昨晩遅く最終の新幹線で東京から戻りました。秋田駅へ降りたつと、さぶ〜。ちょうどその頃、小雪が舞ってきました。時刻はもう、今日に変わっていました。日中の秋田市は、曇り空、とても寒い一日と思いきや、気温は、最低でも、1.8度、最高で 5.2度だったようです。

下の写真、左は、チューリップの生け花。どの花屋さんにも、色とりどりの花が並んでいました。中央、右の写真は、表参道にあるチャペル。三日月が出てましたが、ひときは美しく輝いていました。クリスマスではないんですが、本当にきれいでしたよ。

20070124チューリップ 20070124表参道チャペル1 2007024表参道チャペル2

下の写真は、上と同じチャペルの様子。実際はもっと幻想的でした。別に式を挙げているわけではないようです。

20070124表参道チャペル3 20070124表参道チャペル4 20070124表参道チャペル5

下の写真、左は、路地の突き当たり手前から右手に向かう建物の中。大きなクラゲのようなシャンデリアがドーム状の天井に配置されていました。中央、右の写真は、東京駅の秋田新幹線ホームへ向かう階段の壁にあったポスター。小正月行事が始まります。

2005.09.04 秋田の風景04(なまはげ柴灯(せど)まつり)
2005.09.07 秋田の風景06(かまくら、2005年度版横手かまくらポスター)

20070124表参道チャペル6 20070124なまはげ柴灯まつり 20070125横手かまくら

下の写真、左は、梅干しと梅おかか。梅干しの種を除き、鰹節などと合わせたもの。中央は、ハクサイ、たくあんと大根のビール漬け。右は、ちょろぎとキュウリのみそ漬け。

20070125梅漬け 20070125たくあんハクサイがっこ 20070125ちょろぎみそ漬け

以前、仙台で見つけた「周期表」を見ていました(2006.09.06 仙台で見つけたもの)。下記の図は、111元素の周期表の一部をしめしたものです。

かなり省略していますが、目にとまったのが、「1族、2族」の列。その列の上から三段目と四段目の「3周期、4周期」です。

・1族の3周期 〜 ナトリウム(Na)、1族の4周期 〜 カリウム(K)
・2族の3周期 〜 マグネシウム(Mg)、2族の4周期 〜 カルシウム(Ca)

と、きれいに並んでいます。

20070121周期表

以前、2006.01.29 共有結合でも、見てきましたが、1族の最も外側(最外殻)の電子の数は、1でした。これは、最外殻に何個の電子があるのかをあらわす「価電子」という言葉で表現すると、価電子が 1という事になります。

同じように、2族では、価電子が 2となっています。ちなみに、14族の炭素の価電子は 4、16族の酸素は 6となっています。精油の化学でよく登場する炭素の手は 4とか、酸素の手は 2というのは、原子価の数をあらわしていました(
2006.01.27 炭素の手は4本)。

希ガスと同じように安定した最外殻に配置される電子の数「8」(水素の場合は、ヘリウムと同じ 2 個)から、価電子を差し引いたものが結合の手の本数(原子価)でした。その手を利用して、化学的に安定するよう化学変化が起こりました。特に、炭化水素の場合は、共有結合という化学変化を起こします。

一方、

・1族の3周期 〜 ナトリウム(Na)、1族の4周期 〜 カリウム(K)は、最外殻の電子を 1個放出して、最外殻の電子の数を稀ガスと同じ安定した8個へ
・2族の3周期 〜 マグネシウム(Mg)、2族の4周期 〜 カルシウム(Ca)は、最外殻の電子を 2個放出して、最外殻の電子の数を稀ガスと同じ安定した8個へ

と、原子番号が最も近い稀ガスの原子と同じような電子の配列をとろうとする傾向があります。電子を放出した原子は、電荷を帯びた状態へ「イオン化」することとなります。この場合、

・1族の3周期 〜 ナトリウム(Na)、1族の4周期 〜 カリウム(K)は、1価のプラスの電荷を帯びたイオンへ
・2族の3周期 〜 マグネシウム(Mg)、2族の4周期 〜 カルシウム(Ca)は、2価のプラスの電荷を帯びたイオンへ

「イオン化」することになります。下記の図は、塩化ナトリウムが、水に解ける事で「イオン」の状態へ戻ることをしめしています。逆をいうと、プラスに電荷したプラス(陽)イオンと、マイナスに電荷したマイナス(陰)イオンが、お互いに引きあって結びつけられ塩化ナトリウムができているともいえます。(塩素の場合は、電子 1個を外部から受け取って、アルゴン(希ガス)と同じ電子の配列となり、マイナスイオンとなる)

このようなプラスイオンとマイナスイオンが電気的な引力で結びつけられた結合は、「イオン結合」といわれます。

20070121電解質

1価のプラスの電荷を帯びたナトリウム(Na)イオンと、1価のマイナスの電荷を帯びた塩素(Cl)イオンが、イオン結合という結合の方法で、塩化ナトリウム(塩)という化合物ができます。

水には、電荷の偏りを生じさせる「極性」という、不思議な性質があります。極性というのは、電荷(電気の量)の偏りの事で、酸素の部分にはプラスを引きつける力が、水素の部分にはマイナスを引きつける力が生じるのだそうです。

この性質は、水の中では物質をイオンにしやすい状態を作りだします。塩化ナトリウムを水に溶かすと、イオン結合が解かれて、原子同士がもとのイオンの状態へ戻ってしまいます。

人間は、もともと水棲生物から進化したといわれていますが、体の約 68% が体液で満たされ、「細胞の一個一個が水の中に浮かんでいるような状態」という表現がよく用いられたりします。一般的な海水の成分を見てみると、

● 約 96.6%が水、残りの 約3.4%がその他の成分
○ 水以外の残りの成分は、
・塩化ナトリウム(塩) 77.9%
・塩化マグネシウム 9.6%
・硫酸マグネシウム 6.1%
・硫酸カルシウム 4.0%
・塩化カリウム 2.1%、 その他

海水中では、塩素イオンや、ナトリウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン、カルシウムイオンといったイオンの形で

・ナトリウムイオン 46%
・カリウムイオン 23%
・マグネシウムイオン 14%
・カルシウムイオン 8%

と存在しているのだそうです。

これは、はからずしも、先ほど見た周期表の

・1族の3周期 〜 Na(ナトリウム)と、2族の3周期 〜 Mg(マグネシウム)
・1族の4周期 〜 K(カリウム)と、2族の4周期 〜 Ca(カルシウム)

という、イオン化しやすい無機成分が含まれていることになります。そして、これらの成分は、生体の細胞内外の浸透圧や、生物電気である活動電位と密接な関係にあります。

先日、ひまわりがうっかりして、キーボードにお茶をこぼした事があります。パソコンを動かしている電気は水に弱いですが、生体は先ほどの成分をうまく利用して、水の中で、一個一個の細胞が存在できるようにし、生体電気までをも流す事ができる仕組みを持ちあわせています。

海から発生したといわれる生物、その生物の体内に、海の環境を作りだすことを可能にする仕組み、本当にびっくりしてしまいます。