● ひまわりが勝手に選んだ植物療法関係の記事一覧です(月別に並べてあります)
植物療法に関係のある記事のもくじ(2005.06.04 〜 現在まで)

今日は、やはり雨降りでした。それでも小雨模様で、今のところ強風はふいておらず、穏やかです。市場はすでにお正月モード。バックグランドミュージックもお正月の曲が流れています。でも、外はまったく雪がありません。このまま、季節感を感じる事ができずに新年を迎えるようになるのでしょうか。

下の写真は、お正月を迎えるのになくてはならない品々。

20061228ゆずり葉 20061228お正月の飾り付け 2006128鏡餅の飾り方

昨日、d-リモネンの代謝とカテコールアミンがらみで、ペリルアルコールとパラシメンの生成について(2006.12.27 ペリルアルコールとパラシメン)ご紹介しました。

追加情報ですが、文中に「
p-サイメン(p-シメン、パラシメン)」という名称が何度もでてきました。通常、アロマテラピーでは、パラシメンという言葉が使われているようです。

では、どうして、こんなにもいろいろな名称の使われ方をしているのでしょうか。その理由を書きあらわしているのが下記の図です。

20061228パラシメン

パラシメンの構造は、上のように、ベンゼン環とメチル基(- CH3)が基本となっています。化学の世界では、ベンゼン環を有する分子に、いろいろな名称を用いて表現しているようです。ベンゼン環は C6H6 という分子式であらわされているように、6個の炭素を持っています。この炭素に、それぞれ、1から 6まで番号を振りあてます。

よく見て下さい。上の右側の図、1の位置と 4の位置に「メチル基」と、イソプロピル基という二つの置換基がついているのがわかります。このように、ベンゼン環に二つの置換基がついている場合、化学では「パラ(p)-」という名称を用いているようです。

これは、1,4 配置といって、「パラ -」、だから、パラシメンという名前だったり、p-サイメンとかいう名前になっているようですよ。では、p-シメンは?

これは英語で「p-cymene」と記述されているため、日本語読みの違いによるものかと思われます。ですから、「
p-サイメン(p-シメン、パラシメン)」ということになり、すべて同じ芳香分子という事になります。

ちなみに、ベンゼン環の炭素の 1,2 配置に二つの置換基がつくと「オルト(o)-」、1,3 配置に二つの置換基がつくと「メタ(m)-」という名称がつくようです。

もっと詳しくお話したいのですが、もう出発の時間になりました。では、今日もひまわりは雨の中一人で会津へ車で帰省してきます。

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精油の化学関連の目次
2006.12.30 抗アレルギーとドーパミン
・「2006.12.28 p-サイメンとパラシメン」

2006.12.27 ペリルアルコールとパラシメン
2006.12.24 モノテルペン類の生成
2006.12.22 リモネンとカテコールアミンの連想ゲーム