妊婦にとって新しい体験です。不安、恐怖、恐れを感じる妊婦に対しての処方
・妊婦の方がつわりを経験します。この消化器系の症状に対する処方
・女性は妊娠中からだが変化して胸も大きくなりどうなるだろうという不安を覚える事になります。お腹や胸、股に起こる妊娠線の予防に対する処方
・特に足のだるさ、静脈瘤に対する処方
・痛みを除いて、炎症を取り除く分子の処方
・便秘にすぐ効く精油の処方
・臨月を過ぎて出産のときが来ました、陣痛を引き起こすブレンドと、陣痛が起こっているときに陣痛を促進する二つの処方
・母乳の出をよくする処方
・会陰の柔軟化をする処方
・授乳中の乳房、乳頭のひび割れに対する処方
・乳房の化膿に対しての処方
・ウイルス性の疾患が流行っているときの処方
・頻繁に起こる赤ちゃんの腹痛に対しての処方
・皮膚のトラブルに対しての処方
・眠れない赤ちゃんに対しての処方

など、数多くの処方や、それに対して処方されている数々の精油の治療特性、芳香成分類、芳香分子の説明がされました。

最近のセミナーでの傾向ですが、精油の塗布や内服(舌下)、そして、必須脂肪酸の摂取を併用することで、その効果が期待できるお話が多く聞かれるようになりました。実際の、現場での要求に応じて、いろいろな商品の開発を行っているようです。そのお話は、一番最後のお話しにあらわれていました。

「ベルギーでは毎年、今年の企業というコンクールがありますが、今年、我が社は最終ベスト6の企業に残りました。他の5つの企業と比べて格段に小さいのですが、これは非常に私たちを勇気づけてくれます。精油に対する未来性、信頼性が、さらにこれによって広がるものと確信しています。このアロマテラピーの原動力は、確かに皆さん方です。今年、ベスト6に選ばれたのは皆さんのお陰と思っています。また来年も来たいと思います。」

ということで、今年のセミナーが終了しました。

二日間にわたってのセミナー、いつも思う事ですが、世界の最新のアロマテラピーの情報を取り入れる事ができ、とても刺激となり、どんどんアロマテラピーの世界が浸透してきていることを改めて肌で感じる事ができました。

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2006.11.06 アロマテラピーセミナー2006 その3
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