今日は、朝から快晴の天気。そのせいもあり、放射冷却現象により、だいぶ冷え込みました。フロントガラスには霜がびっしりおり、水たまりには氷が張っていました。今日の最低気温は、マイナス 1.8度、最高気温は、昨日よりかなり高めの 12.2度でした。そんな中、各地の桜の開花予想日の一部が放送されていましたが、このまま行くと、東京では観測史上最も早い開花日を迎えそうです。
下の写真は、昨夜の晩ご飯。左は、ツブの刺し身。中央は、ニラタママグロ雑炊です。右は、今日の朝、フロントガラスにこびりついた霜。
下の写真は、今日のお昼ご飯。とんぶりとトロロをベースに納豆と卵を混ぜた丼ご飯。右は、白菜のスープです。
今日の秋田はとても暖かで穏やかな一日でした。夕暮れの光がさしこむ風除室では、昨年葉を落とした西洋カノコ草が、こんなに鮮やかな緑の葉っぱを出していました。右は、ブラックベリーの葉です。
先日テレビを見ていると、おもしろい CMが流れていました。ベートーヴェンが、楽譜のある部分を、何度も書き直したらしく、六枚だったかの修正液で塗られた部分が一枚一枚、シールのように剥がされていくシーンです。
もちろん、修正液の CMですから、それはそれでなるほどな、と思えたのですが、そのとき、ある事が頭に浮かんできました。いつだったか、NHK の「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演された指揮者の方を思い出したのです(調べたら大野和士さんという方でした)。
その方が、オーケストラの指揮をする場合、その曲が作られたあらゆる状況を調べて、作曲家がどんな気持ちでこのフレーズを作り、この曲を完成させたのかを徹底的に研究するのだそうです。
同じメロディーでも、こういうことを表現したかったと思えたので、このようにこのフレーズは弾くんです、と弾き出したピアノのメロディーが、普通に弾かれたメロディーと全く違って心に響いてきたのが印象的でした。
きっと、ベートーヴェンが、楽譜のある部分を何度も書き直したのには「その理由」があるわけで、それが、CMのように、書き直された履歴をたどることで、どのような思いがあって、そのように書き直したか「そのプロセス」がわかるのではと思ったわけです。
この「プロセス」があって、有名なヴェートーヴェンのクラシック音楽が存在するわけです。そのクラシック自体を鑑賞することはとてもすばらしいことですが、その曲が現在のような曲になった「そのプロセス」を理解すれば、より深く音楽を楽しむ事ができるのではないでしょうか。
植物療法においても、同じような事がいえるかと思います。現在ある体調の状態、肌の状態だけを見て、どうしてそのような体調や肌になったのかという「そのプロセス」を知らずして「何を選択」して、「どのような方法」で手当てするのか、という「方針」を頭の中で描くことはできません。
下記の図は、体質や、体質から得られる体調傾向、肌傾向を示していますが、このような考え方をイメージすることで、その体質の方のトータルな情報を弾き出すことが可能となります。
ベートーヴェンの修正液から、あるプロフェッショナルの指揮者、そして、植物療法へと思いが巡った CM でした。
● 関連記事
・「2007.02.14 千島学説とアユルヴェーダ」
・「2007.02.12 体質形態学と千島学説」
・「2007.01.27 受容体と運動能力の差と体質気質」
・「2006.01.19 ビューティーマネージメントゲーム」
・「2007.01.27 受容体と運動能力の差と体質気質」
・「2006.01.12 発生学と千島学説」
・「2005.11.01 体質を把握するということ 」
・「2005.10.19 福田安保理論と体質形態学 」
・「2005.10.02 適応力と体質」
・「2005.09.30 手作りイオン導入器」
・「2005.08.26 現在の肌を内面から考える3」
・「2005.08.25 現在の肌を内面から考える2」
・「2005.08.22 現在の肌を内面から考える1」
・「2005.08.19 肌傾向と実際の肌質との関係」
・「2005.08.17 肌や身体と季節の関係」
・「2005.07.12 体質の把握はとても」
・「2005.07.11 まず第一に体質の把握」
・「2005.07.11 植物と美容の関係」
・「2005.07.10 植物療法の概要」
・「2005.06.18 植物療法の基本」
・「2005.06.11 植物療法の基本は体質学というけれど」
下の写真は、昨夜の晩ご飯。左は、ツブの刺し身。中央は、ニラタママグロ雑炊です。右は、今日の朝、フロントガラスにこびりついた霜。
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下の写真は、今日のお昼ご飯。とんぶりとトロロをベースに納豆と卵を混ぜた丼ご飯。右は、白菜のスープです。
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今日の秋田はとても暖かで穏やかな一日でした。夕暮れの光がさしこむ風除室では、昨年葉を落とした西洋カノコ草が、こんなに鮮やかな緑の葉っぱを出していました。右は、ブラックベリーの葉です。
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先日テレビを見ていると、おもしろい CMが流れていました。ベートーヴェンが、楽譜のある部分を、何度も書き直したらしく、六枚だったかの修正液で塗られた部分が一枚一枚、シールのように剥がされていくシーンです。
もちろん、修正液の CMですから、それはそれでなるほどな、と思えたのですが、そのとき、ある事が頭に浮かんできました。いつだったか、NHK の「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演された指揮者の方を思い出したのです(調べたら大野和士さんという方でした)。
その方が、オーケストラの指揮をする場合、その曲が作られたあらゆる状況を調べて、作曲家がどんな気持ちでこのフレーズを作り、この曲を完成させたのかを徹底的に研究するのだそうです。
同じメロディーでも、こういうことを表現したかったと思えたので、このようにこのフレーズは弾くんです、と弾き出したピアノのメロディーが、普通に弾かれたメロディーと全く違って心に響いてきたのが印象的でした。
きっと、ベートーヴェンが、楽譜のある部分を何度も書き直したのには「その理由」があるわけで、それが、CMのように、書き直された履歴をたどることで、どのような思いがあって、そのように書き直したか「そのプロセス」がわかるのではと思ったわけです。
この「プロセス」があって、有名なヴェートーヴェンのクラシック音楽が存在するわけです。そのクラシック自体を鑑賞することはとてもすばらしいことですが、その曲が現在のような曲になった「そのプロセス」を理解すれば、より深く音楽を楽しむ事ができるのではないでしょうか。
植物療法においても、同じような事がいえるかと思います。現在ある体調の状態、肌の状態だけを見て、どうしてそのような体調や肌になったのかという「そのプロセス」を知らずして「何を選択」して、「どのような方法」で手当てするのか、という「方針」を頭の中で描くことはできません。
下記の図は、体質や、体質から得られる体調傾向、肌傾向を示していますが、このような考え方をイメージすることで、その体質の方のトータルな情報を弾き出すことが可能となります。
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ベートーヴェンの修正液から、あるプロフェッショナルの指揮者、そして、植物療法へと思いが巡った CM でした。
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