昨夜から台風並の暴風が吹き荒れ、ちょっと寝不足です。秋田市内は、午後に入ると随分落ち着いてきましたが、秋田新幹線は、1時過ぎから強風のため、運休や大幅な遅れてがでているようです。

今日の最低気温は、日中に記録したマイナス 1.7度。最高気温のプラス 4.4度は、夜中に記録しているようで、日中の気温は、1度まで上がらなかったのではないでしょうか。真冬日並の寒さでした。

下の写真、左は、雪をかぶった椿。大きく育った芽が寒そうです。中央、右は、不気味な雪雲。真っ白な雲と真っ黒な雲が、空に混在していました。

20070204冬の椿 20070204不気味な冬空 20070204冬の田んぼ

下の写真、左と中央は、昨夜のオムライスとチゲナベ。寒い夜にはぴったりの食べ物でした。右は、お昼に食べたタマゴキャベツ丼。

20070203オムライス 20070203チゲナベ 20070204タマゴキャベツ丼

昨夜テレビを見ていると、アロマテラピーに携わっているものにとっては興味のある「受けてみたい授業」が放送されていました。それは「フェロモン」のお話で、受講生のほとんどが、そのタイトルに興味シンシンのよう。

それもそのはず、モテ薬につながるお話ですもの。中でも、とても興味のわいたお話は、

・人間の場合、女性が、パートナーを匂いで選んでいた
・その場合、HLA という「ヒト白血球型」が関係している
・不思議なことに、女性は自分の HLA とは一番かけ離れた HLA を持つ男性の匂いを選ぶ
・女性が、パートナーを心地のよい匂いということで選んでいるのに対して
・親子の関係の場合、娘がおやじ(父親)の匂いを嫌な臭いと感じる

ということが、HLA の関係で分かったというもの。HLA は、Human Leukocyte Antigen と呼ばれるヒト白血球型(抗原)で、体中のほとんどの細胞に存在するタンパク質だそうです。もともと、HLA は、臓器移植の時に、組織の適合性を調べるのに利用されていました。この型が適応していない場合に「拒絶反応」が起こります。

移植細胞の表面の抗原は、組織適合抗原といわれていますが、一人一人、遺伝的に定まっていて、人間の場合には、この HLA は、主要な組織適合抗原のため、MHC(主要組織適応抗原複合体)といわれているそうです。自分と他人(自己と非自己)を区別する目印ということになります。

女性は自分の HLA とは一番かけ離れた HLA を持つ男性の匂いを選ぶ」ということは、臓器移植であれば、拒絶反応を起こすことになるのでしょうが、匂いにより、一番かけはなれた HLA を選択することで、一番ピッタリのパートナーを探し出している事になりますから、本当に本能的な感覚器官として「嗅覚」が関係していることになりますね。

スタジオでも、実験が行われ、出演者を男女にわけて、男性のシャツの匂いをその男性の顔で選ぶのではなく、最初に番号で選ばせる、という事をしていました。ある女性は、臭いと感じるのに、別の女性はいい匂いと感じているようです。

もちろん、その匂いがいい香りと感じた女性でも、実際の男性の顔と対面すると、とたんに逃げ惑いますから、人間の嗅覚と視覚、そして、それらを脳神経を介して感じ取っている「脳」は不思議としかいえません。

本能的に嗅覚が HLA により、「好きか嫌いか」と感じるのは、「扁桃核」の働きなのでしょうか。でも、視覚からの情報は、過去の記憶との関係からでしょうから、いかに嗅覚が本能的な脳と密接に関係しているかがうかがわれます。前回「
2007.01.22 においを感じる仕組み仮説覆す」でも投稿しましたが、嗅覚はとても不思議です。

今回の事で、強い子孫を残すという種の保存という本能と、嗅覚が密接な関係にあり、おやじ臭(父親)を嫌がる娘の関係(HLA が遺伝子的に近いため)も明らかになりましたが、一般的なおやじ臭は、やはり、他の感覚器官がなせるわざなのでしょうか。

このフェロモンは、鋤鼻(じょび)感覚細胞と密接な関係にあり、先日の嗅覚の問題も含め、今後詳しく調べてみようと思っています。

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