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○ 以下 2013.03.17 追加情報・・・・・・

この所「NK細胞を増やす」というキーワードによる検索により、ひまわりブログのこの記事を訪れる方が多くなりました。

下の画像は、最近(2013.03.17 現在)アクセス数の多い当該ブログ記事です。この記事へアクセスが多いのは、下記の検索キーワードからもおわかりいただけるように、「
NK細胞を増やす」ためには、どのようにしたらよいのだろうか、という事での検索の結果だと思います。

20130317コーヒーとNK細胞の活性

キーワードを分解すると、「NK細胞」とその細胞を「増やす」事に絞り込まれるかと思います。

20130317NK細胞を増やすのキーワード検索数

そのため、下記に示す様に

2013.03.17 がんに備えるNK細胞の増加と活性は自律神経の相反する働きと連動

「NK細胞の増加と活性は自律神経の相反する働き」について投稿させていただきました。参照いただければ幸いです。

○ 以上 2013.03.17 追加情報・・・・・・

朝起きると小雨模様。室内は夕方のように薄暗いのですが、暖か。寒暖の差が激しい秋田市です。シトシト降っていた雨は、午前中にはあがり、午後からは晴れまが出てきました。気温も高めですが、明日晩には、平野部でも降雪という予報がでています。

下の写真は、果物を利用したもの。左と中央は同じ料理で、柿と生ハムとチーズのサラダ。おいしそうだったので拡大して撮っちゃいました。同じようにアンズとピーマン、ダイコンの酢のもの。

200611120柿生ハムチーズサラダ1 20061120柿生ハムチーズサラダ2 2006120アンズピーマンダイコンの酢の物1

下の写真、左は、上の酢のもの。アンズのかわりに柿でもいいそうです。中央は、ミョウガの赤ジソ漬け。右は、チョロギの塩水漬け。これらは、赤梅酢作りに利用されるもの。

20061120アンズピーマンダイコンの酢の物2 20061121ミョウガの赤ジソ漬け 20061121チョロギの塩水漬け

下の写真は、みごとに紅く染まったもみじ。シトシト降り続いた雨の思わぬ落とし物は、きれいなもみじの葉。

20061121紅葉1 20061121紅葉2 2006121紅葉3

下の写真、左は、こちらも雨の思わぬ落とし物。地面一面に広がる木の葉。公園の前を通り過ぎましたが、思わず戻ってきてしまいました。ほとんどの葉を落とした桜の木と、梅雨に咲き誇った花がそのまま枯れてしまっているアジサイの花。

20061121公園の落ち葉1 20061121公園の紅葉 2006121公園の落ち葉2

下の写真、左は、秋田市内にある蔵。信号機で止まった目の前にとてもりっぱな蔵がありました。中央、右は、今日の秋田市内の夕焼け。明日晩には、この天気も雪になるとのこと。ラジオでは、冬の備えを呼びかけていましたよ。

20061121秋田市内の蔵 20061121夕焼け1 2006121夕焼け2

下の写真は、昨年の春に撮ったゼラニウムです。品種は、ゼラニウム レディマリー。ゼラニウムの花の中でも花の形や色がちょっと変わってて、ひまわりのお気に入りの一つです。

20050507ゼラニウム レディマリー

11月06日の「がん攻撃の NK細胞 コーヒーで働き活発に」(「2006.11.15 コーヒーとがんの関係)で、

・コーヒーは中枢神経系を興奮させ、心臓の心拍出量を増大させ、脈拍を増大させるものなので、「交感神経緊張」
・NK細胞は、顆粒球とともに「交感神経」の支配を受けている
・ところが、NK細胞は、副交感神経支配下でその活性をしめす

という、とても不思議な関係に興味を持ちました。「2006.11.19 プリン骨格とカフェインとアデノシン、「2006.11.20 カフェインはアデノシンのアンタゴニストでは、コーヒーの中に含まれているカフェインと、アデノシンとの関係を、化合物の構造と神経伝達物質の面からみてきました。今回は、NK細胞について見てみたいと思います。

NK細胞は、マクロファージから進化したもので、細胞質内にある顆粒から、細胞殺傷タンパク質であるパーフォリンやグランザイムを放出してがん細胞を攻撃する反面、条件が整うと、細菌などをマクロファージと同じように貧食する力も持っているリンパ球といわれています。

このようにがん細胞を攻撃する働きを「活性」というのだそうですが、とても不思議なのが、NK細胞がその「活性」を示すのは、副交感神経に傾いているときなのだそうです。よく、笑いは NK細胞の活性を促進させる、という話を聞きますし、実際に笑いと NK細胞との関係を調べているところもあるようです。

そこで、NK細胞を増やすにはどうするか、と考えるのが普通ですが、がんの患者さんに NK細胞が多いんだそうです。この違い、もうおわかりですよね。NK細胞が多くなるという事と、NK細胞の活性とは違うという事です。

また、がんを攻撃するシステムには、NK細胞と、キラーT細胞の働きの違いを理解することも大切です。免疫細胞は、自分自身とそれ以外を厳密に区別しています。MHC(主要組織適合抗原複合体)といわれる目印を利用して、かん化した細胞が自己の目印である MHC(MHC1クラス分子)を失った場合に攻撃を仕掛けてくるのが NK細胞です。MHCを持ったまま、がん化した細胞をターゲットにするのがキラーT細胞です。

ストレスが加わると NK細胞は、顆粒球や胸腺外のT細胞とともに、それらの比率を増加させるそうです。これは、以前にもお話している通り(一番下の関連記事を参照下さい)、外来抗原に対抗するための免疫システムを、自分の体に起こっている異常な細胞の増殖を排除しようとするように働く免疫システムへ、切り替えているともいえます。

このような免疫システムの移行は、加齢が進んだ場合にも起こりますから、生体の合目的性の神秘的な働きには、本当に感動してしまいます。もちろん、若い間は、ストレスが解消された場合、もとの免疫システムへ戻るわけですから、すばらしい仕組みを持っていますね。

さて、ストレスが加わると NK細胞、顆粒球や胸腺外のT細胞が増えますが、活性という点に関しては、

・NK細胞の細胞殺傷タンパク質放出の活性が低下
・顆粒球は、粘膜や組織の破壊へと活性増強
・胸腺外T細胞は、自己の増殖中の細胞に対する障害活性の増強

ということで、ストレス下では、NK細胞の活性が低下するのだそうです。NK細胞に関しては、交感神経で「その数」を増やし、副交感神経で「活性」を示すことになるようです。NK細胞は、本当に不思議な挙動をしめしますね。でも、これは、先ほど述べたように、生体の合目的性にかなっているから不思議です。

ストレスによる交感神経緊張状態が続く事で、NK細胞、顆粒球や胸腺外のT細胞が増え、がんに対する防御能を増大させますが、その反面、そのこと自体が、自己免疫疾患の原因としても掲げる事ができます。このとき、NK細胞はその活性を低下させることで、がんに対しての攻撃性を弱める一方、自己免疫疾のリスクの軽減にも働いているように見えます。

そのときに、笑いや、リラックスによって患副交感神経へ導かれると、NK細胞はがんに対する活性を増大させ、自己の異常細胞の排除を行い、そして、NK細胞以外の顆粒球や胸腺外T細胞も目的を達成して減少していくという、とても複雑で絶妙な仕組みが働いているようです。

ここ数日間で、NK細胞や、カフェイン、アデノシンなど、いろいろな角度から見てきましたが、コーヒーの中に含まれているカフェインは、特に、中枢神経系においては、自律神経の交感神経を緊張させるような仕組みに働いているようです。とすると、NK細胞の比率を高め、がんを攻撃する体制を整えてくれる準備はできあがるものの、いざ、NK細胞を活性化させるには至らないような気がします。

それでは、研究報告にある「コーヒーはがんを攻撃する NK細胞の働きを活発にする」のは、他の成分なのかなぁということにもなってきます。もちろん、コーヒーの中に含まれている成分には、カフェインだけでなく他にも多数あるようです。交感神経緊張にともなう活性酸素の除去に働きかけるものも存在しています。コーヒーの複合体によって、NK細胞の活性化が実現されているのでしょうか。

お客様で、「私の最高のアロマは、コーヒー」とお話されていた事を思い出しました。コーヒーの香りを嗅ぐと、落ち着いてリラックスできるのだそうです。だとすれば、コーヒーを飲む事により、コーヒーの香りが、リラックスへと誘い、NK細胞の活性を高めてくれる方向へ働く事もあり得るかと思います。

そのとき、体の中では、NK細胞の数が増加し、活性をも促進されてくれているという、がんを攻撃するためにとてもよい環境が整っていることになります。ひまわりは、コーヒーとガンの関係を見ていくうちに、カフェインとアデノシンの関係、NK細胞の働きなど、いろいろな事柄に興味を持つ事ができました。今まで見てきたように、とても複雑な問題を含んでいるため、簡単には説明できていません。

ひまわりは、ここ数日の間、きっと交感神経の緊張状態が続いていると思います。ここで、コーヒーでも飲んでリラックスすることにしましょうか。

● 関連記事
福田安保理論関連の目次
2013.03.17 がんに備えるNK細胞の増加と活性は自律神経の相反する働きと連動
2007.08.10 プリン・ピリミジン誘導体と核酸
2007.06.30 主な活性酸素の発生源と抗酸化
・「2006.11.21 コーヒーとNK細胞の活性」

2006.11.20 カフェインはアデノシンのアンタゴニスト
2006.11.19 プリン骨格とカフェインとアデノシン
2006.11.15 コーヒーとがんの関係

2006.08.03 パーシャルアゴニスト
2006.07.29 大脳基底核とDA
2006.07.27 サブスタンスPとDA
2006.07.24 脳幹に配置された神経核
2006.07.21 脳内神経伝達物質 DA

2006.07.31 顆粒球とヘイフリック限界
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2005.12.10 抗感染症と福田安保理論
2005.12.05 活性酸素とガンの関係
2005.09.18 アレルギー・ガンとNKT細胞
2005.08.01 新・古の免疫システム