今日は、わりとキリリとした寒さの中に柔らかい光がさす朝をむかえました。今朝の最低気温はプラス 1.9度と例年よりも高いのですが、昨日来の暖かさがそのような感じにさせているのでしょうね。日中の最高気温は、5.5度だったようです。予報では、日中でも吹雪くという事でしたが、午後からは薄曇りで、日もさす穏やかな天気でしたよ。

下の写真は、すっかり雪のなくなった山の風景の中で見つけた春のイブキ。左は、カモミール ジャーマンの芽、中央は、西洋ナツユキ草の芽です。右は、冬のまっただ中なのに春の小川?です。

20070207Gカモミールの芽 20070207西洋ナツユキ草の芽 20070207春の小川

下の写真、左は、昨晩のおかず。シーチキンとトンブリの和え物。中央は「カンナケズリ」という米のアラレ。

ばっぱに作り方を教えてもらいました。ついた餅を水でドロドロにし、それを冬の戸外で乾燥させるのだそうです。最後の仕上げにコンクリートの上に二、三日置いてできあがり。それを、本当にカンナで削るんだそうですよ。それを油で揚げた米のアラレです。右は、お昼に食べた親子丼ぶり。

20070206トンブリシーチキン 20070207カンナケズリ 20070207親子丼ぶり

下の写真は、今日届いたポスターの一コマ。これが今日のブログタイトルとなりました。今年、03月03日に公開される予定の「パフューム」という映画のポスターを写させていただいたものです。

20070207パフューム1 20070207パフューム2 20070207パフューム3

あるアロマテラピーの協会から届いたポスターでした。裏表が印刷されたとても大きなもの。もう一つは、シール付きのまあるいワッペン型のもの。そこには、

・香りをつくってフランスに行こう!
・「パフューム ある人殺しの物語」公開記念!
・永遠の美の香りコンテスト

という、何とも物騒なサブタイトルのついたものでした。映画配給会社とアロマテラピーの協会の利害が一致したことからなのでしょうね。

映画配給会社が、この映画のポイントに「
天才調香師の奇数な人生を描いた」そのストーリーの中に、

・舞台となる 18世紀のフランスにおける香水分化の発達
・冷浸法や水蒸気蒸留法の様子が映し出される
・アロマテラピーで馴染みのある植物がたくさん登場する
・グラースでの花の収穫シーン

など、盛りだくさんのアロマに関連する事柄が登場することに着目されたのでしょう。協会も、アロマテラピーを学ばれている方々にとってはとても貴重な情報ということのようです。

どんな内容なのかは、わかりませんが、1985年に書かれた小説がもとで、世界 45カ国に翻訳されて、ベストセラーとなったもののようです。副題がどうも気になるところですが。

これら、とても両当事者にとっては利害が一致するイベントに、さらにプラスされている企画が「
香りをつくってフランスに行こう! 永遠の美の香りコンテスト」。アロマテラピーに携わってなくても、この企画には、さすがに興味を引きつけられますよね。

本当にうまく、情報に惑わされている感じがします。まさに、
閾値下で作動する「フェロモン」の香りのように、人々の心を惑わす魅力がこの企画にはあるような気がします。

このコンテストの内容も、

・天才調香師が求めた究極のエッセンスである絶世の美女を表現した香水を創作する

というものですから、この言葉自体にも魅力がありますね。応募の締め切りが、映画の上映日からだいたい二週間後の、03月16日ですから、映画を鑑賞した後にも応募できるようになっていますから、見事な企画です。

そうそう、小さなパンフレットによると、「公式 HPには、テーマの絶世の美女」も登場しているようで、その映像を観て、イメージし、ご自身の思いやメッセージも添えて応募する、という手順が書かれていました。

以前
2006.04.12 劇場では静かにスルメを焼かない事でも、ご紹介しましたが、ぜひ、この企画、事前に募集して、グランプリに輝いた香りを、劇場にて流していただきたかったですね。そこが、この企画の意図するところのポイントがずれているところ、ということになるのかなぁ。

でも、流された香りのイメージと絶世の美女が直接結びつくようであれば、大成功ですが、副題の「ある人殺しの物語」と香りのイメージが結びつくと、ご覧になられた方々の印象はとても複雑なものとなってしまいかねません。

香りは、そのように映画で得たイメージや印象と深く結びつくことになります。ひまわりは、もうその映画のイメージが、ある香りと結びついてしまっていました。その香りというか「匂い」は、今日届いた大きなポスターの「
印刷の香り」でした。

● 関連記事
2006.10.02 におい再現の装置
2006.04.12 劇場では静かにスルメを焼かない事
2005.09.07 脇見運転警告の香り