● ひまわりが勝手に選んだ植物療法関係の記事一覧です(月別に並べてあります)
植物療法に関係のある記事のもくじ(2005.06.04 〜 現在まで)

今日の秋田は、一日中雨降りの天気でした。朝は寒かったものの今日の最高気温は 9.5度だったようです。それでも季節は「大雪」なんだそうですね。寒暖の差がとても激しい今日この頃です。

下の写真は、先日行ってきた精米機の設置してある場所。白米にするのが目的ではなく、ぬかをいただききに行ってきました。どうぞご自由にお持ち帰り下さい、ということば通り、大きめの袋で 2袋分持ち帰って来ました。

20061204精米機 20061204こぬか1 20061204こぬか2

下の写真は、いただいてきたぬかと、塩、そしてごはんを練ったもの。中央は、干しダイコンです。これらを、タルに交互に敷き詰めていって「ダイコンがっこ」を作るんですって。そういえば、やはりこの季節、昨年もぬかをいただいてきました。ダイコンが収穫された頃の風物詩なんですね。

ラジオでは、ダイコンを干したり、作ったりする場所や、時間のない方のために、ダイコンがっこを漬けるお仕事をされている方のインタビューがありました。右は、今日のお昼に食べた中華風ぞうすい。

20061207ガッコ用ぬか 20061207干しダイコン 20061207中華ぞうすい

12月04日の新聞に、「常識破り ゲノム発見」の記事が目につきました。人間のエネルギーを作り出す「ミトコンドリア」や、女性の DNAに刻まれたルーツの事などに関連するものとして、その不思議な関係にとても興味を持ちました。

記事の内容は、

・生物に最低限必要と考えられていた理論上のゲノムの約三分の一
・不思議な生物は、宿主に寄生して生きる細菌
・その細菌と宿主との関係
・植物の葉緑体と人の細胞にあるミトコンドリアの関係
・細菌が細胞の一器官となる過程の解明

などが書かれていました。

ゲノムは、生命の設計図と呼ばれる全ての遺伝情報をいいますが、その生命を作り上げる遺伝情報が、最低限必要と考えられていた数の約三分の一というわけですから、逆にいえば、どこまで少ない遺伝情報で生命が存在できるのか、という問題にも「このゲノム発見」が果たす役割は相当なものだと思います。

その常識破りのゲノムの持ち主は、「カルソネラ」という細菌なんだそうです。この細菌は、大腸菌の仲間で、もともと「キジラミ」の腸内細菌だったものが、キジラミの腹部にある「菌細胞」という特殊な細胞の中でしか生存できない共生細菌となっていったそうです。それが、約二億年前といいますから、すごいですね。

今回のゲノム解読によって、カルソネラは、

・キジラミが生きるために必要なアミノ酸を合成する遺伝子を持っている
・キジラミは、カルソネラの持っている遺伝子によって、自分自身が生きるために必要なアミノ酸の合成をしてもらっている

という関係が、そして、一方、カルソネラは、

・DNAの複製や、細胞膜を作るための遺伝子が欠けている
・キジラミに保護され、栄養も受け取ることができるので
・そのことが、ゲノムが少なくなっていったことと推測される

ということがわかたそうです。

キジラミは、植物の樹液を吸う昆虫だそうで、このキジラミと細菌のカルソネラの共生関係は、細菌が細胞の一器官となる過程の中で遺伝子の数を少なくしていったのではないのか、ということを考えるためにも非常に重要な手がかりのようですが、その証拠はまだ見つかっていないそうです。

新聞の記事では、植物の葉緑体や、人のミトコンドリアの事が書かれていました。ミトコンドリアといえば細胞の中でエネルギーを作り出すためにはなくてはならない細胞小器官です。当然、人間は、ミトコンドリアで作り出されたエネルギーを利用していろいろな活動を営んでいますから、ミトコンドリアがなければ、生きていくことはできません。

このミトコンドリアと人間は、先ほどの細菌であるカルソネラと昆虫のキジラミとの関係にとても類似しています。細菌の遺伝子が徐々に宿主側に移って減少して、細胞の一器官となったと考えられているからです。

カルソネラは、キジラミの親から子へ感染することを続けることで、その遺伝子を受け継いでいるのだそうですが、人間の場合も、ミトコンドリア DNAを親から子へ引き渡しているのだそうです。この遺伝子はすべて母親のおかあさんから遺伝されるそうです。

以前、ある彼女の持っている DNAと一致する女性を見つけ、女性のルーツを訪ねる、というテレビが放送されていたのを思い出しました。女性であれば、そのルーツをたどることができたのは、ミトコンドリアのもつ DNAにあったのでしょうね。

ということは、男性のルーツ、それは、細胞の核にある DNAではたどることができるのでしょうが、人間としての DNAは、女性のミトコンドリアの DNAの中に隠されているから不思議です。

ちなみに、女性のミトコンドリアの DNAをたどっていくと太古の東アフリカの一人の女性にたどりつくのではないかといわれていますが、果たしてどうなのでしょうか。