ローズマリーとカルノシン酸、ロスマノールについての最新情報はこちらです。

2007.10.23 カルノシン酸とローズマリーの関係(カルノシン酸)
2007.01.17 キャベツとイソチオシアネート(ロスマノール)

今日は、昨日の天気とはうってかわり、日中は雨模様の天気でした。朝は、雪が混じっていましたが、午前中からは雨。本当に冬らしからぬ天候が続いています。

下の写真は、揚げ干し餅です。朝からばっぱは、フライパンで揚げていました。中央の写真のようにお菓子感覚です。右は、揚げ餅の雑煮大根おろし入りです。お昼に食べたもの。今回は揚げてありますから、外側カリカリ、中ふっくらの状態で、とてもおいしかったですよ。

20070118揚げ干し餅 20070118ふぐれっこ 20070118揚げ餅の雑煮大根おろし入り

昨日2007.01.17 キャベツとイソチオシアネートでは、キャベツの中に含まれている成分のお話をしました。

繰り返しになりますが、

・キャベツに含まれるスルフォラファングルコシノレートから、スルフォラファンが代謝され
・発ガン性物質の代謝に関係する解毒酵素に働き、そのキーとして、
Nrf2 という転写因子が関係
・その転写因子を働けるようにするのが、
スルフォラファン
Nrf2 の活性に、ロスマノールが関係しており、ハーブのローズマリーにそれが含まれている

というお話をしました。

そのキャベツやローズマリーは、植物療法ではとても重要なハーブ(野菜)として利用されています。今から 13年ほど前に、ヨーロッパのキュアセンターを訪ねたときのことです。

キュアセンターには、医師が常駐しており、患者さんの症状にあわせて、一日のキュアのスケジュールを組みます。通常は、1週間ほど、ホテル並の宿泊施設に宿泊して、食事、運動、ハーブを利用したキュアのプログラムをこなしていきます。

ツアーでは、確か三日間の宿泊体験だったと思いますが、ある日、ドクターが、キャベツを細かくしたものと、ローズマリーのチンキを混合したものなど(確か)を、キャベツの皮にのっけて、包帯でバンテージしました。その部位は、肝臓の部分。

これは、キャベツ巻きとして、ヨーロッパではよく行われている治療法なのだそうです。内臓に何か問題がある場合、例えばキュアセンターで行われたように、肝臓であれば、肝臓の部位にパップして、バンテージで巻きます。そして、そのまま就寝します。翌朝、キャベツに変化が起こった場合は要注意です。

カラカラに乾いた場合、茶色っぽくなっている場合、すごくいやな匂いが放たれる場合など、キャベツにそれぞれの違いがでるのだそうです。乾燥、黄変、褐変、悪臭の四つの基準があり、それらが物差しとなって、肝臓の状態を推測するのだそうです。

このときの条件によって、キュアで用いるハーブが決まる場合もあります。ひまわりは、確か、体調が悪くじんましんが体に出ていました。翌朝のキャベツは、ちょっと乾燥していました。もちろん、キャベツを用いるのには、それ相当の意味があるわけです。

単なる推測に利用するわけではなく、キャベツそのものが、肝臓に対しての解毒や浄化作用に貢献しています。ですから、キャベツやローズマリーの組み合わせは、単なるアイディアではなく、長年ヨーロッパでつちかわれてきた治療方法の一つなんですね。

メッセゲ氏の薬草療法(自然の友社)」という書籍がありますが、p148 「31 キャベツ」の項目に、

「私はキャベツにアイロンかけができる才能を発揮して、患者さんを笑わせたことが何度もあります。
ちょっと想像してみて下さい。リウマチや通風の患者さんや、腰痛・座骨神経痛で苦しんでいる人びとの目の前で、かかりつけの医師がアイロンのコードをひっぱり出し、キャベツのきれいな葉を大きな丸いキャベツから一枚はぎとって、それがビロウドみたいにすべすべになるまでアイロンをかけるのです。まったく何という医学だろうと患者さんはいうでしょう。でも、これは効きめがあります。それもたいした効きめが。」

キャベツには、このような使い方もできるんですね。処方の項目(上記書籍 p151)でも、「この熱した葉を、肝臓病の発作がおこったときに肝臓の上にあてるとよく効きます」として、ハップ剤としての利用法が書いてあります。

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